吉永小百合が出演しているシャープのCM(D:山本泰彦)
テレビは、50年間、3原色でした。
学校で習った、3原色の原理です。
けれど、それは全ての色じゃなかった。
4原色で、テレビが変わる。
…てなナレーションが入り下図のようなビジュアルが出る
この図に違和感を覚えた人々は多いはず。
特にフォトショッパーな人々は…。
だって、R+G+Bの三原色んときは光の混色なのに4つ目の黄色になると絵の具みたくなっちゃってる。
実際にここに黄色い光を組み合わせると下のようになるはず。
もしRGBのどれかと組み合わせてCMのようなオレンジを作ろうとするなら、グリーンと茶色…なんていうのはないからレッドを半分の明るさ(強さ)にしてかましてやる。
同じように薄い(明るい)グリーンを作るなら今度はレッドに半分の明るさにしたグリーンをかましてやる。
これが正しい光の混色(下図)。
黄色はレッド100%とグリーン100%でできた色なのでここに組み合わて変化が得られる色はあとはブルー系しかないけど、それとていくらいろんな明るさ(強さ)のブルーをかましたところで黄色がどんどん明るくなって白に近づいていくだけだ。決して緑やオレンジにはならないはず。
実はシャープのサイトにも
※クアトロン:イタリア語で数字の“4”を表す“クアトロ”と、“電子(エレクトロン)”を組み合せた造語。4原色とは、液晶ディスプレイ上の原色の考え方であり、色や光の3原色の考え方とは異なります。
などと書いてある。
CMディレクターがこれを理解してなかった?
そんなはずはないだろう。
大企業のCMだから綿密な打ち合わせがあるだろうとかそういうことぢゃない。
光の三原色に忠実な図であればグラフィックソフトの“手なり”で作れるけど、あの存在し得ない空想上の図は意図して(配色を考えて)加工しないと作れないのだから。
「光の3原色」の考え方とは異なるのに「光の3原色」の図で説明してるというインチキもさることながら、クアトロンってネーミングもどうなの?
ソニーのトリニトロンにのっかっちゃってるぢゃん(笑)。
プライドはねーのか?…っていう。
ソニーも負けずにペンタトロンで対抗だ!いやヘクサトロン?(笑)
いやそんなに愚かなつっぱりあいをする必要はないかも。
なにしろ三菱とNHKは3原色だけでも実在するほぼすべての物体の色を表現可能←だそうだから。
あと小百合ねーさんの
「けれど、それは全ての色じゃなかった。」…ってくだり。
クアトロンでもすべての色は再現できないはずなんだけどね。
「4原色ならすべてできる」なんて一言も言ってないでしょ?…ってとこなんだろうけど、それが潔い商売っていえるかね?
まぁ、まさか技術そのものにはウソはないんだろうけど実際のところめいっぱい能力が発揮できるサンプルを使って2画面比べてやっとわかるかどうか?っていう程度ぢゃねーかな(笑)
そもそもいくらアウトプットの能力が高くっても、インプットが3原色だったら意味ないんぢゃねーの?っつー疑問もあるわな。
まぁデジタルだろうがアナログだろうが“途中”でいろんなロスがあるから、それをなくすことで従来のソフトでもクオリティが向上するということはあり得るけどね。ものが発光するなんてのはもろアナログな現象なわけだし。
でも実際に多くのAV機器はバキバキの理論値で攻めてくるメーカーが謳うほどの体感できる差異はないってのが実情だし今回みたいに胡散臭いCM作られちゃうと信用できねーよな。
まぁお金があ人たちは景気回復のために買ってやってください。
●予想外のアクセスかあったので続きを書いてみました←
テレビは、50年間、3原色でした。
学校で習った、3原色の原理です。
けれど、それは全ての色じゃなかった。
4原色で、テレビが変わる。
…てなナレーションが入り下図のようなビジュアルが出る
この図に違和感を覚えた人々は多いはず。
特にフォトショッパーな人々は…。
だって、R+G+Bの三原色んときは光の混色なのに4つ目の黄色になると絵の具みたくなっちゃってる。
実際にここに黄色い光を組み合わせると下のようになるはず。
もしRGBのどれかと組み合わせてCMのようなオレンジを作ろうとするなら、グリーンと茶色…なんていうのはないからレッドを半分の明るさ(強さ)にしてかましてやる。
同じように薄い(明るい)グリーンを作るなら今度はレッドに半分の明るさにしたグリーンをかましてやる。
これが正しい光の混色(下図)。
黄色はレッド100%とグリーン100%でできた色なのでここに組み合わて変化が得られる色はあとはブルー系しかないけど、それとていくらいろんな明るさ(強さ)のブルーをかましたところで黄色がどんどん明るくなって白に近づいていくだけだ。決して緑やオレンジにはならないはず。
実はシャープのサイトにも
※クアトロン:イタリア語で数字の“4”を表す“クアトロ”と、“電子(エレクトロン)”を組み合せた造語。4原色とは、液晶ディスプレイ上の原色の考え方であり、色や光の3原色の考え方とは異なります。
などと書いてある。
CMディレクターがこれを理解してなかった?
そんなはずはないだろう。
大企業のCMだから綿密な打ち合わせがあるだろうとかそういうことぢゃない。
光の三原色に忠実な図であればグラフィックソフトの“手なり”で作れるけど、あの存在し得ない空想上の図は意図して(配色を考えて)加工しないと作れないのだから。
「光の3原色」の考え方とは異なるのに「光の3原色」の図で説明してるというインチキもさることながら、クアトロンってネーミングもどうなの?
ソニーのトリニトロンにのっかっちゃってるぢゃん(笑)。
プライドはねーのか?…っていう。
ソニーも負けずにペンタトロンで対抗だ!いやヘクサトロン?(笑)
いやそんなに愚かなつっぱりあいをする必要はないかも。
なにしろ三菱とNHKは3原色だけでも実在するほぼすべての物体の色を表現可能←だそうだから。
あと小百合ねーさんの
「けれど、それは全ての色じゃなかった。」…ってくだり。
クアトロンでもすべての色は再現できないはずなんだけどね。
「4原色ならすべてできる」なんて一言も言ってないでしょ?…ってとこなんだろうけど、それが潔い商売っていえるかね?
まぁ、まさか技術そのものにはウソはないんだろうけど実際のところめいっぱい能力が発揮できるサンプルを使って2画面比べてやっとわかるかどうか?っていう程度ぢゃねーかな(笑)
そもそもいくらアウトプットの能力が高くっても、インプットが3原色だったら意味ないんぢゃねーの?っつー疑問もあるわな。
まぁデジタルだろうがアナログだろうが“途中”でいろんなロスがあるから、それをなくすことで従来のソフトでもクオリティが向上するということはあり得るけどね。ものが発光するなんてのはもろアナログな現象なわけだし。
でも実際に多くのAV機器はバキバキの理論値で攻めてくるメーカーが謳うほどの体感できる差異はないってのが実情だし今回みたいに胡散臭いCM作られちゃうと信用できねーよな。
まぁお金があ人たちは景気回復のために買ってやってください。
●予想外のアクセスかあったので続きを書いてみました←
こんなセコイことやってちゃ、シャープさんまずいよ。
三原色、もとい色彩の原理について、クリエイティブや映像やってる人間で知ってないでやってる人いるんだっけ?だとしたら、素人じゃん。
&レス遅くてすみません
いや、確信犯なんでしょう、きっと。
大手の広告代理店やクリエイターが金のためにウソを作る。
怖い構図です。
なんかこのインチキ混色図バージョン、突然消えましたよね?たまたま私が見てないだけでしょうか?