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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

【ココロノマルシェ】ご相談への回答 -彼女の母親に怒りを感じる-

こんばんは。

アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

 

本日は、無料お悩み相談サイト「ココロノマルシェ」でのご質問にお答えします。

 

彼女の母親に対する怒りでお悩みのソウタさんからのご相談です。

 

(以下、ご相談内容)

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私は現在、彼女と同居生活しているのですが、彼女の母親といる時に、どうしてもイライラしてしまい、怒りを抑えられない時があります。

特に、彼女の母親が「その考え方は間違っている、それは正しくない」と言う様な正論を振りかざされた時に、否定された様な気持ちなり、癇癪を起こしそうなります。せっかく今まで気付いてきた関係性を壊したくない事もあり、いつも自分は我慢しています。

そういったイライラした感情、納得行かない感情に苛まされた後は、下痢だったり、鼻詰まりや頭痛といった身体の不調がよく起こります。いつも左側に起こります。

身体の左側に問題が多くある事から、女性性や母親との関係に何かヒントがあると思い、過去の事を振り返ってみると、今まで自分が怒りを抑え切れずに爆発させてしまった時は、いつも女性が近くにいた事に気が付きました。

私の両親は離婚しており、父は家を出て、私は母、妹との3人で暮らして来ました。
女手一つで、私を育ててくれた母には、感謝していると同時に、以前母親が隠れて他の男性と会っていた事や、新しい男性を紹介したらしたで、母がその男性に依存している事、母親の考えが、その男性の考えになってしまっている事、そういう所を見て、裏切られたような、蔑ろにされたような感覚、また怒りを感じます。

まさに、母親から自分を切り離せていない様な感覚があります。
何故彼女の母親といると、彼女の話す言葉一つ一つがどれも批判、否定の様に聞こえてしまうのか、自分で考えているのですが、この怒りの原因が何なのかは、未だにハッキリしていません。

私の母親は彼女の母親と似ているわけでもないです。
何かアドバイスを頂けると、幸いです。

25歳 男性

****

 

(以下、回答です)

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ソウタさん

 

こんばんは。

この度はご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。

 

ご相談内容からソウタさんの価値・魅力をたくさん発見しましたので、ぜひお伝えさせてください。

 

まず25歳の若い男性であるソウタさんが自分の心と正面から向き合い、この「ココロノマルシェ」を見つけ、勇気を持ってしっかりした相談内容を寄せていただいたことに、ソウタさんの内省する力の高さ、心のことを勉強して自己分析に活かす知性、そして相談サイトに投稿し課題解決に勤しむ行動力・主体性の高さを感じました。

 

一般的に男性は自分の感情と向き合うのが苦手であり、それがゆえに感情を重視する女性とのパートナーシップにおいて多数のトラブルを引き起こすのですが、ソウタさんは問題を起こす前に感情的な行動を自制し、かつご自身の心としっかり向き合おうとされています。

それができる男性は決して多くありません。

 

またご相談内容においても実のお母様や彼女のお母様を一切責める事なく、ご自身の感情はあくまでご自身のものとして責任を持とうとする自律性の高さも伝わってきました。

 

そして女手一つでご自身を育ててくれたお母様、そして大切な彼女のお母様に対する配慮、思いやり、深い愛情も感じました。

 

ソウタさんはお母様との癒着を懸念していらっしゃいますが(内省はとても大事ですしぜひ続けて頂きたいですが)、内省の前にまず上記のようなご自身の長所・価値・魅力にぜひ気づいて頂きたいと思います。

 

そして、今ソウタさんが抱えていらっしゃる問題は、そうしたご自身の長所・価値の裏返しなのだとしたら・・・どうでしょうか?

 

少し説明をさせてください。

 

◆ソウタさんは彼女のお母様と交流する機会が多い様子ですが、それはなぜでしょうか?

 

・・・あくまでカウンセラーもるもの邪推ですが、彼女がお母様のことが大好きあるいは気を遣っていて、ソウタさんにもお母様とうまくやってくれることを期待しているから、では無いでしょうか?

 

そしてその期待に応えようとするのは、ソウタさんの彼女への愛情からではないでしょうか?

 

◆彼女のお母様の発言に腹が立っても我慢して、結果として左半身の不調や下痢、鼻づまり、頭痛など、ご自身の身体症状にしわ寄せが行くのはなぜでしょうか?

 

・・・あくまでカウンセラーもるもの邪推ですが、「彼女のことも彼女のお母様のことも悲しませたくない」というソウタさんの思いやりが先に来るからではないでしょうか?

 

◆ソウタさんのご両親は離婚されお母様が女手一つで育ててくれたとのことですが、「母親から自分を切り離せない」「母親に男性の影がチラつくと裏切られたような、蔑ろにされたような、怒りの感情を感じる」のはなぜでしょうか?

 

・・・あくまでカウンセラーもるもの邪推ですが、それだけお母様のことを愛していて、大切にしたかったからではないでしょうか?

 

 

今ソウタさんが課題を抱えているのは、ソウタさんの彼女、彼女のお母様、ご自身のお母様への思いやり・愛情があるからだとしたら、どんな気持ちがするでしょうか?

 

ご自身の中に「母親との癒着」「母親への怒り」を見るのと同様に、同じくご自身の中にある「母親および母親を代表とする女性への深い思いやり・愛情」をしっかり見据えて頂きたいと思います。

 

ソウタさんの思いやりと愛情が、ご自身の左側を不調にさせてまで女性たちを傷つけまい、守りたいと行動させているのです。

 

そして、そんな男らしくて優しいソウタさんに免じて、一つだけ許して頂きたいことがあります。

 

隠れて他の男と会っていたり、男性に依存して考え方を男性に合わせてしまう、そんな弱いお母様をぜひ許して頂きたいのです。

 

ソウタさんが男らしいのと同じように、お母様はとても女性らしい方です。

 

女性は何歳になっても、たとえ母親であろうとも1人の女性です。

 

そして、好きな男性のために自分の気持ちを抑えて、合わせてしまう生き物です。

 

ソウタさんはそんなお母様の女性らしさを見て、ご自分がお母様の一番の男になれなかったような、そんな寂しさ、悔しさ、無力感を感じているのかも知れません。

 

でも、お母様にとっての事実はそうではありません。

 

お母様にとって、ソウタさんはこの世に生を受けてから今日まで、そしてこれからもずっと世界一の男性です。

そしていくつになっても守るべき、心配すべき存在です。

 

でも、お母様も所詮1人の女性でございますので

 

男性に甘えたい時もあれば、男性の意見に染まってしまう時もあります。

 

もし、お母様とご自分を切り離したいのであれば、こう唱えてみてください。

 

「所詮、オカンはただの女だ」

「オカンはオカン、俺は俺」

(できれば1日100回唱えましょう!)

 

慣れてくると、徐々にお母さんを「アイツもただの女だ。男に甘えることがあっても仕方ない」「俺は俺で彼女を幸せにするよ」と許せるようになるはずです。

 

ちなみに彼女のお母様に対して「『その考え方は間違っている、それは正しくない』と言う様な正論を振りかざされた時に怒りを感じる」のは何ら問題無いと思います。

誰だって自分の考えを頭ごなしに否定されるのはイヤなものです。

 

無理して怒りをコントロールしようとせず「いや〜そう正論を言われちゃうと僕も辛いっすよ〜」と本心をさらっと伝えられるようになるといいですね。

それでもお母様の態度は変わらないかも知れませんが、ご自分の感じた気持ちを素直に表現することでソウタさんの心が「わしゃっ」と喜びますので。

 

またどうしても感情がコントロールできずに辛い時は、ぜひそっとそんな胸の内を彼女に伝えてみてください。

今度は彼女が女性らしさを発揮して、ソウタさんの支えとなってくれるはずです。

 

子どもの頃からお母さんを気遣ってお母さんを支える自立した男であり続け、今は彼女と彼女のお母様を気遣いながらご自分の感情をコントロールしようと努める優しくて愛に満ちた男であるソウタさんは、きっと彼女の女性らしさを引き出し、お互いが支え合って幸せなパートナーシップを築くはずです。

 

ソウタさんの幸せを心よりお祈りしております。

 

ご参考になりましたら幸いです。

****

 

以上です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

 

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