SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発記録】WF2013冬用商品(仮称)製作中・4

2013-02-07 05:22:32 | Laboratory
奇跡の追い上げで「原型さえ間に合わなさそうな状態」から「予定より2日遅れの状態」にまで進展!
この先ミスすること無く作業が進めば何とか5~6セットくらいは抜けるかも…、ミスが無ければ…ですが。

と、いうわけでこの数日の作業を一挙見せ。


まずはドリルの溝を彫ります…と思ってたのですが、色々考えてまずはドリルに凸モールドのスジを加えることにしました。
ここら辺はそもそも「ドリルって何?」って所から考え落ちしていた部分なのですが、そこら辺の個人的な「ドリル考」はWF終わってからゆっくりと…。
とにかく今は作業に専念。
閑話休題。
薄手のプラ板を雲形定規を使って軽く弧を描いた細いリボン状に切り出します。

これを先端から巻きつけ螺旋状に接着。
一見簡単に見えますが、コーンの傾きですぐズレが生じるため、他の作業を進めつつ3時間を費やした作業でした。

ようやく完成したドリルがこちら↓

ん~でもちょっと物足りないか…と感じたため、更に凸モールドの片側を丸棒形のヤスリで削り凹モールドを彫ってゆきます。

…って画像では判りづらいか…

一方、先日制作したキャタピラ原型の片方にはドリル接続用のジョイントを設けます。

もう片方は純粋にクローラーユニットとして制作しましたが、写真撮る前に粘土に埋めてしまったので撮影は断念。

このユニットはフィギュアの腕部に接続することも出来ます。接続部は例のごとく5mmジョイントですので本商品のドリルのみならず様々なアタッチメントを換装して遊ぶことができる…予定。
こうした用途での使用だとキャタピラは一種の防御装備ということになりそうですね。
ま、そもそもこーゆー形のドリル自体が掘削道具ではなく同じ名前の架空兵器とも言えるでしょうけど…。


そしてバックパック。毎回色々なバックパックを作ってますが今回は3㎜ジョイントに対応したタイプ。
これまでのバックパックを見ると実はこのパーツが「有形ブロック」にとって重要な「トランスジョイント」であることが分かると思います。
ここに着目するかどうかがフィギュアを「コレクタブルアイテム」とするか「アクショントイ」とするかのスタンスを決定するファクターではないかと考える次第ですが如何でしょうや?

…WF前にここで商品見本出せれば良いなァ…とか自ら祈りつつ、再び作業に戻ります。

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