ロットネスト
6/24 松永幹厩舎
24日の阪神競馬ではまずまずのスタートから好位の内を追走。馬群の中でなかなか動ける場面がなく、直線はジリジリ脚を伸ばしたものの4着。「今日は内枠に泣いたレースでした。スパッと切れる脚がないので、2、3番手でいつでも動けるというレース運びをしたかったんだけど、ずっと閉じ込められてしまったから。じわじわといい脚を使うので、もう少し枠が外なら勝ち負けでした。芝、ダートは問わずに走ってくれそうです」(福永騎手)超スローペースだったこともあり、スムーズに動ける外めの枠ならまた違ったと思わせるレースでした。ただ、不得手な上がり勝負でもしっかり脚を使っていましたし、このクラスの勝利は近いでしょう。
>4着 最後は勝ち負けと思って入ただけにちょっと残念ですが次走はダートの予定とか今度こそJRA初勝利です。
6/27 松永幹厩舎
27日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はこの馬に不向きな流れになってしまいましたし、動きづらいポジションだったことも響きました。それでもそう差のない競馬はできていますから、決して悲観することはないでしょう。レース後、右前脚の球節部分がちょっと腫れっぽくなっていたのですが、獣医さんによるとレースを使ったあとなりの疲れだとのことで、今朝などはほぼスッキリと見せています。目一杯走り切っていないだけに、馬体自体は疲れを見せていませんし、このままガクッとこなければ続けて使っていきたいと思っています。一応来週のダート戦あたりに特別登録をして様子を見ながら判断していきます」(松永幹師)状況次第で見送る可能性もありますが、今のところ7月7日の中京競馬(沓掛特別・ダ1800m)
マデイラ
6/23 函館競馬場
23日の函館競馬では前半は無理をせず後方を追走する。勝負どころからジワジワと上がって直線は外から伸びようとするも、最後は勢いがなくなってしまい7着。「スタートは前走と同じようにゆっくりめでしたが、道中の感じは悪くなかったですし、勝負どころでは楽に上がっていけました。これならと思っていたら、ギアがまったく替わらず、むしろ手応えが急になくなってしまいました。どこかでモタれたとかはなかったですし、前走の感覚からはこんなはずではないのですが、どこかで気持ちが切れてしまったのか…。結果を残せず申し訳ありません」(吉田隼騎手)
>7着 マデイラの力はまだまだそんなもんじゃないと思うんですけどね。
6/27 函館競馬場
27日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は、この馬の気難しさが出てしまったような内容でした。パドックからの気配は良く、ジョッキーも『これなら』と思ったようですが、こちらも気性を分かっているだけに『安心するなよ』と言っていたんです。結果、道中は抜群の手応えなのに、直線追い出すとスカスカでまったく伸びてくれないというレース。ジョッキーもびっくりしていました。ただ、まともに走っていないだけに疲れがないのが救いです。馬自身も元気いっぱいですし、このまま調整していきます。中1週ではありますが、来週なら1200m戦が2鞍組まれているので、使えそうなら使っていきます」(荒川師)7月7日の函館競馬(下北半島特別・芝1200m)もしくは8日の函館競馬(3歳上500万下・芝1200m)に出走を予定しています。
ワンサイドゲーム
6/27 松永幹厩舎
27日は栗東坂路で追い切りました(57秒7-40秒9-25秒5-12秒8)。「先週の帰厩後も順調に調整できています。今朝は坂路で追い切っていますが、終いの反応が非常に良く、心身ともにいいリフレッシュができたと思いますよ。日曜日に締め切りだった名古屋の地方交流に登録を行ったのですが、残念ながら選出されませんでした。気性的にも馬体的にも、あまり追い切りを重ねていっていいタイプではありませんし、来週あたりには使いたいと思っています。また、今週末締め切りの地方交流競走が大井と笠松にありますので、当日頭数が少なそうな方に登録をしていくつもりです」(松永幹師)7月10日の大井競馬(フォーチュネイトラベンダー特別・ダ1200m)もしくは11日の笠松競馬(あじめ峡賞・ダ1400m)に登録をする予定です。
リモンチェッロ
6/29 NF空港
この中間も順調に調教を積んでいます。現在は週3日900m屋内坂路コースをハロン17秒で駆け上がっており、そのうち2日は2本の調整メニューをこなしています。残り3日は角馬場でのフラットワークと1000m周回ダートコースでのスローキャンター調整を併用して進めています。ここにきて精神面に成長が見られ、テンションが上がることが少なくなっているのは良い傾向です。確実に成長してきていることが馬体や動きを見ても感じられるので今後も慌てずにじっくり乗り込んで良さを引き出していく予定です。
カーヴィシャス
6/26 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「ここにきてだいぶカイバ喰いが安定してきました。そのおかげで遠慮なく攻めていけますし、馬体の張りも良くなってきましたね。動きはしっかりしていますから、このまま入厩に向けて順調に進めて行けそうです。馬体重は458キロです」(NFしがらき担当者)