私が若い頃、
お坊さんや修行している人だけが救われる思想は間違いです。
万人が、生かされて救いの権利を持っています。
極端にいえば、死刑囚が死刑の間際に天に心から悔い改め、今までを懺悔し素直に死刑を受けて償いますとすると天は、その者ですら救うということを聞き
天は、人間の動機を常にみていることがわかりました。
反対に、肩書きが立派でも、その者の動機が俺が私がという我欲に凝り固まっていると
あまり死んだ先は良くないと聞きます。
私は完璧主義の傾向があり、頑固で納得しないと誰のアドバイスも聞き入れない性格でしたが、
物事がこれでもかというほど行き詰まらせられ、
ようやく全能な天に安心してまかせるということ
が少しずつできてきました。
見えないけど、任せるといくら頭で考えてもわからなかったことが、すんなりと解決をするのです。
私は、完璧主義を捨てつつあります。
なぜなら人間は完璧を求めても天にはかなわないからです。
自然は偉大です。
抽象的な観念だったものが、具体的になることがとても不思議です。
感謝しています。