ようやく本懐果たしたグラニのフルセットも最初のご注文を消化し、さぁ今度は自分であれこれ遊んでみよう!…って事で、今後の検討がてらキットを楽しんでみました。
…いや、本当はその「今後の検討」がメインなんですけどね
先のWF2018夏におきましては本体のみの販売となりましたが、その際、後日オプションパーツを出す事をお客様に伝えましたところ、「人型に変形するオプションが欲しい」といったご意見も頂きました。
すでにご存知の通り、今回最初のコンセプトとして用意していましたのは馬型に変形するためのパーツだったわけですが、ここは有形ブロックたる本領を発揮、「どうすれば人型足りあ得るか?」を検証してみたいと考えます。
…って事で、何はともあれ、まず直立させてみました…(TOP画像↑)。
…
…
…うん、判ってる。
まぁ、これはあくまで「まずはどんなイメージになるか?」の試みでありまして、これで色々と見えてくるものもあります。
まずは脚。当たり前ですがこの形で直立・二足歩行はさすがに望めません
…いや、もちろんこれは馬型のパーツを使っているから、当然と言っちゃ至極当然なのですが、流用で楽しようとは考えずに人型にはちゃんと人型用の新規パーツ…これは必須の条件です(腕ももちろん、同様)。
そして同じ理由で何よりも重要なのは胴体。
こちらは人型として格好良いものにしたいと思うのであれば、本体のパーツも込みであちらこちらのプロポーション変更が要される事になります。
例えば明らかに狭い肩幅…これはスペーサーをかませて幅を取る必要があろうかと考えます。
またやはり馬型の腰部パーツを使うとなるとどうしても胴長・お尻でっかちな印象は否めません。
こちらもまた専用のパーツをあてがってプロポーションの変更をはかる必要があるのでしょう。
それとやはり予想通り顕著なのはかなりの「大型化」をしてしまうこと。
これまでも各メーカーやアマチュアのディーラーさんらが人型に変形するバイクを手がけてきましたが、そもそも「バイクの車体を胴体に見立てる場合、人型として巨大化するのは避けられない」という事実があります。
これを人型の際の大きさ準拠にすると、今度はバイクとして小型化してしまい、小型車、あるいはミニバイク設定にでもしないと非常にみっともない車体が出来上がってしまうことでしょう。
一つの解決策としては変形を「展開式」ではなく「格納式」にする事が考えられます。
つまりバイク形態の際、各パーツに余剰スペースを儲け、変形時にそのスペースに人型に不必要なパーツを格納する事でサイズダウンを図ろうという方法ですが、もちろんこれにも検討すべき課題があります。
それは構造が複雑化するということ、当然各パーツも入りくんだ形状となるのでガレージキットとしては注型の難易度が上がるか、パーツ数の増加は避けられません。
幸い、コンセプトとして「有形ブロック的な組み換え変形」であるため、さほどパーツの取り外し、追加に関しては躊躇する気は無いので、そこら辺のメリットをもっと前面に出してゆけば充分対応可能ではあるでしょう。
こうした課題は本気で検討すればする程発生してきます。
まずはそれらを思いついた先から列挙してゆき、適時吟味をしながら検討を重ねてゆきたいと思います。
何にしろ、現物を手にとってこそ初めてその段階に進めるというもの、こういうのはじっくり遊び倒してようやくその真価や問題点が見えてくるのではないかと思うのです。
…って事で、ここ暫くは遊び倒します
…いや、本当はその「今後の検討」がメインなんですけどね
先のWF2018夏におきましては本体のみの販売となりましたが、その際、後日オプションパーツを出す事をお客様に伝えましたところ、「人型に変形するオプションが欲しい」といったご意見も頂きました。
すでにご存知の通り、今回最初のコンセプトとして用意していましたのは馬型に変形するためのパーツだったわけですが、ここは有形ブロックたる本領を発揮、「どうすれば人型足りあ得るか?」を検証してみたいと考えます。
…って事で、何はともあれ、まず直立させてみました…(TOP画像↑)。
…
…
…うん、判ってる。
求めているのはコレじゃないよね…。
まぁ、これはあくまで「まずはどんなイメージになるか?」の試みでありまして、これで色々と見えてくるものもあります。
まずは脚。当たり前ですがこの形で直立・二足歩行はさすがに望めません
…いや、もちろんこれは馬型のパーツを使っているから、当然と言っちゃ至極当然なのですが、流用で楽しようとは考えずに人型にはちゃんと人型用の新規パーツ…これは必須の条件です(腕ももちろん、同様)。
そして同じ理由で何よりも重要なのは胴体。
こちらは人型として格好良いものにしたいと思うのであれば、本体のパーツも込みであちらこちらのプロポーション変更が要される事になります。
例えば明らかに狭い肩幅…これはスペーサーをかませて幅を取る必要があろうかと考えます。
またやはり馬型の腰部パーツを使うとなるとどうしても胴長・お尻でっかちな印象は否めません。
こちらもまた専用のパーツをあてがってプロポーションの変更をはかる必要があるのでしょう。
それとやはり予想通り顕著なのはかなりの「大型化」をしてしまうこと。
これまでも各メーカーやアマチュアのディーラーさんらが人型に変形するバイクを手がけてきましたが、そもそも「バイクの車体を胴体に見立てる場合、人型として巨大化するのは避けられない」という事実があります。
これを人型の際の大きさ準拠にすると、今度はバイクとして小型化してしまい、小型車、あるいはミニバイク設定にでもしないと非常にみっともない車体が出来上がってしまうことでしょう。
一つの解決策としては変形を「展開式」ではなく「格納式」にする事が考えられます。
つまりバイク形態の際、各パーツに余剰スペースを儲け、変形時にそのスペースに人型に不必要なパーツを格納する事でサイズダウンを図ろうという方法ですが、もちろんこれにも検討すべき課題があります。
それは構造が複雑化するということ、当然各パーツも入りくんだ形状となるのでガレージキットとしては注型の難易度が上がるか、パーツ数の増加は避けられません。
幸い、コンセプトとして「有形ブロック的な組み換え変形」であるため、さほどパーツの取り外し、追加に関しては躊躇する気は無いので、そこら辺のメリットをもっと前面に出してゆけば充分対応可能ではあるでしょう。
こうした課題は本気で検討すればする程発生してきます。
まずはそれらを思いついた先から列挙してゆき、適時吟味をしながら検討を重ねてゆきたいと思います。
何にしろ、現物を手にとってこそ初めてその段階に進めるというもの、こういうのはじっくり遊び倒してようやくその真価や問題点が見えてくるのではないかと思うのです。
…って事で、ここ暫くは遊び倒します