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ある晴れた日の・・・

麻布台ランチ→東京タワー水族館→展望台→南禅寺東京

小学校五年の一年だけクラスメートなのに、紆余曲折を経て続いている千葉の友達とランチ

先月、両国で猪鍋のはずが、悪夢のアナフィラキシーで没。実は双方の都合や天候の関係もあって、何度かお流れになっているのだ。


いつもコジャレた店か老舗をピックアップしてくれる。

「かれこれ2年なんだから、もう慣れたでしょ?」と、突き落とすような仕打ちで、今回は現地集合(涙)

雨がだいっきらいで、駅から一緒に歩きたくなかったようだ。実際は雨どころか、ガンガン陽が当たる東京タワー内で、ものすごーく長い近況報告を聞くはめになるのだが、、、

相づち以外は打てないという、喋りだしたら90分授業覚悟だ。徳川家に始まり、黒船の来航、江戸の武器庫みたいな話まで、さすが史学科?

〆は南禅寺東京出張所。
東京タワー真向かいなのだ。

ご朱印をもらいに入ると、僧侶と話しこんで来るのももう慣れた。あちこち散策して時間を潰す。


ランチはロシア大使館前の≪グランブルー≫ブティックが併設する喫茶軽食部門だ。

よく見ると喫煙可になっているので、それで彼女が選んだのかと思ったら、到着して初めて知ったとのこと。



神谷町からけっこう急勾配、坂道をあがって右に折れる。大使館警備の厳重さに気をとられていると、通りすぎてしまいそうな観葉植物がジャングルのように生い茂った外観の店。

ランチは早めに入ったほうが混まなくていいようだ。


切り上げて目的の≪水族館≫へ。
東京タワーの中に日本庭園?


なまず、スッポンもどき、おに亀、エンゼルフィッシュ、ピラニア、、、

さらにチケットを購入して展望台へ。

じつは、中学も同じだったので、修学旅行で同一体験をしているのだが、私のほうが覚えているコマが多かった。二度と同じクラスにはならなかったし、高校も別々で、大学から彼女は東京なので、お互いのことを知っているようで知らなかったり。

「あなたが何が好きで何がダメかも知らないので、お店選びのヒントにならない」と、前回は鴬谷の老舗豆富(腐)屋さんだった。

水族館はこれ以上時間がかけられないというほど、じっくり見た。

タワーはやけに霞んでいて遠くは見えなかったが、それでも雨の予報を覆して、晴れてくれただけでもラッキーねと言いながら何周もした。

すぐ下には彼女の元職場、学生時代のアルバイト先、私の所属&登録先、旦那の会社など、コンパクトに収まって全部指差せる範囲なのが面白かった。

お茶しながら、またよもやま話でもりあがりつつ、年相応な内容なのが面白い。


「ひとつだけお願い!つきあって!?」と言われて、ご朱印集めにつきあった。

京都南禅寺東京出張所といっても、あそこはあそこ、ここはここのような関係らしい。



お地蔵様が六体で、「おお!六地蔵!」と感嘆したり、ご朱印を書いている間「どうぞドアは開けられますので、閻魔様をご覧ください」と言われ、


彼女は大喜びで木製のドアを開けた。

それから歩いて神谷町まで。

今朝の地震(震度4)と小雨の悪条件にもめげず来てくれたが、どちらかが晴れ女ということでもないとは思うが、傘いらず、帽子もマフラー(襟巻き)もコートすら不要の暖かさに気分は上々だった!

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