「○○を救う会」と題して、難病の治療費を大々的に募る呼び掛けを偶に目にする。
殆どが米国へ渡米している。
何故、米国に集中しているのかと云えば、イギリスやオーストラリアでは、特に日本人に対して、激しく拒絶している。
抑々、此の海外での移植は、
「主に移植技術がない国や、保険適用がない国から受け入れる為にある」
と云う事である。
吾は、若し自分の子供が此の立場に在ったとしても、彼等の様に活動するエネルギーは無い。
此の活動の「ケツ持ち」をする組織や団体が多岐に渡るアドバイスや段取りをする。
他人にカネを募るのであれば、自らも幾らか自腹を切らねばなるまい。
自らは身銭を切らず、他人から搔き集めたカネのみで移植手術を行うのであれば、其れは違うのではないかと思う。
若し、難病を持つ子の家に相当な財産が在るのであれば、其れを整理してカネを工面し、そして生活レベルを下げ、其れでも足らない処を他人に頼ると云う所迄行わなければならないのではないか。
此れ等の活動が凡てではないが、中には詐欺行為も数例在った。
本当に正しくカネが遣われているのかどうかである。
最近は、詳細な収支報告が報告されていると云うが、其れも正確なものかは解らない。
数字等はどうでも操作して、収支報告は出来る。
吾は、こういう活動は懐疑的に見る事にしている。
吾は、此の活動に協力する気は無い。
他人の個人的な事にカネで協力する程余裕は無い。
此方が助けて貰いたい位だ。