こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ（もるも）です。
本日は、過去のブログ記事にいただいたご質問に回答しようと思います。
その記事はこちら↓
約1年半前に書いたもので、音信不通やゴースティングする人の気持ちを解説しております。
記事を要約するとこんな感じ↓です。
・音信不通／ゴースティングする人は、優柔不断で相手と対立するのが苦手
・相手と連絡を取ってしまうと相手のペースに巻き込まれ、思ったことが言えなくなる
・また、相手を傷つけるのが／それによって自分が傷つくのが怖い
・これらの感情に挟まれてキャパオーバーし、結果的に相手に連絡を取らなくなる／相手からの問いかけに反応しなくなる
この記事に対し、ペンネーム「ナマズ君」さんから以下のご質問を頂戴しました。
（ご質問）
＊＊＊＊＊＊＊
私、男性です。拝啓させていただきました。
凄く丁寧に説明されていて勉強になりました。
以前に交際を申し込みした女性がこのタイプでした。
私から告白→交際保留兼次回デートの約束→再確認するも永遠に音信不通。
最悪最低、あまりにもショックかつ人格否定された気持ちになり泣き崩れてしまいました。二度とあんな地獄のような片思いを経験したくないです。
質問させて下さい。
質問1 音信不通にして罪悪感とか後悔などはないのでしょうか？
質問2 音信不通に相手が困っていたり、返答を求めているのを想像できないのでしょうか？
質問3 音信不通にすると信用や信頼、誠実さを失うと考えないのでしょうか？
私は、体育会系、正義感満載、白黒ハッキリ、行動あるのみの情熱人です。
ご教示願います。
凄く丁寧に説明されていて勉強になりました。
以前に交際を申し込みした女性がこのタイプでした。
私から告白→交際保留兼次回デートの約束→再確認するも永遠に音信不通。
最悪最低、あまりにもショックかつ人格否定された気持ちになり泣き崩れてしまいました。二度とあんな地獄のような片思いを経験したくないです。
質問させて下さい。
質問1 音信不通にして罪悪感とか後悔などはないのでしょうか？
質問2 音信不通に相手が困っていたり、返答を求めているのを想像できないのでしょうか？
質問3 音信不通にすると信用や信頼、誠実さを失うと考えないのでしょうか？
私は、体育会系、正義感満載、白黒ハッキリ、行動あるのみの情熱人です。
ご教示願います。
＊＊＊＊＊＊
（追加コメント1）※抜粋
＊＊＊＊＊＊
補足です。
SNSの無い、ガラケー時代です。
出会いのキッカケは、同じ学校でした。
未練は、一切ありません。
生涯、生まれて初めての音信不通経験でした。
音信不通なのを気づかない自分、着信を待ってる自分、自分の落ち度の再確認、不安、絶望感、僅かな期待、音信不通を確信した心の潰され方と憤り。
全部の感情が入り乱れてしまい、体調を一時的に崩しました。
SNSの無い、ガラケー時代です。
出会いのキッカケは、同じ学校でした。
未練は、一切ありません。
生涯、生まれて初めての音信不通経験でした。
音信不通なのを気づかない自分、着信を待ってる自分、自分の落ち度の再確認、不安、絶望感、僅かな期待、音信不通を確信した心の潰され方と憤り。
全部の感情が入り乱れてしまい、体調を一時的に崩しました。
＊＊＊＊＊＊＊
（追加コメント2）※抜粋
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でも、もるもさんの解釈では、(優しい、優柔不断、相手への気遣い、言葉で軋轢を発生させない等、ゴースティングしない人にとってはとても新鮮です。）
私の性格は、絵に描いたような情熱野郎です。
心から話し合う、相談しよう、一緒に頑張ろう、乗り越えよう、勝負は決着がつくまで、ケンカするなら絶縁覚悟の上で。
もるもさんとしては情熱野郎を羨ましかったり、頼れたり、ウザく感じたり、どうしてそんなにコダワル？等、理解できないかもしれません。
でも生まれ持った性格なんです。一個一個完全解決しないと納得できません。
「返事が無いのもひとつの答え」これは絶対に許せないのです。
相手の方は、とても優しく、優柔不断で自分の発言もなるべく控えめで素敵でした。そこにも自分が熱烈に惹かれてしまいました。
まさしく情熱野郎と優柔不断の対決なのです。
いつかブログで情熱野郎の特集もして欲しいです。
私の性格は、絵に描いたような情熱野郎です。
心から話し合う、相談しよう、一緒に頑張ろう、乗り越えよう、勝負は決着がつくまで、ケンカするなら絶縁覚悟の上で。
もるもさんとしては情熱野郎を羨ましかったり、頼れたり、ウザく感じたり、どうしてそんなにコダワル？等、理解できないかもしれません。
でも生まれ持った性格なんです。一個一個完全解決しないと納得できません。
「返事が無いのもひとつの答え」これは絶対に許せないのです。
相手の方は、とても優しく、優柔不断で自分の発言もなるべく控えめで素敵でした。そこにも自分が熱烈に惹かれてしまいました。
まさしく情熱野郎と優柔不断の対決なのです。
いつかブログで情熱野郎の特集もして欲しいです。
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◆ご回答◆
ナマズ君さま
こんばんは。
この度は私のブログをお読みいただき、またご質問をいただきありがとうございます。
いただいたご質問にご回答いたします。
質問1 音信不通にして罪悪感とか後悔などはないのでしょうか？
ご回答1 あります。ただ、それでも相手と対峙するよりは音信不通の方がお互いストレートに傷つけ合わないから望ましい、と思い込んでいるフシがあります。
質問2 音信不通に相手が困っていたり、返答を求めているのを想像できないのでしょうか？
ご回答2 想像しています。ただ、相手にとって都合の悪い内容を伝えるくらいなら音信不通の方が相手をストレートに傷つけないので望ましい、と思い込んでいるフシがあります。
質問3 音信不通にすると信用や信頼、誠実さを失うと考えないのでしょうか？
ご回答3 これは相手との関係性や状況によりますが、ナマズ君とお相手の状況（ナマズ君から告白されて、お相手がどう答えるか）においては、そもそもお断りしたらその時点でお互いの信用・信頼は破綻しますので、音信不通にして信頼・信用を失うのとほぼ同じ状態になります。
どうせ同じなら、音信不通の方がストレートに傷つけないので望ましい、と思い込んでいるフシがあります。
また、そもそも「どうしようかな。断ったら傷つけちゃうし・・・」とモジモジしている間にどんどん時間が経ってしまって、結果として音信不通状態になってしまう場合もあります。
・・・いかがでしょうか？
やはり、こうした回答を見ると腹が立つでしょうか？
まず申し上げたいのは（元の記事にも同じことを書いてますが）
ナマズ君が腹立つのは、何も問題はありません。
音信不通という明らかに社交性が低い行動を取っているのはお相手側ですし
その理由（あくまで推察ですが）も、上記の通り一方的で勝手な思い込みです。
ちなみに音信不通にする人たちには「思い込み」がありまして
（ちなみにこの思い込みを心理学用語では「観念（ビリーフ）」と言います）
それは以下のようなものです。
・相手にとって都合の悪いことを言うと、相手を傷つける
・相手を傷つけるくらいなら、黙っておいた方が良い
・それに、相手からこっちが傷つくことを言われるのも嫌だ
・なので、ますます黙っておいた方が良い
・（あーでもやっぱりこう言う態度って不誠実だよなー・・・）
・（あーどうしよどうしよ。もう考えたく無い・・・）
・→堂々巡りで時間だけが経過し、結果音信不通となる
この人たちは基本コミュニケーション力が低く（表面的にはうまくやる人もいますが）、他人を信用しておらず
「他人とお互いの意見をぶつけ合い、トラブルを乗り越えてよりよい関係を築くことなんて到底無理」
そう思っています。
深い対人関係に自信が無く、希望を見いだせない人たちなのです。
また、切羽詰まると自分自身の葛藤で頭がいっぱいになり
自分の音信不通が相手をどんな気持ちにさせるかまでは頭が回っておりません。
なので、ナマズ君が書かれている以下のようなことは、音信不通人には全く思い至らないことなのです。
・音信不通なのを気づかない自分、着信を待ってる自分、自分の落ち度の再確認、不安、絶望感、僅かな期待、音信不通を確信した心の潰され方と憤り。
全部の感情が入り乱れてしまい、体調を一時的に崩しました。
全部の感情が入り乱れてしまい、体調を一時的に崩しました。
・一個一個完全解決しないと納得できません。
「返事が無いのもひとつの答え」これは絶対に許せないのです。
「返事が無いのもひとつの答え」これは絶対に許せないのです。
もし、ナマズ君のこのような気持ちをお相手が目にしたとしたら
「すみません・・・そこまで気が回っておりませんでした」
・・・と、心の中で謝罪の言葉を呟くと思います。
（ですが傷つくのは嫌なので、面と向かって謝る度胸はありません）
以上が音信不通人の解説になります。
いかがでしょうか？
やはり「こんな奴らは許せない」でしょうか？
許せなくても、何も問題はありません。
繰り返しになりますが、音信不通人は自らの思い込みから相手を傷つけることも自分が傷つくことも極端に怖れ
その態度（音信不通）自体が相手を傷つけることに思いが至らず
対人関係で切羽詰まると同じようなことを繰り返す
そんな人達です。
ナマズ君のような「心から話し合う、相談しよう、一緒に頑張ろう、乗り越えよう、勝負は決着がつくまで、ケンカするなら絶縁覚悟の上で」
そんな人は尊敬に値すると、心から思っています。
音信不通人には、そんな勇気はどうしたって持てません。
なので、音信不通人に対してはマウントを取って、見下してもらってなんら問題はありません。
ただ、聡明なナマズ君はもう一つ先のことに気づいているようです。
”相手の方は、とても優しく、優柔不断で自分の発言もなるべく控えめで素敵でした。そこにも自分が熱烈に惹かれてしまいました。
まさしく情熱野郎と優柔不断の対決なのです。”
まさしく情熱野郎と優柔不断の対決なのです。”
この文章を読んで、ナマズ君は本当に優しくて素敵な方だなと思いました。
音信不通にして、人間不信になるほど自分を傷つけたお相手の方のことを
ただ一方的に断罪するのでは無く、優しく控えめであるという彼女の長所に気づき
ご自身が熱烈に惹かれていたという事実を正面から見据えられているのですね。
ナマズ君は、言葉の上では彼女を「許せない」と書いていますが
本当は、彼女のことを許し・理解したいと思っていらっしゃるのでは無いでしょうか？
だからこそ、ガラケー時代の音信不通に傷ついてから（おそらく）10年以上が経っているにも関わらず
彼女の気持ちを理解しようとWeb検索を重ね
私の記事にたどり着かれたのですよね？
あんな優しくて控え目で素敵な女性が
何で音信不通なんてひどい仕打ちをするんだろうか？
きっと何か自分の知らない心の動きがあるに違いない
そう思われたのではないでしょうか？
自分を傷つけた相手をも理解しようと努力する
ナマズ君のそんな態度は、尊い愛の姿勢です。
ぜひ、傷ついてもなお相手を理解しようとするご自身の愛情の深さに気づき、誇りに思っていただきたいと思います。
そして、既にお気づきかも知れませんが
音信不通にするような人達にも、ちゃんと愛情はあるのです。
ただ、お互い表現の仕方が違うのです。
ナマズ君は、彼女とご自身との関係を「情熱野郎と優柔不断の対決」と書かれていますが
正確には対決しているのでは無く
お互いが同じように愛情や思いやりを表現しているのですが
その方法が異なっているだけなのです。
ご自分の中にある愛情をしっかり見据えたときに
相手の理解し難い態度の中にも愛情があることに気づきます。
そして、辛い思い出が愛情に満ちた出来事に変わってゆきます。
今はあまり実感が湧かないかもしれませんが
まずはどうぞ、ご自身の中にあるお相手への愛情を大切に
そして、そんな愛情をずっと持ち続けているご自身を誇りに思ってくださいね。
ナマズ君がこれからも愛に満ちた情熱野郎でいらっしゃいますよう、心からお祈りしております。
ご参考になりましたら幸いです。
◆◆◆◆
（以上です）
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。
＊＊＊＊
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