こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。
「自分らしくいて気の合う人と出会いたい」とお悩みの まみさんからのご相談です。
(以下、ご相談内容です)
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はじめまして。ご相談させてください。
カウンセリングを受けたり、心理学を少し勉強して、
自己否定が少なくなったら、自分らしく生きたいと言う欲が強くなりました。
私はどこか一般的な感覚からズレているようで、
変わった人扱いで浮いてしまったり、実際話が合う人や波長が合う人がいません。
今までは、興味のない場所へ人と出掛けたり、話も合わせたりしてどうにか孤独を紛らわしてきました。
でも、自分を装って人と接していても楽しくないし疲れます。
もう大人ですし、ある程度相手に合わせること、本音で何でも話す必要はなく、全てが合う人はいないとは理解していますが、場が白けてしまう、時には相手が怒ってしまう事も。。。
話が続く相手は、人を支配するタイプ(自慢したいや空気を読まない、我儘な人)かコミュ力が高い誰とも合わせられる人の様な気がします。
出会いを求めて、色々な場に参加してみたりもしたのですが、微妙な空気が流れてしまいます。
嫌な思いをするし、苦手意識が強まる一方です。
相手に共感が出来ない、好みが正反対になってしまう人と出会うことが多いです。
例えば、AとBがあれば、相手がA、私はB。
相手も話が合わないって怒りだしたり、不機嫌に。
お互いに嫌な思いになってる感じですね。
気が合うお互い疲れない人に一人でも出会えればいいなというのが本音です。どこかへ出掛けたり、話したり出来る相手。(すみません。レベルが低くて。)
少し変わり者?の人間は、自分らしく生きて気の合う人と出会うのは、難しいのかなと思う一方、私より個性が強そうな人でも自分に合う人をきちんと見つけているなという
希望と失望があります笑。
気が合う人と出会えなかったら、それも運命だと孤独と付き合うしかないのかなと
も思いますが、気が合う人と出会いたいです。
それとも、実は意気投合は経験出来る人は少ないものなのでしょうか?
お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。
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(以下、ご回答になります)
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こんばんは。
この度はご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。
まみさんのご相談を拝読していて、まるでいつぞやかの自分を見ているような気分になりまして、どうしてもご回答したくなりました。
まず、まみさんがカウンセリングを受けられたり心理学を学んだりしてご自身と向き合い、その結果「自己否定が少なくなり」「自分らしく生きたい」と思われたのがとても素晴らしいと思いました。
このあと「人と仲良くなる方法」についてお伝えして参りますが、そもそも他人と仲良くなることなんて、まみさんが一連のプロセスを通じて達成された「ご自分自身と仲良くなる」に比べたら大して重要なことではありません。
人は、自分の感じたことを素直に感じられなかったり、それを表現できなかったりすることにストレスを感じる生き物です。
まみさんはご自分と向き合うプロセスを通じて、ご自分の感じ方に素直になったり、ご自分らしいあり方を模索されてきました。
それ自体が素晴らしいことであり、今後他人とどう関わろうとも一番大事なことは「ご自分の感じ方に素直であること」です。
どうか一連のプロセスを経てご自身が達成されてきたこと、そして何よりも自分が自分の味方で居続けることを忘れないで頂きたいと思います。
前置きが長くなってすみません。
とても大事なことだし、まみさんがそのプロセスを順調に辿っていらっしゃることがとても素晴らしいと感じたので、あえて強調させていただきました。
そして、まみさんはご自分に寄り添うプロセスの延長線上として、他人にも寄り添って仲良くなりたいと望まれているのですね。
それもとても素晴らしいことだと思います。
ご相談文を拝読した上で、他人と仲良くなる上で大事なポイントを2つお伝えいたします。
1:ご自分が「変わっている」具体的な証拠をできるだけ多く見つけましょう。
2:「仲良い」「気が合う」のハードルを下げましょう。
まず1:についてですが
まみさんは「自分は変わり者」「一般的な感覚とズレている」と書かれていますが、どんな点が変わっていたりズレていたりすると思われますか?
取り急ぎ30個くらい書き出して見ましょう。
そして、その30個の特性の一つひとつを持った人がいないか、知り合いでも芸能人でもアニメのキャラでも、誰でもいいので探して見ましょう。
Google先生でも似たような話が無いか、検索してみましょう。
・・・さぁ、いかがでしょうか?
「こんなヘンな特徴を持った女は、この世にゼッタイにアタシしかいない!!」
そんな「超絶変な女、まみ」の証拠となるようなエピソードは見つかりましたでしょうか?
・・・たぶん、見つからなかったのでは無いでしょうか?
・・・聡明なまみさんはそろそろお気づきかも知れませんが
この世にそんな変人はいないです。
・・・というか、本当の変人は「自分を変人だ」と認識することができません。
そういう内省をすることができないからこそ
彼ら彼女らは「変人」なのです。
「私は変わっている」「私の感覚は人とズレている」
・・・そう自らを内観し他人との関係性を憂慮されている時点で、まみさんは「変わり者」ではありません。
どうぞご安心ください。
まみさんのように対人関係に悩んでいらっしゃるお仲間はこの世にたくさんいらっしゃいます。
だからこそこの「ココロノマルシェ」をはじめとした無数の心理相談サイトがあり、私たちカウンセラーがいるのです。
対人関係を上手くこなしてそうに見えるあの人もこの人も、実はみんな悩んでいるのです。
もしどうしてもそう思えなければ、ご自身を「変人」認定した具体的なエピソードをぜひ信頼できる人にシェアしてみてください。
思い当いつく人がいなければ、カウンセラーでも構いません。
「ふーん。・・・で?」と拍子抜けする答えが帰って来ると思います。
また、ご自身を「変な人」「特別な人」と思うこと自体が他人との共通点を少なく感じさせる=他人との心理的距離を広げていきますので
可能でしたら「変な人」認定したエピソードを「ありふれた悩みを抱えるカワイイ私」に変換してみてください。
その行為自体がご自分への肯定文になるので、まみさんの心がわしゃっと喜びますし
結果的に他人との心理的な距離を縮めることにつながります。
聡明なまみさんは心理学の勉強を通じてお勉強されたかも知れませんが
この世はまみさんの心の中の「投影」で成り立っています。
ご自分がご自分を「普通のカワイイ女子」認定すれば、周囲の人たちも「カワイイ普通のお仲間」に見えますし
ご自分がご自分を「変人」「人付き合いがニガテな人」認定して距離を置き、嫌っていると
周囲の人もご自分と距離を置いて、嫌っているように見えます。
どうぞ、ご自分を「普通のカワイイ女子」として大切にされてください。
そのことが、結果的に他人との関係もよくしていくことにつながります。
続きまして2:の他人と「仲良い」「気が合う」のハードルを下げる、についてですが
まみさんは他人と「仲が良い」「気が合う」の基準についてこう書かれています↓
>気が合うお互い疲れない人に一人でも出会えればいいなというのが本音です。どこかへ出掛けたり、話したり出来る相手。(すみません。レベルが低くて。)
「どこかへ出かける」「話したり出来る」って、結構仲が良い人ですよね?
全然レベル低くないです。むしろ高いです。
「どこかに出かける」って、プライベートの休日に少なくとも数時間は一緒にいる相手ですよね?
それって、かなり仲が良いですよね?
私だったら恋人じゃないとやらないですね・・・。
せいぜい、共通の趣味や活動がある人(私の場合はテニス)と一緒に試合に出るくらいです。
そして、たぶん私の様な人はたくさんいると思います。
まみさんに趣味や定期的に行なっている活動はありますでしょうか?
もしあれば、その活動に参加している人と交流するのが一番手っ取り早いです。
お互いに興味があることは話が盛り上がりやすいですし、時間を忘れることができます。
しかし、もっともオススメしたいのは冒頭に書いた「ハードルを下げる」ことです。
実は「人と仲が良い」というのは結構てきとうな概念でして
私はサラリーマンを22年していますが、特に男性の場合はその定義がとてもいい加減です。
たった一回飲みに行った相手を、普通に「マブダチ」と呼びますし
テニススクールで挨拶を交わしただけで名前も知らず、大した会話をしていなくてもお互いを「知り合い」と呼び合っています。
そして、実は会話量や一緒に過ごした時間の長さは「仲の良さ」を決定づけるものではありません。
実際、接触している時間は長いし会話も多いのだけど心に残らない人はこの世にたくさんいます。
(職場やバイト先の人が好例です)
「仲のいい人」とは、ここでも1:で書いた投影の法則が使われますが
実はまみさんの心の中にある強い感情や想いがそのまま映し出されるお相手のことなのです。
先ほど1:にてご自身の「自分は変わり者」「一般的な感覚とズレている」と30個の項目を書き出していただきましたが
その項目のどれかを心に抱いているお相手なのです。
そのお相手も、まみさんと同じ様に対人関係に悩んで人前でうまく振る舞うことができないと感じていて、モジモジしています。
そんなモジモジがお相手の中に見えた時に
「あぁ、なんかこの人に親近感を感じる・・・」
・・・その状態を「仲が良い」というのです。
そういうお相手は、まみさんの心の中のモヤモヤ感やごちゃっとした気持ちをご自分の感情として受け入れてくれますので
たとえ会話量は少なくて接する時間が短くても、とても親しく・心に残るお相手として感じられます。
そんなお相手に出会うためにも、ぜひまみさんご自身がご自分のモヤモヤ感やごちゃっとした気持ちをそのままに抱え
それがお相手にちゃんと見える様にしてあげてください。
まみさんがうまく人前で振る舞おうとしてそれらを隠してしまうと、大事なお相手からも見えなくなってしまいます。
私が「ご自身の感じたことに素直でいる」「ご自身の感じたままに振る舞う」ことをまみさんにオススメするのは
このように大事なお相手にありのままのまみさんが見えるように、見つけてもらえるようにするためです。
それでも、どうしても変人ぶりを隠したい、うまく振る舞いたいと思われる時には
ぜひカウンセリングセッション をご検討ください。
もるもがまみさんのありのままの素敵さを余すところなく発見し、「その魅力を隠すのなんて勿体無い!そのままで行きましょう!」と全力で応援させていただきます。
まみさんが「普通のカワイイ女子」としてご自身を認識され、ありのままに感じ・振る舞うことで仲の良い・気のおけないお相手に出会われることを、私は心からお祈りしています。
ご参考になりましたら幸いです。
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以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日からも素敵な1週間を。
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