お庭の脚立の上でちょっと一息つく朋くんです。
この子は生まれつき目が見えないというハンディキャップを持った猫ちゃんです。
一時期は目が見えるようにしてあげたいという想いがいっぱいだったのですが、
ある話をどこかで聞いたことによりその考え方をやめて、あるがままに、今ある
姿がベストなんだという考え方に変わりました。
それはなぜか?
たしかYouTubeを見ていた時のことだったと記憶しています。
外国でのお話しですが、生まれつき耳の聞こえない方がいらしたそうです。
我々からすれば、目の見えない人には見えるように、耳の聞こえない人には聞こえるように、
しゃべれない方がいらっしゃったらしゃべることが出来るようになることが幸せなんだという
考えを誰もが持つと思うんです。(生まれつき障害を持った方のお話しです)
その外国の方は親がどこからか耳の手術により聞こえなかった耳が聞こえるようになった方の
話しを聞きました。
本人も同意し手術を受けることになったそうです。
手術は大成功
生まれつき耳の聞こえなかった方は聴力を身に付けるようになり普通の人と同じように音や
人の声などなんでも聴こえるようになりました。
ところが・・・・・・
その方は生まれつき聞こえないということは常に静寂の中にいたということなのです。
それが突然起きている間中様々な音がひっきりなしに聞こえてくることに耐えきれなくなって
みずからいのちを断ってしまったという悲しいお話しです。
障害があるというのはその方、あるいは動物もそう、その方だけに与えられた個性であり、
その個性を持って生涯生きて行くことを運命付けられたと言っても過言ではないでしょう!!
誰にでも個性があります。不自由を感じる方もいらっしゃるでしょう!!誰かの手を借りなければ
生きていけない方もいらっしゃるでしょう!!人が人の個性を大事にし、不足している部分を
他の方がカバーして助け合って生きて行くことが人類に与えられた指命だと思います。
ですから、お話しが長くなってしまいましたが、朋くんはまったく目が見えませんが、私たちが
朋くんの手となり足となり、目となっていっしょに生きて行こうと思ってます。
なぜ朋くんという名前を付けたかというと、朋という漢字は月+月です。
心の中の両方の目で美しい月が見れますようにという想いから名付けました。
今ではわが家の猫たちの中ではいちばん元気で走り回り、いたずらし放題ですが、そこが朋ちゃん
らしくてとっても可愛いんです。
今後も朋ちゃんの画像をいっぱい撮ってアップして参りますのでぜひ応援してくださいね!!