休日の前夜、夜更かしをしたい私は眠気がさすのをなんとなく追いやりながら編物をする。
それでもどうしようもない眠気に襲われ、心地よく寝入ってしまう。
3時頃目が覚め、軽くシャワーを浴びる。
カーテンを開けると、満月だろうか?外は明るくて周囲がはっきりと見える。
山の中腹には雲のような霧のような靄がかかっていて、
真上の月が煌々と照らす。
星々もそれぞれに輝いていてとても美しい、明日はお天気がいいのかな。
今は彼らはいないみたいだな…そんなことを気にしながらわずかな時間お月見をする。
翌朝の起床は気まぐれで遅い。
車の騒音と二階の住人の支度の音を、少しうるさく感じながらうたた寝をする。
なんて心地いいんだろ。
あまりの心地よさに、寝てもいられなくなって、
今日は毛糸を買いに行こうと思い立つ。
朝ごはんはいらないや、掃除や洗濯を済ませて、さっそく買い物に出かける。
もう、居ても立ってもいられない歓喜の渦に飲み込まれる。
歌いたいのか踊りたいのか、あるいは目を閉じこの歓喜の中にあり続けたいのか、
誰にも会いたくないのに目に触れるものすべてを愛したい、
特別なことをしたくないのに創造力が湧き上がってきてどうしようもない。
このどうしようもないエネルギーの渦。
内側から湧き上がり、全身を包み込み、泣きたいのか笑いたいのかわからない、
くすぐったい感覚、太ももから鳥肌が立ち全身をかけめぐるような感覚。
このように書いていても何を書いてよいのかわからず、どう表現していいのかわからない。
そもそも私は何をしたいのかわからない、会話もできないし、なにか別世界にいるみたいだ。
ただ、歓喜の渦に巻き込まれる。
でも、じっとしていられず家を出る。
こんな感覚で満ち溢れてしまっては、どうしようもない…
今ようやく落ち着いてきました。
今ならまだ、ここへ戻れそうです。
この歓喜の渦はハイヤーセルフのエネルギーだと実感しています。
NASKAの hand-Dyed Yam Blend (10番)という毛糸を買ってきました。
メリノウールにテンセルをブレンドした糸なんだそうです。
水彩画みたいな色合いで繊細な光沢があって、滑らか。
以前見た時に一目ぼれしたお色で、わぁきれいだなぁ…でも少し派手かなって別な色を購入しました。
でも、欲しいって思うとやっぱりほしいんですよね…購入した糸でショールをさっそく編み始めました。
とにかく丁寧に美しく編み上げたいなって思います。
あの歓喜の渦に再び飲み込まれながら。
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