新しい連続テレビ小説も毎日観ています。
裕一役の少年があまりに可愛くて演技が上手で驚きましたが、
音役の女の子もとても可愛いですね。
将来2人は結婚する訳ですが、2人の性格は対照的で、
裕一は自分の感情を出すのが苦手な内気な少年ですが、
音は自己主張をはっきりする女の子です。
「女子どもにはわかるまい」と昔気質の職人に言われるとあからさまにムッとしますし、
小学校の学芸会で「かぐや姫」をやることになって、一生懸命かぐや姫のセリフを覚えたのに
おじいさん役に選ばれた時には、あからさまに悔しがりますし、
悔しすぎて教会で琴を演奏するという役目を忘れてしまい、遅れて行った教会で
柴咲コウ演じる世界的オペラ歌手の歌に感動した時は
「すごい!ここ(心をさして)に響きました!」と素直に感動を言葉にします。
裕一と音は、いわゆる「男性性」と「女性性」とが逆転したカップルです。
その逆転は、大正デモクラシーの時代(世間が自由になり、女性が自立する)を
象徴しています。
私自身は、裕一のように自分の感情を出す(そもそも感じる)ことが苦手なタイプですので
音のようにはっきり自分の気持ちを出してくる人は自分と逆で、印象に残ります。
特に「嫌だ」「やりたくない」などの負の気持ちを正直に出す人に対しては
「あー私もこんな風にやってみたいな」と羨ましい気持ちになります。
でも裕一と音が結ばれるということは、
音みたいな人は、裕一のように引っ込み思案な人が好き、ということでしょうか?
それも何と無く分かります。
パートナーシップって、お互いがお互いを補いあうものですが
それは負の感情についても同じで、
自分の中にあって、でも表現できない負の感情を表現してくれる相手といると
自分の気持ちを相手が拾ってくれたような気がしてホッとするんですよね。
・・・ってことは、音の中にも引っ込み思案だったり、感情を表現できなかったり
そういうところがあるのかな?
そんな視点も入れながら、今後の展開を観ていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。