都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

国土調査

2010-06-10 00:20:40 | 日記
国土調査

2010.6.9日

今日は、ちょっと硬めの、お話です。
きっと、今の地図が出来上がって、このような大掛かりな調査は、
始めてでは、ないでしょうか??
『剱岳 点の記』 {映画} 以来かも!!??。

*土地の持ち主【隣地を接する地主】 と、
  調査員の方々が集まって、境界を、確認していきます。
*このピンクの 【国土調査のリボン】 と 
  【杭打ち】 を、目印に本格的な、測量が、始まります。

私の父は去年還暦をむかえました、、、
その父が、自分のところに関係する土地の境界線が良くわかるように、、
また、みんなが通りやすいように、下刈りを、したのです。
田舎の山の事、、、小さくありません。
でも、いい加減な事で、自分達の所有地が、小さくなるのは情けない話です。

私も、主人に、
【山には山のルールがあるから、
 おじいちゃんが、元気なうちに、教えてもらっておいたほうが、良いよ】
と、 言ったのですが、
【仕事がある】 と逃げられてしまいました。

私は小さい時から、父とよく山に出かけました。
父は言あるごとに、
【ここは誰々さんの山】
【ここの境界は、この木と、この木の間】
【ここは、この溝の中心】
【この木は境木になるので、切ったらいかんよ】
と、
細かく、そのつど、教えてくれました。
昔からこうやって、山のルールが、口移しで、教えられてきたのだと思います。

この土地は自分のものだと、主張し始めたのは、いつごろからなのだろうか??
溝を掘ったり、
隣と違う木を植えたり、
間隔を詰めて植えたり
木を切り出すための、道を決めたり、、


その 【受け継がれてきたルール】 に、のっとって、現在も、あるのです。


2010.4.6日 撮影  地名【長者久保】




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