明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

圧倒的な声量とストレートな愛情 -T.M.Revolution "HEART OF SWORD -夜明け前-"より-

今日も歌詞分析をしようかと思ってプレイリストを繰っておりましたが

 

主だった曲はほぼ分析してしまっており

 

残りは解説の必要があまりない曲が多く

 

「すわ、ネタ切れか?!」と思って少し焦りましたが

 

見つかりました、まだ分析していない好きな歌手が!

 

T.M.Revolutionこと西川貴教さんの"Heart of Sword 〜夜明け前〜"です。

 

西川さんはもう50歳近いですが

 

若い頃から変わらぬ圧倒的な声量が魅力の歌手です。

 

90年代以降に出てきた人で「歌手」と呼べる人は

 

この西川さんの他には森山直太朗さんくらいしか思いつきません。

 

それくらい「声」に魅力のある方です。

 

また、作詞や作曲をほぼしないスタイルから見ても

 

歌うことを専業にされている姿勢が伝わります。

 

この圧倒的な声量はアニソン向きでして、西川さんは多数のアニソンを歌っていますが

 

その最初が"Heart of Sword 〜夜明け前〜"です。

 

1996年に発売されたアニメ「るろうに剣心」の主題歌でしたが、いかにも当時のアニソンらしく

 

アニメの内容と歌とは全く関係ありません。

 

曲名は「HEART OF SWORD」と「剣心」の英訳になっていますが

 

曲のタイトルと歌詞の内容も全く関係ありません。

 

内容はごくごくシンプルなラブソングでして

 

彼女とすれ違いつつも、自分の揺るがない彼女への思いをシンプルに伝える

 

特に解説不要なくらいストレートな内容です。

 

ただ、歌詞の表現がいかにも井上秋緒さんらしくて面白いです。

 

ブッかっていきゃ コケる想いよ

今夜もまた すれ違い

 

愛情の赴くまま、女性に突進していっては交わされる。

 

西川さんの声量や勢いに象徴されるような、若くてエネルギー溢れる男性の姿が思い浮かびます。

 

何度君に 蹴つまずいても

戻ってきちゃう 愛情に

 

何度彼女に交わされても、やっぱり主人公は彼女を好きなようです。

 

何度何回 繰り返しても

戻ってきちゃう愛だから

ブッかってゆく 消せぬ思いを

責める方が 筋違い

 

多分、何回も「別れよう」と思ったんでしょうが

 

やっぱり彼女が好きで離れられないんですね。

 

そしてまたブッかってゆき、交わされてすれ違う。

 

でもそれでも諦められない彼女への思いを

 

もう否定することなく大事にしようと

 

主人公は心に決めているようです。

 

相性よりも深いふたりは

すれ違って構わない

 

「すれ違って構わない」で終わる歌って、なんか不思議ですよね。

 

「オチないやん!」って感じです。

 

でも、このブッかってはすれ違っている恋人たちの姿こそが

 

お互い愛情の強さを象徴しています。

 

愛情が強ければ、それだけぶつかることもすれ違うこともあるけど

 

それでもお互いを思い合っている。

 

これ以上ないほどシンプルでかつストレートな愛情の歌です。

 

でも、こういう歌をパワーを持って伝えられるのは

 

やっぱり西川さんの歌唱力と声量がなせる技だよなと思います。

 

この曲のようにストレートな愛情を胸に秘めて生きて行こう。

 

そんな風に思った水曜日の夜でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

コメント一覧

sun-also-rises
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りTUBEの前田亘輝さんも圧倒的な声量がありますね!

90年代は夏ソングといえばTUBEでしたよね。
懐かしいです。
アネッティワールド
https://blog.goo.ne.jp/osakasingaku
あの小さい身体から想像できない歌唱力の持ち主ですね、西川さんは。

夏になったら出てくる
チューブの前田さんの歌唱力にも
当時は驚きでした。
声の太さ、他のアーティストの曲を歌ったときに
歌唱力の凄さを感じました。
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