偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

●「ごまあざらしの玉子」~小学校はクレーマー養成所かよ

2006年08月24日 05時09分18秒 | ◎ツッコミ思案1
北海道のおみやげで「ごまあざらしの玉子」というお菓子があるらしい。

その販売元に徳島県の小学4年生からとんだ手紙がきた
その内容は
「調べてみたらゴマフザラシというのはいるけどゴマアザラシというのはいない、アザラシというのはほ乳類なので玉子は生まない。だからこのパッケージはおかしいから変えたほうがいいですよ」
…みたいな

とんだクレーマーだ。
まぁ、全国にひとりくらいこんなことを考える子供がいたってのならほのぼの話かもしれないけど、よく聞いたら、どうもこれは小学校の先生がけしかけたらしい。

ことの起こりは、ひとりの生徒がクラスに持ち帰った北海道みやげに疑問の声があがったというのだ。


担任の教諭曰く
「ここでぇ、自分がその子供の疑問に向き合わなければ、今までしてきたことと、これからしていくことに対してぇ、なんか無責任も気がしたので」(日本テレビのインタビュー)

 だったらその場で、掛詞とかダジャレとかパロディとかの日本語の文化について自ら教えてやればいいぢゃねーか。
「みんなもうちに帰ってダジャレになっているものを探してみよう」…みたいに
じゃなかったらクラス全員で「佐野ROCK」に応募しろ(笑)

 それをこともあろうか、クラス全員に手紙書かせるなんて…その子らが大きくなったら説明書をさっさと燃えるゴミに出して、いちいちメーカーに電話するようなクレーマーになるぞ。
 っていうか、そういうクレーマーが増えるから商品のサポートデスクがつながりにくかったり、有料になっちゃったりするんだよ。

…っていうか、いまどき4年生といったらサンタクロースだっていないとわかるような年頃。クラスでは商品名のシャレに気付いたほうがむしろ多数派だったんぢゃないだろうか?

 先生は夏休みの課外授業的なイベント気分で今回のアクションを企画したんだろうけど、ろくでもねーし、それを美談みたいに報道してるマスコミもどうかしてるぜ。

 メーカーのほうは商魂たくましく、それを逆手にとってマスコミ取材までさせて
「パッケージの裏にゴマアザラシが空想の動物である旨を印刷しました」などとにんまりとアピール。
まんまと売り上げをのばしているらしいが…。



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