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名門大会で史上初!ピアニスト辻井さん!

2009-06-09 | 小耳ニュース
昨日に引き続き凄い日本人の御紹介

凄い20歳で受賞
予選参加者151人の中から見事頂点に

このシーンはジーンと来た
美しいハグやった

優勝は日本人初
全盲な方では世界初らしい

小さなコンクールからキャリアを積んで来た人達が
最後に受けるようなコンクールで
最高のステージで勝ち取った20歳の伸行さん

このヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールとは
クラシック世界3大コンクールの1つで
チャイコフスキー国際コンクールに23歳で第1回優勝者となった
ヴァン・クライバーンさんの名を冠したピアノコンクールらしい

歴史も古く
1962年から原則4年に1度のテキサス州で開催されるらしい
ピアノのオリンピックみたいなもん

テキサスの富豪らがスポンサーの為
優勝者にはクラシック界でも最高のレベルの賞金が与えられる事でも
有名らしい

ちょっといやらしい話
今回のご褒美は金メダルと銀のトロフィー
2万ドル(200万円)
アメリカからCD発売の権利
今後3年間の海外でのコンサート活動を全面支援して貰える
ツアー中はアメリカ航空を無料で利用できる

何よりのは名誉と言うか努力の甲斐じゃなかろうか
だからご本人も

「聴いて貰う人に感動してもらえる様な演奏をしようと思い
それだけを考え弾いた」
って
「今まで一生懸命サポートしてくれた両親とかに感謝の気持ちを皆さんに伝えたい」と語ってた

そして
「障害は乗り越えて1人のピアニストとして
皆さんに聞いて欲しいなと思い、いつも演奏しています」
という辻井伸行さん

13歳の頃には
「世界中で認められるピアニストに成りたい。
見える見えないはピアノ弾いてる時は関係ない」って
語ってたけど見事大きな一歩を踏み出しはったぁ

元フリアナウンサーのお母様の著書
「今日の風、なに色?」によると
生まれたばかりの息子が全盲で毎日が辛く泣いてばかりで
何をしても辛かった
どの様に育てれば良いのかという大きな不安が有ったと

でも

2歳3ヶ月のクリスマスお母様がハミングしていると
伸行さんがジングルベルの演奏を始めたとか

音楽という道の端緒についたと感じたそう

でも、全盲に気付いたんも、天才的才能に気付いたんもお母様
母強し凄いなー
その才能に気付いた時
伸行さんの無邪気な姿の後ろから
‘柔らかい光が差し込んでるようにも見えた‘らしい

生後8ヶ月でショパンのCDのピアニストの違いに気付いてたって言うから
驚き
ブーニン演奏の時には機嫌がよく他の人だと反応しなかったって言うんやから

4歳で本格的に習い始め
7歳で全日本盲学生音楽コンクールで最年少優勝
その後も数々の音楽賞を受賞
10歳の時にはオーケストラと共演
幼い頃から注目を集めてた

私は知らなかったけど随分前からインタビューされたりして
有名やったんやなー

その後、耳で聞いた音楽を鍵盤上で曲として弾ける様になって行き
リサイタルやコンクールに出場
今回の名門コンクールに行き着いた

昔の指導した恩師によると
驚きの連続で
覚えるのが早く
凄くテンポの速い曲で全ての音を聞き取るのが難しい曲でも
CDだけ聴いて全部音が取れましたって

先生に一小節づつ弾いて貰い
覚えて弾くらしい凄いな~

お父様曰く出発点で
苦難も有るやろうけど
これから一歩づつ登っていって欲しいと

この優勝でコンサートツアーの権利を手に入れ
これから日本の各地で聞ける機会が増えそう

目が見えない分
耳で弾く感じやから音が良いんやろうな~
心に響くと言うか
まだ若いからこの先が楽しみやけど
プレッシャーを感じず
伸行さんらしくマイペースに進めれる事を願いたい

知らんことってホンマ多い
世界内外で活躍する人をもっと応援支援する事を望むな~
無駄なお金いーっぱい政治のおじさん達使うから