明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

そこに愛はあったのだ! -「なつぞら」より-

錦織、難なく勝ちましたね!

芝でのプレーに安定感が出て来ましたね。

 

さて、今日の話題は「なつぞら」について。

 

なつはせっかく妹の千遥に会いに十勝まで帰って来たのに、千遥は会って情が移ってしまうのが

怖くなり、過去を知られては困る相手との結婚のために十勝を去ってしまった。

(本題から逸れますが、過去を知られては困る相手と結婚して、果たして幸せになれるの

でしょうか・・・?)

 

気落ちして、かつていい感じだったお友達の天陽くんに元気をもらいに会いに行ったら、今度は天陽くんも結婚していて奥様との仲の良さを見せつけられる。

 

二重に孤独を感じて自宅に戻り、じいちゃんに寂しさを打ち明けたところ、こう諭される。

 

「ワシは、お前がいなくなってからずっと寂しかった」

「人間は、一人で踏ん張らなければいけない時がある。だからこそ支え合うんだ」

 

ここで、なつは慰められると共に、自分も相手を寂しくさせていることがあると気づく。

 

そう、天陽くんだってずっとなつが居なくなって寂しかったのです。

 

その寂しい中、演劇を通じて出会ったのが今の奥様。

 

寂しさを乗り越えて人生のパートナーを見つけた訳です。

 

天陽くんは別の女性と結婚しましたが、なつへの愛が無かった訳ではない。

 

そこに愛はあったのです。

 

なつは寂しがってはいるけど、自分が愛されていることには気づいてないみたいですね。

 

でも、自分の寂しさを口に出して、甘えられる相手がいるのは本当にいいことだと思います。

 

自分の気持ちに正直になって吐き出せば、自分の気持ちを受け入れられる。

 

そして次のステップにいける。

 

私たちも、自分が寂しさを感じると、たくさんの人に愛されていることをつい忘れてしまいます。

 

そんな時は天陽くんやおじいちゃんのことを思い出して「そこに愛はあるのだ」と思い出したいです。

 

愛されていると気づけば、また前に進めるから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

東京はぐずついた梅雨空ではありますが、明日も素敵な1日を。

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