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「愛と勇気を、分けてくれないか/清水浩司 著」
この小説が読んでみたくて、
図書館で予約をしていました。
実は予約をしたのはだいぶ前なのです(;^ω^)
そのだいぶ前に予約したときの”待ち人数”が40名ほど(゚Д゚;)(←…買えよって話)
なので
順番がホンマにまわってくるんかいの~と思いながら、待っていたわけですが、
先週やっとのことで 私の手元にやってきました。
で、
なぜこの小説が読んでみたかったのかというと、
まずは、広島が舞台だということ。
それから、このタイトル、ピンと来る人はピンと来るのでありましょう、
奥田民生の「ふれあい」の歌詞の一部分です。
(Y氏はすぐにピンときていた)。
結局、これを3日で読み終わりました。
夜、息子氏が就寝して、ゆっくりできる午後10時頃から読んでいたのですが、
読んでいた3日の間、気が付けば日付をまたいで1時半ごろになってしまうほど集中して読んでいました。
なぜならそれは、物語が頭の中でほぼすべて実写化されるからです!
(地元が広島の人なら、ではありますが。)
すべて、文字が頭の中で映像になり、映画を観ているような感覚で物語を読み進めることができます。
広島の街のいろんな場所が描写されているので、ヒロインたちがどんな場所で、どんな風景の中にいて、
どんな導線を描いて動いているのか、というのが
広島の人なら
見える! と思うのです。
おまけにプロローグのページからいきなりセリフに広島弁が炸裂しており、
登場人物の雰囲気やその時の思考なども、その広島弁から読み取ることができます。
作者の方が広島の方なので、つじつまもちゃんと合う。
主人公は私より世代が上だけど、
市民球場があった頃を知っている人なら、自分もそこにタイムスリップしたような感覚で読めるのではないでしょうか。
読みどころは…各男性キャラの葛藤による心境や行動の変化。
いろいろネタバレになってはいけないので、
ここらへんでやめときます。( ´∀` )
とりあえず、広島愛にあふれていました。
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