明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

ダブルミーニングにほくそ笑む -B'z "NO EXCUSE"より-

本日はお昼の間は雨で、テニスはお休みでした。

 

お休みなのは残念でしたが、昨日のシングルス練習で身体がガタガタだったので

 

休養を取ることができて助かりました。

 

言い訳したく無いですが、若く無いので、毎日激しいテニスは難しい・・・

 

・・・と、言い訳したくなった時に思い出したのが標記の曲です。

 

2015年にリリースされたアルバム「EPIC DAY」の収録曲です。

 

"EPIC DAY"は表題曲”EPIC DAY”のDeep Purpleへのオマージュぶりが

とても目立つアルバムですが

 

他にも面白い曲がたくさんありまして、

 

このNO EXCUSEもその1曲です。

 

この曲の歌詞は、いろんな意味がかけられていまして、

 

まず”NO EXCUSE”=言い訳しない と言っておきながら

 

サビの最後で思いっきり言い訳します。

 

この世にゃ言い訳の入るスキなんて無い

もう1回やらせてください

 

・・・言い訳の入る隙なんてない、と言ったそばから

「もう1回やらせてください」とカッコ悪くお願いする稲葉さんのシャウトは

 

この曲自体がほぼお笑い、というかお遊びであることを示唆しています。

 

稲葉さんお得意の、男の弱さを笑い飛ばす歌です。

 

しかしこの曲はそれだけでなく、よーく読み込むと、

 

スポーツ/仕事とエロスのダブルミーニングになっています。

 

例えば1番の歌詞

 

何故なの

これからって時に調子の悪い

本当はもっと上手いんだよなんて

口にする程に惨め

 

ここまで読むと、うん?アタシのテニスの試合のことか?それとも仕事?と思いますし

 

1番のサビも、スポーツとか仕事の調子のことを言ってるのかなぁって思います。

 

しかし「もう1回やらせてください」が怪しい・・・

 

疑いながら2番の歌詞を読むと、やっぱり隠れていましたもう一つの意味が!

 

もっとキミを悦ばせたいんだよ

重々分かってます

出し切れた分だけそれだけが

現在の実力ってこと

 

・・・これ、仕事やスポーツで成功して彼女にカッコいいところを見せたいと

読んでしまいそうになりますが、

 

「喜ばせたい」じゃなくて「悦ばせたい」が使われています。

 

愉悦という言葉がありますよね・・・

 

ちょっとオトナの世界なのでこのへんでやめますが、

 

この言葉を見た時に、「ははーんこれは・・・」と気づきます。

 

そして、この疑惑は間奏の歌詞を読むと確信に変わります。

 

悔しいんだよ もう帰りたいんだよ

でももうちょいシゴいてみせるから

 

・・・稲葉さん、

 

相変わらず好きですね、エロスのちょい見せ、ちょい隠し。

 

この曲は、さらっと歌詞を読んでしまうと

 

「言い訳しないで全力で頑張る」いつものB'zの曲に読めてしまうと思いますが

 

この曲は、れっきとしたダブルミーニング曲です。

 

かなり意図的に遊んでいます。

 

「もう1回やらせてください」は、明らかにダブルミーニングです。

 

・・・もう、稲葉さんったら・・・。

 

そんな風にほくそ笑みながらライブに行ったら、この「もう1回やらせてください」の瞬間に

 

観客の可愛い女性がワイプで抜かれ、その女性に向かって稲葉さんがこのセリフを吐くという

 

いかにも稲葉さんらしいお遊びが行われ、観客は大盛り上がりでした。

 

「だよねー、やっぱりそうだよねー!!」的な。

 

こういうダブルミーニングを読み解く楽しさも、B'zの歌詞鑑賞の醍醐味です。

 

そんなほくそ笑みに癒されながら、明日からも在宅勤務頑張ります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日からも素敵な1週間を。

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