特別なRB10

昭和の東武バス野田の思い出や東京北東部周辺の乗りバスの記録等。小学生時代に野田市内バス全線走破。東武系・京成系を特に好む

廃止直前のベニ01系統に乗ってきた

2017年05月25日 22時40分08秒 | 旅行
薫風の候皆様いかがバスにお乗りですか。

さて、東武バスのHPを見ていたところ埼玉県桶川市の【ベニ01】なる変わった名前の系統が5/31をもって廃止される、との告知が出ておりました。

同じ東武でもイーストの地域で生まれセントラルの地域に住まう者としてはどういう所を走っているのか見当もつかない路線ですが、廃止された後に「乗ってみたいなあ」などと渇望しても後の祭りなので早速桶川市へ行ってきました。


桶川駅に降りますと何故か構内に「本物の出会い 栃木」というPOPが飾られていて「ん?ここ埼玉じゃなかったっけ?」と一瞬戸惑います。


   
「ベニ01」は桶川駅西口と『ベニバナウォーク』なる商業施設を往復していますがなぜベニバナ?と思ったら、桶川という所は紅花がご自慢の土地のようです。
うむ、野田の醤油と同じだ。野田には「ショ01」とか無かったですけど。


 
駅を出て一番最初の出くわすバス乗り場が桶川市内循環バスとなぜか上尾市内循環バスの2つ。路線図に「ベニバナGO」と書いてあります。

 
次にあるのがイーストエリアの人間にはどう見ても朝日バスにしか見えない川越観光の乗り場。
けやき団地、北里大学メディカルセンターとあって私にはどこにあるのかさっぱり分かりませんが傍から見てるとお客様が非常に多い。


3つ目にあるのが東武の乗り場で川越駅行きと問題のベニバナウォーク桶川直通バスが出ております。
どちらも同じ東武バスウエストなのに管轄営業所が川越と上尾と異なっているのでバス停ポールが2つに分かたれております。廃止後は上尾のバス停は撤去されるでしょう。

 
「川04 ~蔵のまち~ 川越駅」と表示した長尺ワンステップのブルーリボンかエルガが来ました。
蔵とか紅花とか埼玉の自治体の売り込み熱心さには感嘆を禁じえないものがあります。



  
駅の階段下で客降ろしをしてほどなく14:45発のベニ01が乗り場にやってきました。
これは日野製ノンステップ車。100円均一なのになぜか後乗り前降りでした。またIC運賃でも額面通り100円取られました。



バス停時刻表を見ますと、川越行きよりもベニ01の方が本数が多いのが分かります。


オタク席に座った私と後方席の女性4人、乗客計5人で定刻通り出発しました。途中停車なしの直通なのでこれで客数確定です。

 
若宮という交差点を直進し舗装の行き届いた道を行くと・・・・


5分も立たないうちに着きました。ベニバナウォークはアルファベットで書くんですな。

 
 
ベニバナウォークのバス停にも廃止告知があります。


この後復路も同じ車両で桶川駅へ戻りましたが運転士氏とちょっと雑談したところによれば利用者数が少ないからどうこうという問題ではなく、このお店のほうから「廃止して」と言われたのだそうです。
店舗側の運賃負担解消ということでしょう。しかし一日中、途中停留所が一つもない極短距離を往復するだけの運転業務というのもしんどいものがあったでしょうな。



ところでこの車両、車内広告がかたっぱしからベニバナウォークだらけでした。


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