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さあ、いっきに分数の身に付けるべき内容を全部仕上げてしまいましょう。
分数準備7(比⇒分数、分数⇒比)では比1:3=2:6を4つの分数の形に表しました。
おさらいすると、(色に注意して見てください)
でしたね。この比⇔分数の変換は自由にできるようにさせてあげて下さいね。
中学、高校ではすーごく役立ちますし、意外とこれが出来な生徒は多いです。差がつくところでもあります。
では、さらに今日は比の大事な性質をやりましょう。これをやっておかなくてはね。
分数準備8
比の大事な性質 あ:い=A:B ⇒ あ×B=い×A
に触れることにします。
では、なぜこうなるのでしょう??これは分数準備7の比を分数に表すことが出来たら証明できます。親子でじっくりと理解してみてください。
どうですか? お子さん理解できますかね?? 一度でなく、折をみて数回は説明してあげてみてください。(公式、性質も含めて、暗記ではなく理解をする癖をつけてあげて下さい。よく考える子にするには)
文字の方も同様です。
さあでは、問題です
3:12=5:☐ の☐を求めよ。
(解1)分数準備6
3:12=1:4です。だから1:4=5:☐です。
よって ☐=20
(解2)分数準備8
3×☐=12×5 (外×外=中×中)
3×☐=60 よって☐=20
と解ける。
分数が自由に使いこなせることは、数学(中学、高校、大学入試)において大いに役に立ちますし、反対に出来ないと非常に苦労します(数学、化学、生物、物理においても…)。そして、この分数は小学生で身に付けるものでもあり、高校の授業においてはすでに身に付けているものとして授業を行います。が、現実には多くの生徒が戸惑い、出来ないのをごまかしながら計算をより複雑にして行っています(分数と比の関係や分数÷分数をきちんと出来ていれば、とてもシンプルな計算なのに)。
そこで、このブログを読んでくださっているお母さまには、是非今のうちにお子さんにしっかりと分数に触れさせ、いろんな変形を理解とともに身に付けてもらえたらと思っています。
分数準備1,2、分数準備3 分数準備4、分数準備5 分数準備5.5
できれば、時期は1月の中旬15日ぐらいまでに「分数の特訓」をやりこなすといいですよ。卒業してからでは遅いと思います。卒業してから、中学入学までは準備に追われるのと、お子さんの心が中学生活への期待に膨らみ、落ち着いての勉強ができないと思いますよ。
中学の準備をさせるなら、この冬休みを上手に使うといいです。そして、この分数訓練の効果は中学、高校で現れてきます。乞うご期待