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スプリガンXは身体各部が5㎜ジョイントによって連結されているためパーツ単位で換装することが可能です…ということは以前から度々述べていたことですが、具体例としてもっとも目立つ部位である脛部や下腕部でカスタマイズの作例を行ってみました。
素材はもっとも手軽なところで模型のジャンクパーツを使用します。
まずは脛部、下腕や脚はシルエットに大きく関わってくるのでこのパーツをオリジナルのものに換装するとイメージがだいぶ異なってくることと思います。
今回は円筒形のオリジナルパーツと明確な差異を出すために「四角い脚」を作ってゆきます。
…と、いうわけでジャンクパーツから素材をチョイス。できればロボットものの脚以外のパーツから選びたかったところですが丁度良いパーツを見つけることが出来なかったのでそのまんま「脛部」のパーツを旧1/100スケールキットのZZガンダムから持ってくることにしました↓。
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またジョイント受け部は市販の5㎜ポリキャップを使用し保持力を高めます。後でプラ材で作った内部フレームに組み込むことを考えてガタつかない四角いタイプのポリキャップを使用します。
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ポリキャップはプラ材の箱組みで囲って内部フレームを製作した方が強度的に安心です。プラ角材を芯に、末端にポリキャップを固定した内部フレームを作ります。
そしてフレームの固定ですが、一部例外はあるものの多くのプラキットの場合、金型の関係で内側に何箇所か水平面あるいは垂直面が型の水平面と一致している箇所があります。そうした面を見つけてそれを基部としてフレームを固定します。
今回の場合、画像の赤い部分がそれに当たります。
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↑フレーム組み込み後。
これでも強度が不安な場合は隙間にエポキシパテ等を詰めて補強するとより確実になるでしょう。
パーツを張り合わせたら空白部をプラ板で塞ぎ、膝などにジャンクパーツでデコレーションを施したら大まかな形状が完成です。
あとは塗装を施せばパーツの違和感が薄くなり統一性が取れると思います。
これは以前にも取り上げた話ですが、市販キットのジャンクパーツを選ぶ場合、できれば同じデザイナーや世界観の作品のキットからパーツを持ってくるとよりパーツの違和感が少なくなるはずです。
またパーツが大きいため裾からフレームが覗くのが気になる方はジャンクパーツ等で内部メカニック等を組み込むと更にそれらしくなると思います。
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完成した脛部をオリジナルのパーツと交換してみる。
思いのほかチョイスしたパーツのサイズが合っていたので長さ的にはほとんど違いはありません。
やや側面にボリューム不足を感じるのでその場合はやはり適当なジャンクパーツでデコレーションしてみると良いでしょう。
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胴体のパーツはなかなかカスタマイズするというのは難しいですが、手足のパーツは極めて簡単に交換することでオリジナルのシルエットを形作ることが出来ます。
「ロボットは角ばっている方が好き」とお考えの方はこれだけでもかなり好みのラインに近づけることが出来ると思います。
是非お試しあれ。
素材はもっとも手軽なところで模型のジャンクパーツを使用します。
まずは脛部、下腕や脚はシルエットに大きく関わってくるのでこのパーツをオリジナルのものに換装するとイメージがだいぶ異なってくることと思います。
今回は円筒形のオリジナルパーツと明確な差異を出すために「四角い脚」を作ってゆきます。
…と、いうわけでジャンクパーツから素材をチョイス。できればロボットものの脚以外のパーツから選びたかったところですが丁度良いパーツを見つけることが出来なかったのでそのまんま「脛部」のパーツを旧1/100スケールキットのZZガンダムから持ってくることにしました↓。
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またジョイント受け部は市販の5㎜ポリキャップを使用し保持力を高めます。後でプラ材で作った内部フレームに組み込むことを考えてガタつかない四角いタイプのポリキャップを使用します。
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ポリキャップはプラ材の箱組みで囲って内部フレームを製作した方が強度的に安心です。プラ角材を芯に、末端にポリキャップを固定した内部フレームを作ります。
そしてフレームの固定ですが、一部例外はあるものの多くのプラキットの場合、金型の関係で内側に何箇所か水平面あるいは垂直面が型の水平面と一致している箇所があります。そうした面を見つけてそれを基部としてフレームを固定します。
今回の場合、画像の赤い部分がそれに当たります。
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↑フレーム組み込み後。
これでも強度が不安な場合は隙間にエポキシパテ等を詰めて補強するとより確実になるでしょう。
パーツを張り合わせたら空白部をプラ板で塞ぎ、膝などにジャンクパーツでデコレーションを施したら大まかな形状が完成です。
あとは塗装を施せばパーツの違和感が薄くなり統一性が取れると思います。
これは以前にも取り上げた話ですが、市販キットのジャンクパーツを選ぶ場合、できれば同じデザイナーや世界観の作品のキットからパーツを持ってくるとよりパーツの違和感が少なくなるはずです。
またパーツが大きいため裾からフレームが覗くのが気になる方はジャンクパーツ等で内部メカニック等を組み込むと更にそれらしくなると思います。
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完成した脛部をオリジナルのパーツと交換してみる。
思いのほかチョイスしたパーツのサイズが合っていたので長さ的にはほとんど違いはありません。
やや側面にボリューム不足を感じるのでその場合はやはり適当なジャンクパーツでデコレーションしてみると良いでしょう。
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胴体のパーツはなかなかカスタマイズするというのは難しいですが、手足のパーツは極めて簡単に交換することでオリジナルのシルエットを形作ることが出来ます。
「ロボットは角ばっている方が好き」とお考えの方はこれだけでもかなり好みのラインに近づけることが出来ると思います。
是非お試しあれ。