先週(まだ今週?)木曜日のジェネジャンSP。
ネタもないのにSPやるな…っていう(苦笑)。
“スピリチュアル”とオシャレっぽくしてみても所詮はテレ朝などでもやり尽くした『心霊特集』。
まぁ、スペシャルっていうのはテレビ界では“改編時期の穴埋め”ってことだからしかたねーのか。
登場人物も似たりよったり
ペトロに松尾貴史かぁ…
でも松尾貴史が石田純一に対してどう出るのかちょっと興味があったんで見てみた
断っておくと石田純一のことは好きでも嫌いでもない
というかどちらかというとバブリーな80年代のトレンディドラマな香りは苦手
ついでにおいらの心霊に関してのスタンスはといえば魔術師ハリー・フーディーニみたいな距離感
死後の世界の存在を激しく希望するものの、いまだホンモノの霊能者には出会えず…みたいな
まぁ、おいらの場合は“出会う”っつっても、テレビだの記事だので判断してるだけだけど
今回の番組についても、ペトロ氏が憑依されたかのような状態に陥ったことは、それすなわち心霊側へのプラスポイントにはなりえないだろう
ガードが堅すぎるあまりかえって詐欺にひっかかってしまうインテリの話なんてのはよく聞くし、
あの人は実は“根が寂しがり屋”に見えなくもない(←おいらの思い込みかもしれんが(笑))
だとしたらそれ故、暗示にかかりやすかった…って可能性もある
さらには石田純一の前世がイタリア人…て…ベタなイメージ…と思った
なんか“前世”のバリエーションって霊能者さんたちの知識の範囲にしかないのは気になる
エジプトのピラミッド建設が実は奴隷ではなく、公共事業的に行われていたという証拠になる出勤簿などが近年発見されたけど、霊能者の方々がそういうのを先回りして当ててくれてたら信じるんだけどなぁ…
あの番組に呼ばれていた自称・霊能者の人たちも…いつもながらなんだかなぁ…と言う感じだった
結局の所、この日も(多勢だったにもかかわらず)心霊陣営にプラスポイントは皆無だったのだけど
松尾貴史の態度はないと思った。
正直がっかり。
実はそれまでは松尾貴史氏のことはけっこう好きだったりもしたのだ
彼の心霊特集における態度は前々から危ういとは思ってたけどかろうじてギリギリセーフだと思ってた。
でも今回のはアウトにみえた
ここで冷静に自己の深層を振り返ってみると実は「ギリギリセーフだった」の先があった気がする
→ギリギリセーフ→つまりは合法→だったらもっとやれ→…みたいな
危ういと感じてたはずなのに逆にコブシ振り上げて応援していた…かも
なんか、これって典型的なイジメのパターンに見えなくもない。
テレ朝のときは、心霊側の“とんでも度”が高すぎて気付かなかったけど、今回、石田純一というフィルターを通してみると松尾貴史の正体が見えた気がする。
「いくら先輩だからっていっても…」
松尾は石田氏に食ってかかる時にこう前置きしたけど、これって小手先の言葉で相手を攻撃する人のよくやるパターン。
基本的に敬意は払ってる、とか
聞く耳は持っている、とか
こうした前置きをすることで、自分は極めて紳士的な態度だが、その上で私が貴方に反感を抱いてしまうのは、そちらがルールを欠いているからだと、とりあえずジャブを出しておく。
実際には「無礼講」というお札をいきなり相手のアタマに貼って、じゃあ殴らせてもらいますよ…と殴りかかってるのに等しい。
おいらみたいなひねくれものだったら
「おいちょっと待てや、そもそもそこんとっから違ってるやろ」
とそこで話を止めるんだろうけど、世の中の多くの善良な人たちは、そうすることは話の腰を折ることだと心得ているものだ。
だからあのカードは先に出したもん勝ちの卑怯な挑発的戦法といえる。
松尾氏は石田氏が話してる時でさえ、ニヤニヤとハナっからバカにしたような笑みをうかべていた。
ツッコミどころでハナで笑うというのでもなく、終始…だった。
これがキッチュの正体なのか。
以前、大槻教授がホンモノの超能力なんてのを見せたら大学教授辞めてやるなんて息まいてたことがあったが
当時、番組の中で箱の中に入っているものを透視してみろというお題で海外から来た超能力者が完全には当てなかったのだけどその物質の結晶のカタチを言い当てた
それに対して大槻教授は
「それを言い当てたのはたしかに不思議だ」と言った。
あきらかに不思議な能力を見せられたのに話はそれっきり
つまりハナっから未知のものを拒んでるだけなのだ。
松尾氏の場合は巧みな言葉の魔術と、歴代のオカルトさんたちのとんでもさ加減とであまり目立たなかったけど、実は大槻教授と同じレベなんじゃないだろうか?
未知なる現象を目の当たりにしたときの松尾氏の反応を見てみたいものだ。
「どうせなんかタネがあるんでしょう」
とか言いそう。
でももしそう突っ込むならフーディーニのようにその場でタネを見破って指摘しなければならないはずだし、実験の事前にこことここは見せといて欲しいと指摘しておくべきだ。
少なくとも、大槻教授にも松尾氏にもオカルトハンターの資格はないだろう。
別に
「自分がオカルトハンターだと言ってるつもりはない」
と言うかもしれないが、だったらあの高飛車な態度は考えたほうがいい。
自分の価値観に会わないものはハナから受け入れないというのは、実は“とんでもオカルトさん”とあまり変わらない…もしくはそれ以下かもしれない。
新しいモノというのは既成観念というフィルターで見ると時にはオカルトにも見えてしまう。
1つの電子が二カ所に同時に存在するなんて量子力学の“事実”はニュートン力学の視点から見たらまさに幽霊みたいな現象。
松尾氏も大槻氏も
「量子力学?そんなのおまえさんの100倍は知ってるよ」
って今だから言えるかもしれないけど、二人がその時代の現場の科学者だったら真っ先に魔女狩りしてそうだ。
その前日に、やはり日テレでやってた嵐の実験SP
実験結果を受けての科学者たちのコメントってなんだか後出しジャンケンのように歯切れの悪いものが多かった。
でもそれが科学の真の姿ともいえるのだ
科学ってのは、仮説を立てたら、あとは地べたに這いつくばりながらデータを拾っていくもの
実際には単なるデータの集積結果であって、完全にメカニズムが解明されてないまま実用化に至っているなんてのも未だに多いのだ。
量子力学だって、様々な結果を説明するのに合理的だということで認められているだけで、いまだに否定している派はいるし、実際、人間の知覚不能な領域ではあるのだ。
松尾氏のもの言いは、まずは
「あれって人としてどうなの?」
とマナーという次元で疑問を感じたけど、科学的にすら見えなくなってきた。
彼の意見は一見、理路整然としていて、きわめて論理的だけど、絶対に机上を出ることのない文系的なものに見えるのだ。
松尾氏がある番組に出たときに海外における漢字ブームの中に見つけた勘違いという話題で
「帽子に“足”なんて書いてあるヤツがいた」なんて笑い飛ばしてしたけど、実はあれは多少のズレはあるかもしれないけど勘違いというほどのものでもないのだ。
「足」キャップはアメリカの某有名大学のスポーツチーム名を漢字にしたものだ。正確にいえば「踵」か「煤」か「脂」なんだろうが視覚的な意図なのか画数の少ないものを選ぶ傾向も見受けられる(蜂→虫みたいに)ので、ズレですらないのかもしれないのだ。
個人のタトゥーならまだしも、商品として売られているものだったら、それなりの経緯があるのでは?と考えを巡らせてもいいはず。特に彼のような雑学オヤジだったらね。
まぁ、この漢字のエピソードだけなら松尾氏のミスというほどでもなく、逆に細かいツッコミを入れてるおいらのほうがハナシの腰を折る無粋なヤツなんてことになっちゃうのかもしれないけど、彼のいろんな言動の1つとして見ると、これも聞く耳を持たない“上から目線”のなせる結果と映ってしまった。
松尾氏のような相手を完膚無きまでに叩きのめすようなわかりやすい論客に傾倒する人は多いかと思う。特にブログなんてやってる人種においては。
でも、それはとても危険な要素をはらんでいる。まずその人物が多少の間違いをしても見逃してしまう。で、実はそれが実は多少のことでは済まずあとになって効いてきて大きなミスリードを引き起こしてしまうなんてこともあるからだ。
ネットの意見を見ても、●●は神だとか、○○市ねとか、個々の意見ではなく、人間単位で否定・肯定されてしまうことが多い。これって一歩間違えるとカルト宗教やファシズムにもつながるぢゃねーかと心配になる。松尾氏に傾倒しかけた一人として…ね。
とりあえず、松尾氏にあてがわれたのが咬ませ犬で、しかも松尾氏はなんら進歩的な答えを導き出したわけでもないという“事実”だけは受け止めるべきだ。
つまり肯定派がオカルトの存在を証明できなかったのと同様に、松尾氏もオカルトの存在を完全否定しえなかっただけでなく、あの出演していた霊能者に関してでさえ、ホンモノが一人も存在しないという結論には至っていないのだ。
まぁ、マッチメイクしたテレビ局が一番悪いかな。でも石田純一を呼んだのはよかったかもね。
ネタもないのにSPやるな…っていう(苦笑)。
“スピリチュアル”とオシャレっぽくしてみても所詮はテレ朝などでもやり尽くした『心霊特集』。
まぁ、スペシャルっていうのはテレビ界では“改編時期の穴埋め”ってことだからしかたねーのか。
登場人物も似たりよったり
ペトロに松尾貴史かぁ…
でも松尾貴史が石田純一に対してどう出るのかちょっと興味があったんで見てみた
断っておくと石田純一のことは好きでも嫌いでもない
というかどちらかというとバブリーな80年代のトレンディドラマな香りは苦手
ついでにおいらの心霊に関してのスタンスはといえば魔術師ハリー・フーディーニみたいな距離感
死後の世界の存在を激しく希望するものの、いまだホンモノの霊能者には出会えず…みたいな
まぁ、おいらの場合は“出会う”っつっても、テレビだの記事だので判断してるだけだけど
今回の番組についても、ペトロ氏が憑依されたかのような状態に陥ったことは、それすなわち心霊側へのプラスポイントにはなりえないだろう
ガードが堅すぎるあまりかえって詐欺にひっかかってしまうインテリの話なんてのはよく聞くし、
あの人は実は“根が寂しがり屋”に見えなくもない(←おいらの思い込みかもしれんが(笑))
だとしたらそれ故、暗示にかかりやすかった…って可能性もある
さらには石田純一の前世がイタリア人…て…ベタなイメージ…と思った
なんか“前世”のバリエーションって霊能者さんたちの知識の範囲にしかないのは気になる
エジプトのピラミッド建設が実は奴隷ではなく、公共事業的に行われていたという証拠になる出勤簿などが近年発見されたけど、霊能者の方々がそういうのを先回りして当ててくれてたら信じるんだけどなぁ…
あの番組に呼ばれていた自称・霊能者の人たちも…いつもながらなんだかなぁ…と言う感じだった
結局の所、この日も(多勢だったにもかかわらず)心霊陣営にプラスポイントは皆無だったのだけど
松尾貴史の態度はないと思った。
正直がっかり。
実はそれまでは松尾貴史氏のことはけっこう好きだったりもしたのだ
彼の心霊特集における態度は前々から危ういとは思ってたけどかろうじてギリギリセーフだと思ってた。
でも今回のはアウトにみえた
ここで冷静に自己の深層を振り返ってみると実は「ギリギリセーフだった」の先があった気がする
→ギリギリセーフ→つまりは合法→だったらもっとやれ→…みたいな
危ういと感じてたはずなのに逆にコブシ振り上げて応援していた…かも
なんか、これって典型的なイジメのパターンに見えなくもない。
テレ朝のときは、心霊側の“とんでも度”が高すぎて気付かなかったけど、今回、石田純一というフィルターを通してみると松尾貴史の正体が見えた気がする。
「いくら先輩だからっていっても…」
松尾は石田氏に食ってかかる時にこう前置きしたけど、これって小手先の言葉で相手を攻撃する人のよくやるパターン。
基本的に敬意は払ってる、とか
聞く耳は持っている、とか
こうした前置きをすることで、自分は極めて紳士的な態度だが、その上で私が貴方に反感を抱いてしまうのは、そちらがルールを欠いているからだと、とりあえずジャブを出しておく。
実際には「無礼講」というお札をいきなり相手のアタマに貼って、じゃあ殴らせてもらいますよ…と殴りかかってるのに等しい。
おいらみたいなひねくれものだったら
「おいちょっと待てや、そもそもそこんとっから違ってるやろ」
とそこで話を止めるんだろうけど、世の中の多くの善良な人たちは、そうすることは話の腰を折ることだと心得ているものだ。
だからあのカードは先に出したもん勝ちの卑怯な挑発的戦法といえる。
松尾氏は石田氏が話してる時でさえ、ニヤニヤとハナっからバカにしたような笑みをうかべていた。
ツッコミどころでハナで笑うというのでもなく、終始…だった。
これがキッチュの正体なのか。
以前、大槻教授がホンモノの超能力なんてのを見せたら大学教授辞めてやるなんて息まいてたことがあったが
当時、番組の中で箱の中に入っているものを透視してみろというお題で海外から来た超能力者が完全には当てなかったのだけどその物質の結晶のカタチを言い当てた
それに対して大槻教授は
「それを言い当てたのはたしかに不思議だ」と言った。
あきらかに不思議な能力を見せられたのに話はそれっきり
つまりハナっから未知のものを拒んでるだけなのだ。
松尾氏の場合は巧みな言葉の魔術と、歴代のオカルトさんたちのとんでもさ加減とであまり目立たなかったけど、実は大槻教授と同じレベなんじゃないだろうか?
未知なる現象を目の当たりにしたときの松尾氏の反応を見てみたいものだ。
「どうせなんかタネがあるんでしょう」
とか言いそう。
でももしそう突っ込むならフーディーニのようにその場でタネを見破って指摘しなければならないはずだし、実験の事前にこことここは見せといて欲しいと指摘しておくべきだ。
少なくとも、大槻教授にも松尾氏にもオカルトハンターの資格はないだろう。
別に
「自分がオカルトハンターだと言ってるつもりはない」
と言うかもしれないが、だったらあの高飛車な態度は考えたほうがいい。
自分の価値観に会わないものはハナから受け入れないというのは、実は“とんでもオカルトさん”とあまり変わらない…もしくはそれ以下かもしれない。
新しいモノというのは既成観念というフィルターで見ると時にはオカルトにも見えてしまう。
1つの電子が二カ所に同時に存在するなんて量子力学の“事実”はニュートン力学の視点から見たらまさに幽霊みたいな現象。
松尾氏も大槻氏も
「量子力学?そんなのおまえさんの100倍は知ってるよ」
って今だから言えるかもしれないけど、二人がその時代の現場の科学者だったら真っ先に魔女狩りしてそうだ。
その前日に、やはり日テレでやってた嵐の実験SP
実験結果を受けての科学者たちのコメントってなんだか後出しジャンケンのように歯切れの悪いものが多かった。
でもそれが科学の真の姿ともいえるのだ
科学ってのは、仮説を立てたら、あとは地べたに這いつくばりながらデータを拾っていくもの
実際には単なるデータの集積結果であって、完全にメカニズムが解明されてないまま実用化に至っているなんてのも未だに多いのだ。
量子力学だって、様々な結果を説明するのに合理的だということで認められているだけで、いまだに否定している派はいるし、実際、人間の知覚不能な領域ではあるのだ。
松尾氏のもの言いは、まずは
「あれって人としてどうなの?」
とマナーという次元で疑問を感じたけど、科学的にすら見えなくなってきた。
彼の意見は一見、理路整然としていて、きわめて論理的だけど、絶対に机上を出ることのない文系的なものに見えるのだ。
松尾氏がある番組に出たときに海外における漢字ブームの中に見つけた勘違いという話題で
「帽子に“足”なんて書いてあるヤツがいた」なんて笑い飛ばしてしたけど、実はあれは多少のズレはあるかもしれないけど勘違いというほどのものでもないのだ。
「足」キャップはアメリカの某有名大学のスポーツチーム名を漢字にしたものだ。正確にいえば「踵」か「煤」か「脂」なんだろうが視覚的な意図なのか画数の少ないものを選ぶ傾向も見受けられる(蜂→虫みたいに)ので、ズレですらないのかもしれないのだ。
個人のタトゥーならまだしも、商品として売られているものだったら、それなりの経緯があるのでは?と考えを巡らせてもいいはず。特に彼のような雑学オヤジだったらね。
まぁ、この漢字のエピソードだけなら松尾氏のミスというほどでもなく、逆に細かいツッコミを入れてるおいらのほうがハナシの腰を折る無粋なヤツなんてことになっちゃうのかもしれないけど、彼のいろんな言動の1つとして見ると、これも聞く耳を持たない“上から目線”のなせる結果と映ってしまった。
松尾氏のような相手を完膚無きまでに叩きのめすようなわかりやすい論客に傾倒する人は多いかと思う。特にブログなんてやってる人種においては。
でも、それはとても危険な要素をはらんでいる。まずその人物が多少の間違いをしても見逃してしまう。で、実はそれが実は多少のことでは済まずあとになって効いてきて大きなミスリードを引き起こしてしまうなんてこともあるからだ。
ネットの意見を見ても、●●は神だとか、○○市ねとか、個々の意見ではなく、人間単位で否定・肯定されてしまうことが多い。これって一歩間違えるとカルト宗教やファシズムにもつながるぢゃねーかと心配になる。松尾氏に傾倒しかけた一人として…ね。
とりあえず、松尾氏にあてがわれたのが咬ませ犬で、しかも松尾氏はなんら進歩的な答えを導き出したわけでもないという“事実”だけは受け止めるべきだ。
つまり肯定派がオカルトの存在を証明できなかったのと同様に、松尾氏もオカルトの存在を完全否定しえなかっただけでなく、あの出演していた霊能者に関してでさえ、ホンモノが一人も存在しないという結論には至っていないのだ。
まぁ、マッチメイクしたテレビ局が一番悪いかな。でも石田純一を呼んだのはよかったかもね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます