見にくいので統一!
なにかと便利らしいIPA。コーナンに行ってきて、これを購入。
商品名「ガストリートメント」
名称「自動車用燃料の添加剤」
用途「自動車用燃料燃焼促進剤」
成文「IPA 非イオン系界面活性剤」
車を所有してない私にとっては縁のないアイテムでしょうが、IPAが含まれているので実験してみます。
なお成分のところには実際、イソプロピルアルコールのみで賞味量の%が書いていませんでしたので、店員に聞いたところ、およそ90%だそうです。
IPAはよくガソリン車用の水抜き剤で成分は限りなく100に近いものを使うことと、よく耳に聞きますが、この商品、水抜き剤ではなく且つガソリンと軽油車両用ですので、
結果論では剥離に成功していますがこの記事を読んで試して万が一失敗しても自己責任でお願いします。
今回のIPAに限った話ではないので、
ブログの記事については、もう一度言いますが全て自己責任で!
今回、実験体になるのはGMエコノミーキットの近鉄8810系中間車。余談ですが完成車両で紹介した車両とはまた別件で作った車両です。
吹き付けは全て缶で、サフ・白・赤の順に塗っています。
サフが古かったのか、いくら赤を吹きなおしても退色したような色になってしまっているので、今回の実験体となりました。
IPAは直に触れると、あまりよろしくないらしいのでゴム用の手袋を装着の上、作業します。液体ですのでタッパーに入れるときは液漏れが起こらないように、あらかじめ破損等がないことも確認しておきましょう。できれば防護眼鏡があれば万が一、液体がはねても安心ですね。
もちろん換気はこまめに・・液体は直射日光はダメらしいです。噂はできる限り信じて、あとは自分で作業します。
タッパーはアマゾンの5個で500円の100均ぐらいのNゲージの車体がぎりぎり入るものを使用しています。
タッパーは消耗品になるので、何か破損・液漏れがわかったら取り換えるのも大事ですね。
漬けて、およそ3時間・・少し塗膜がふやけた感じになりました。
歯ブラシを使って、ゴシゴシ。
赤のマルーンは割と簡単に取れますが白とサフが取れません。
さらに漬け込みます。3日ぐらいたっています。
GMエコノミーキットの下地の色は歯ブラシでこすらないと見えません。
なんかサフが邪魔している感じがします。
サフは明るいグレー系で少しずづは剥がれています。少し様子を見ましたが、どうやらサフが邪魔しているのか、これ以上の剥離が期待できず、実際漬けても変わりませんでした。
これでは無駄なので
阪神キットもドボン!。
漬け込んで30分ほど、タッパー揺らすだけで剥離してきました。
念のため1日あけてみます。
歯ブラシでこすりましたが、もともと剥離していたので、側面はすっかりベロベロに剥がれます。
しかし前面など複雑な形状な部分は少し頑固に残っています。とりあえず全体的にこすりましたが、一部残りました・・
というわけで、もう少し漬け込んだのちティッシュで擦りましたら、まぁ剥がれる。
どうやら細かいところに手が届いてなかっただけのようです。
阪神のキットは組み方は粗くて塗膜もボロボロ落ちましたが、キッチリ組んだり、メーカーの塗装済製品、昔に組んだキットは剥がれにくい場合がありますので、様子を見ながらお願いします。
ずっと漬けるのは避けた方がよさそうですね。
なんにせよGMエコノミーキットは何らかの不具合はなかったです。特にあるいうと接着剤が溶けたのか、車体からパーツが飛んだぐらいでしょうか。
これは部品自体溶けたわけではないので、再び接着すればいいはなしです。
近鉄のキットは塗装が残ってしまいましたが、大方剥離してからシンナーで普通に剥がすのも手かなと思います。
一般的な模型の薄め液を使うとモールドが消えたり変形したりする恐れのあるので、私はガイアノーツT-11ペイントリムーバーを使用し完全に剥離しました。
これなら塗装を落とすのに多少時間はかかりますが、安全に落とせます。
ただし手早く長い漬けおきは厳禁ですね。
話ずれましたがIPAのエコノミーキット剥離実験は、実験成功ということで終わります。
最後にも実際使用するときは、自己責任でお願いします。