猫ちゃんでも、わんちゃんでも、小鳥さんでも、金魚ちゃんでも、カメさんでも、
その他のどんな生き物でも、人間と暮らしていると、人間の言葉を理解できていると思う瞬間、ありますよね!?
ご飯、おやつ、お散歩、シャンプーなど、わんちゃんなら楽勝でしょう
その他の子達も、わんちゃんほどのリアクションはないにしても、人間の言葉に反応する姿を見ることは、よくあると思います
そういう姿を目の当たりにした時、我が子は天才だと目を細め、有頂天になりますよね
今日のかあちゃんは、まさにすずちゃんを天才だと思い、有頂天になりました。
ここから、親バカ劇場が始まりますので、サラッと読み流していただければ幸いです
すずちゃんは、爪切りをことの他嫌がります
かあちゃんのお膝で熟睡している時がチャンスなのですが、そのチャンス到来のタイミングで爪切りが手の届く範囲にないことがほとんどです
そんな時、かあちゃんは小声で
「爪切り取って!」
と、とうちゃんにお願いするのですが、すずちゃんは何と、「爪切り」と聞こえた瞬間に目を覚まし、脱兎の如くいなくなります
そこでとうちゃんが、
「爪切りと言わず、暗号にすればいい! 今度から『頭』と言えば爪切りを取ってやる」
なぜ暗号が『頭』なのかはわかりませんが、次に訪れたチャンスに、かあちゃんは素直に『頭』と言ったのですが、とうちゃんはキョトン顔!
自ら提案した暗号を忘れていたのです
そんなことはどうでもいいのですが、すずちゃんの爪切りは難航を極めているのです
そこで今日、かあちゃんはすずちゃんに交渉を求めました
「すずちゃん、お話があります。すずちゃんがどうしても爪を切らせてくれないのならば、お医者さんにお願いするしかありません。このキャリーバッグに入って、獣医さんに今すぐ行くのが良いか、かあちゃんに爪を切らせるのが良いか、よく考えてください」
と目の前にキャリーバッグを置きました
するとすずちゃんは、そっと両手をかあちゃんの目の前に差し出すではありませんか!
あっ!いや!
少し妄想が入ってしまいました
手は差し出しはしませんでしたが、あれだけ嫌がっていた爪切りを大人しくさせてくれたのです
これは本当です!
紛れもなく事実です!
『タイミングが良かっただけでしょう!』
『寝ぼけてたんじゃないの?』
『かあちゃんのおかしな気迫にやられたのよ!』
『ブツブツ何か言ってるかあちゃんが怖くて、固まっちゃったんじゃないの?』
はい!
どれも正解かもしれません
かもしれませんが、かあちゃんは、すずちゃんが長文の言葉を理解したのだと、すずちゃんは天才なのだと思いたいのです
親バカ劇場にお付き合い頂き、ありがとうございました
爪切りの後、放心状態で、白目をむいて寝ているすずちゃん
その後、深い眠りに入るすずちゃん
爪を切らせてくれて、ありがとう