走行時、特に発進時と変速時にしゃくる様な振動が車内にも伝わっていた。
エキマニとセンターパイプの取り付けが緩んでいるのではと覗き込むが違う。
センターパイプから後ろの中間からリアーにかけての吊りゴム、フランジ部の取り付けボルトの緩みも無かった。
一体何の音か.....。
社外品のエアクリーナーを付けているので、其の周辺も見たが異常無し。
“しゃくる” .....。
振動が酷い.....。
エンジンのマウント部を疑った。
マウント部に眼をやると、マウントボルトが少し浮いている。
矢張り.....。
緩んでいた。
3本在る内の下側から取り付けるマウントボルトが見当たらない。
緩んで抜け落ちたに違いない。
取り敢えず、上からの2本を締め付けた。
此の2本もかなり緩んでおり、エンジンが傾いていた。
此れ何の疑問も持たずにいたら、エンジンがマウントから外れて大惨事になる所だった。
抜け落ちた、下側からのボルトだが、純正を調達するには日にちがかかる為、応急措置としてM10×80程度の六角全ネジにM10平ワッシャー、M10スプリングワッシャーで取り付ける事とした。
振動が無くなり、走りも軽くなった。
実は、エンジン側マウントにヘタリが在り、昨年自分で交換していた。
此の時の締め付けが甘かったのと、こう云うエンジンやミッションのマウントを交換した際は、数日経ってから増し締めをしてやらねばならぬ。
まぁ、タイヤ交換後の試運転後の増し締めと、数日経ってからの緩み確認と同じで。
嗚呼、不覚だった。