テニススクールに通っている人の定番ネタで恐縮ですが、
テニスのコーチに関するコメント、意見は本当に様々で、
私自身、いろんなコーチの方にテニスを習ってきましたが、
自分が「この人はいいコーチだ」と思っても、それが他の人意見と同じとは
限らないことが多いです。
また、自分のテニスの成熟度や、自分がテニスに何を求めているのかによって、
いいと思うコーチは自ずと変わってきます。
そんな中で、私がいいコーチだ、と思う方に共通するポイントは何だろうと
考えてみたところ、いくつか共通点がありました。
・発言の数自体はそんなに多く無い。
・発言する際も一言、二言でそんなに多く話さない。
・自分自身が気づいていないこと(良いも悪いも)を端的に指摘してくれる。
・指摘を受けて改善したら、それに気づいて褒めてくれる。
・馴れ馴れしく接して来ず、一定の節度と距離を保ってくれる。
・私の使っているラケット(ヘッドのプレステージ)を否定しない。
・・・意外と、大事なポイントは後ろの2点だったりします笑
テニスについていい指摘をしてくれていても、ラケットのことを
「それは女性には向いてないから変えたほうがいい」とか言われたり、
リスペクトが感じられない発言をされたりすると、
(言われたことのある最悪の言葉は「あなたはテニスが下手なんだから」でした笑)
一瞬で心のシャッターが落ちます。
「もうこの人のレッスンには行かない」って思います。
レッスン代をお支払いしてまで、気分が悪くなることをしたく無いので。
我ながらガンコだなとは思いますが、仕方ないです。
逆にいいなと思うコーチの方は、
自分が課題と感じているショットにこちらが言わなくても気づいてくれて、
改善に繋がる一言をさらっと言ってくれて、
翌週改善していくと、「よくなりましたねー」と言ってくれます。
「さらっと一言で」言ってくれるのがとても助かります。
なぜなら、長く言われると覚えられないからです。
一言なら忘れないし、家で素振りする時や試合に出るときにサッと思い出せます。
最近コーチに言われて心に残っている一言はこれです↓
「センターに打たないといけないと思い込んでませんか?」
・・・その通り!
私はダブルスだと、頑なにセンターセオリーを守ってしまうところがあります。
なぜなら、それが一番ミスが少ないし、相手側の返球コースを制限できるので。
でもコーチのこの一言を聞いて、
確かに、センターにボール集め過ぎかもな・・・
決めショットならアレーを狙うのもアリかもな・・・
次のレッスンでは、アレーも狙ってみようかな・・・
・・・そんな風に、新しい戦法のイマジネーションが広がっていきます。
こういうことをサラっと言ってくれるコーチって、ありがたいなと思います。
・・・と、好き勝手書いてしまいましたが、
コーチの方も、テニスの技術だけでなく、お客さんからのクレームなど
対応しなければならないことが多く、
純粋に接客業としても大変なんだろうなと思っています。
1人のお客さんである自分にできることは、ピンと来た指導を自分の中に取り入れて
テニスの実力を上げていくことなので、
これからもお世話になりながら、自分のテニスを向上させていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。