奥出雲の多根自然博物館へ。
先日茶色ばっかりの恐竜パズルを、やっとのことで完成させた息子氏に
ご褒美のため、恐竜のことが学べる、ここ多根自然博物館へ行きました。
我が家は奥出雲にドライブを兼ねて日帰りですが、
実はここ、泊まれる博物館なので、
恐竜や化石が好きな人は泊まるとナイトミュージアムの見学もできて良いかもしれません。(しかも、向かいには温泉施設あり!)
田舎道に突如として現れるお城っぽい建物(実はメガネの三城の創業者さんの生誕地に建てられている)と、
入口正面にはお口を開けて「ここよ~!!」と叫んでいそうなエウロプロケファルスが佇んでいるので、
目印になります。
そして、
入館すると、
アロサウルスの骨格がどどーんとお出迎え。
コロナの自粛明けなので、受付で券を購入する際、住所の記入と、おでこにセンサーを当てての検温をしてからの入場になります。
こちらには、展示の各場所にフォトスポットがあります。
写真OKなのがありがたい。
1階のフロアで
息子氏は恐竜の展示に喰いついていましたが、
それ以外にも
鉱石・宝石などについての展示のお部屋があり、
私はソコにかじりついて見学しました。
色々な原石等が置いてあるのですが、ダイヤモンドの原石や
でっかーい水晶など、
自然が作った美しい石たちがワクワクさせてくれました。
二階へ上がると、
今度は近未来的なデザインの展示コーナーが。
主に化石や貝殻などが飾られています。
面白いなぁと思ったのは
生痕化石。
たとえば、恐竜が噛みついたり、引っかいたりしてできた歯形や傷の痕の化石です。
生活で出来たこんなのも化石として展示されるのか~!と。
よく、学校の机などでカッターで文字が彫られているのを見かけたけど、
それが化石になるようなものなのかと思うと、面白いです。(あ、違う?)
私が見とれたのは、
色とりどりの貝殻なのですが、
ホタテとかは、海の近い観光地のお土産屋さんで見かけることはあっても、
この、グリーンの巻貝は見たことがないかもしれない…。
照明に淡いグリーンが照らされ、とても美しいです。
他にも、
大きなアンモナイトの化石が
すごく艶めいていたり、
自然の力ってすごいなぁ~と感じます。
ここのフロアには
魚の化石が多く、
手で触れてもOKな化石も置いてあります。
ぱっと見、鰹節みたいな化石は、
モノによっては鱗の感触がよくわかるものなど、
普段、ケースに入っているのを見ているだけではわからないことも、肌で感じることができます。
コレが、けっこう重いんだ~!(´Д`)
石だから当たり前ではあるのですが、それが結構オドロキです。
3階に上がると、
郷土の資料のお部屋と、
図書コーナーがあり、
宿泊のお部屋にも繋がっています。
図書はたくさん恐竜コーナーには恐竜に関した本がたくさんあるので、
宿泊した人は、寝るまでずーっと読書して楽しめそうです。
その他、今の期間は、はやぶさ2についての特別展示もありました。
今年はコロナで暗いニュースが多いのですが、
年末にはやぶさ2の帰還が明るいニュースとして見れますように、と展示を見ながら思うのでした。
最後、息子氏はグッズコーナーで恐竜鉛筆を買ってもらってご満悦。
子どもには入館記念のバッジももらえたりしたので、ダブルで嬉しかったようです。
今回、息子氏がパズルを完成させてご褒美だよ、と言って出かけましたが、
何かをやり遂げるといいことがあるんだ、と子供なりに感じてくれていたらいいな、と私は思います。
(そしてちゃっかり便乗して楽しませてもらったのがワタクシです、ハイ。)
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