ロシアは報道管制下にあり、日本のNHKに当たる国営放送が国内問題・戦争
に関することなど報道していますが、私達の目から見てもかなり事実とは違っ
た形で報道されているように感じます。
私は外国語ブログを9カ国語の多言語ブログとして管理し日々書き込みを
しています。
時々ロシアの方もご覧になっているようです。
そこで真実の姿はなんなのかなにが正しいのか知っていただくために今日は
ロシアの方向けの内容になっています。
プーチン大統領はウクライナのことをナチス政権と言ってみたり、アゾフ連隊
のことをネオナチと言ってみたりして敵対心を煽っているように見えます。
果たして本当にそうでしょうか?
プーチン大統領の掲げる夢は、ロシア・ベラルーシ・ウクライナを統合して
帝政ロシアを復活させることだと評論家の方が言っていました。
レーニン・スターリンの共産主義ソビエトの復活を目論んでいるものと思って
いたら、もっと以前の政治体制である帝政ロシアを目論んでいるというのは非
常に恐るべしという感じがします。
世界各国に民族主義者がいますが、プーチン大統領も帝政ロシアという強い
ロシアを復活させることを目論む民族主義者の一人だと思っています。
彼はロシア・ベラルーシ・ウクライナは三位一体であり、いずれ統一国家と
なるべき3つの国がどのひとつでも西側の民主主義国家群に入ることを許さ
ないという考えを持っています。
アゾフ連隊やウクライナ政府のことをナチスであるとかネオナチ呼ばわりして
徹底的に糾弾しますが、ウクライナの自治、独立を守るための民族主義的な
考え方の人間をすべてナチスと呼び、弾圧しています。
ウクライナの数多くの女性や子供や老人たちが虐殺されましたが、この人達は
ナチスですか?
ナチスでもなんでもない本当に普通のウクライナ市民です。
こんな普通のウクライナ市民がプーチン大統領が送り込んだ残忍なロシア軍
によって殺されているという事実
これまで書いてきたことは事実ですが、これらの事実が報道管制によって
ロシアの国民に伝わっていないというのが大問題なのです。
比較的若い方はSNSによってかなりの情報をつかみ、デモをおこなったり、
国外に出国したり様々な手段で意思表示をしています。
これに対してSNSを利用しない比較的高齢者は政府広報を信じ切っており、
プーチン大統領の支持率は80%以上という驚異的な数字を上げているのです
国の政治はその国の国民が自ら決めなければなりません。
それも正しい情報をもとに正しい選択をしなければならないのです。
報道管制された社会では何が真実か誰にもわからず、上から言われたことを
ただ鵜呑みにするしかないという恐ろしさがあります。
この戦争いつ終わるか誰にもわかりません。
第二次世界大戦の時のナチスの蛮行とまったく同じことを行っているロシア
は果たして国家と言えるのでしょうか?
本日は特に報道管制下にあるロシアの方向けの内容となっています。
現実を少しでも知っていただきたいという思いからブログを書かせていただき
ました。
もうこんな内容の記事を書かなくてもいいような平和な世界が一日も早く到来
してほしいと祈るばかりです!!
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