直通特急の臨時停車

模型製作・鉄道写真を主としたブログ

2024年、製作車両「16番 コキ28177 SUPPLY LINE」

2024年12月28日 | 完成した模型たち

今年最後は頼まれ物の模型でした。

 

製作きっかけは、親父の天賞堂コキ5500がコンテナ積替えのときに梁部分が破損したこと。

製品の色に塗り直すのは至難の業なので、主に広島で見られたコキ5500形を改造し、車両全体が緑色に塗装されたコキ28177号を作りました。

実車はJR貨物、広島車両所の部品の配給などに使用されたようで、車輪などを積載するための専用コンテナに積んでたようです。

専用コンテナの型はAP形といわれるもの。

少ないながら写真があり、大変参考になりました。。

実物はC20形コンテナを改造したものですが、手持ちの天賞堂製品のC10形を加工して、AP形を再現しました。

コンテナに積載した車輪はPLUMキットの残りのものです。

EF66とヨ8000を連結させれば、まさしく配給列車!

短編成でもレイアウトで目を引くことでしょう

製作記はこちら

 

 

ということで2024年は4作品を作ることができました。

時間がないながら作れたかなぁ

来年もいい模型を作れますように。。


2024年、製作車輛「智頭急行HOT7000系」

2024年12月27日 | 完成した模型たち

今年3作品目はN加工でした。

KATOから発売されるときには話題になった同車。

もともとの造形が素晴らしく、あまり加工前後で差がつかないのがうれしい悲鳴ではありますが、よく見れば加工しております。

連結部分を3Dパーツ、SlopeMode製に置き換え。より奥行きのある床下になりました。

装着した為、床下機器は全てダークグレーで塗り直ししています。

写真左は製品のまま、右は加工後です。

車内はDensha.Me「K社 HOT7000系内装ステッカー」を貼り付け。

前面は世田谷総合車両センター「ワイパー下部表」で、ワイパー部分の根本再現。

また側面、妻面に京神模型のインレタを貼り付けて行き先と妻部の換算標記などを再現しております。

加工したのはいいもの、この製品のうり、客室ガラスが室内灯点灯時のみに車内が見える特殊なガラスのため、他の車両より室内灯を点灯させても暗いです。

さらにDensha.Me「64E」室内灯を装着したので、実車らしい落ち着いた発色の室内灯となり、明るい場所を走行させると車内が目立たなくなってしまいました汗

実車もそのような見た目ではありますが、少し模型映えに欠ける出来になってしまいました・・

少し暗くした室内だと、このような感じ。

デッキ部分は室内灯の色が異なるため、黄色のポスカをLEDに色付けて変化を付けています。

時代設定は近年では見られなくなった前照灯がハロゲン仕様の電球色タイプを想定して製作しました。

 

製品の前照灯モールドはLEDタイプなので消灯時が少し目立ちますが、これも後の宿題ということで・・

製作記はこちら


2024年、製作車輛「16番 小湊鐵道キハ200系」

2024年12月05日 | 完成した模型たち

2作品目はPLUMキットを走行できるようにした小湊鐵道キハ200系です。

初期車

中期車の2両製作

いずれもパワトラ搭載で自走できます。

また各種ライト点灯化できるようにしました。

ただ遮光が甘く、光漏れが発生し、見てみぬふりにしてしまったところがありました汗

209系キットも当方所持していますが、反省点にし対策したいなと思います。

見た目はキットの出来がいいので、あまり触ってないような見た目です。

あとは床板がどうしても嵌まらず、切り詰めたりしてるのですが、他の皆さんはどうだったのだろうか。。

製作記はこちら


2024年、製作車輛「北陸鉄道8900系」

2024年12月03日 | 完成した模型たち

今年も残すところ1カ月ということで恒例のこの1年で製作した模型を振り返ります。

去年の年末から作り始めたGM製の北陸鉄道8900系のキットです。

 

エコノミーキットをまともに組んだのは、いつぶりでしょうか・・

パンタ無しの8910形 こちらに動力を搭載。

今回は屋根配管に付属のエッチングパーツを使わず、全て真鍮線で引き直しました。

パンタ無し車に関わらず、この配管のめんどくささ・・

パンタ車の8900形 

パンタ引き棒なども追加で引くことになります。

また説明書の熟読不足から中間パンタ有りの屋根板から製作。

全て削り落とすなど、面倒ごとが多かった車両です。

 

尚キットには、屋根板は先頭車用2枚、パンタ有り中間車用1枚が含まれていました。

前面は、こんな感じ。

各種手すり植え替えやライトの取り換え、ジャンパー栓取り付けなど、よく見ると手が入ってるかなと・・

説明書通り製作すると台車にスノープラウを直付けするので、曲線走行時に恰好が悪くなりますが、車体裏に貼り付けたことにより、これを解決しました。

 

昨今、造形が素晴らしいキットが多数あるとは思いますが、初心に帰り、エコノミーキットを組むのも乙なものかなと。

下処理や実車の研究など、実際には腕比べにになるようなキットではありますね汗

 

今度は阪急や阪神といった関西の電車を組みたいですね。

製作記はこちら


2023年、製作車輛「16番 京阪600形準急電車」

2023年12月29日 | 完成した模型たち

MAXモデルのキットを基本素組で京阪600形を作りました。

準急電車と題してるのは標識灯を点灯する加工を行っているためです。

やはり実車が光る部分が光るといいですね。

613 動力無し 次回はコードをうまく隠して車内がより実車ぽくなるのが目標です。

614 パワトラで動力化しています。

迫力がうすかった屋根から加工を始め、前後灯及び車幅灯点灯化などを行いました。

 

というわけで今年は2作品と割と不作な一年になりました。

引っ越しなどの家族行事に終われ、模型などの趣味に時間を割くことが難しかったのが理由でありますが、来年も変わらず模型が作れるような1年でありますように。。。


2023年、製作車輛「16番 タキ1900形6両」

2023年12月24日 | 完成した模型たち

2023年もまもなく終わりということで、恒例の今年作った模型の振り返りです。

TOMIXタキ1900形キットを素組またはコンバージョンキットを活用し、6両製作しました。

住友セメント タキ51925

素組ですので敢えて語るところは少ないですね。

この他の車両も車輪は「エヌ小屋のHOプレート車輪シール」、連結器は「imonカプラー」に交換しています。

明星セメント タキ21921

こちらも素組です。所有会社以外は見た目の変化がありません。

明星セメント タキ112626

これ以降の車両は全て、とまれみよ製コンバージョンキットを活用しています。

上の素組タキに比べると昇降台の設置部などに違いがありますね。

大阪セメント タキ112673

キットにはインレタも付属しない大阪セメントを作りました。

台車上の梁があるのでインパクトありますね。

セメントターミナル(CT) タキ112000

こちらも とまれみよのキットから

CT車トップナンバーの車両です。台車もとまれみよ製

色の違いに目が行きますが、他の車両とは違いが多いですね。

同じくタキ112328

妻面に手すりが付かないなど、加工が更に一手間必要な車両でした。

TOMIX完成品からタイプ品が出ていますが、実車に近いものを手に入れることができて満足です。

 

機関車や編成によって雰囲気が変わるのが貨物の醍醐味

DE10が欲しくて、衣浦臨海タイプを購入しましたが、このDE10もいずれ衣替えとなります。


2022年、製作車輛「南海50000系 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」

2022年12月27日 | 完成した模型たち

今年最後の完成した模型となった南海50000系。

製作記では、その塗装から「赤いラピート」を題名として紹介させていただきました。

貸しレイアウトでは、ぼちぼちな写真映りなのですが、室内で撮ると、もともと下手なのが更に色味が渋くなります汗

先頭車は先頭部をばらした上で、デカールを貼りました。

先頭部と側面の黒い線が分け目ですが、クリアを吹いたら目立たなくなり何よりです。

パンタ付 中間車 ヒューズやパンタを外してから塗装しています。

大きなクーラーが目立つパンタ無 中間車

屋根と妻面は製品の色 転落防止幌柵は筆塗りで表現しました。

赤とピーチとオリジナルの並び

室内灯は今回初のポポンデッタの蓄電できる物を搭載。

さらに別日、走らせたときの1枚

友人の近鉄ひのとりの横でパシャリ 同じ赤でもラピート方が明るい印象ですね。

というわけで今年は5作品 まぁ及第点というところかなと、もっと手を動かせば・・とは思いますが、来年も焦らず納得行く作品に仕上げたいですね。


2022年、製作車輛「16番 キハ110系300番台 秋田リレー号」

2022年12月26日 | 完成した模型たち

今回も16番車両です。

KATOのキハ110系200番台から300番台「秋田リレー号」を作りました。

塗り替えに目がいきますが、前面は手すり、尾灯掛け、ワイパーを別パーツ化しました。

特に尾灯掛けがいいアクセントです。

連結器はTNカプラーに振替。

側面は手すりの他、特急型につきサボ位置が異なるので正規化。

インレタは各種、正規品からタイプ品まで・・デカールは自作しました。ありそうでないんですよね。

シートも特急型なのでクロスシートに張り替え。

一度、モールドを全て削ってから、カツミの特急用シングルクロスシートに置き換え。

窓が大きい車両は車内が目立つので、大変でしたが効果は抜群。

眺めても良し、走らせても良し(←走らせてなんぼだけど汗)のお気に入りの車両となりました。

このクオリティーで他の車両も作れたらいいなと思いますね。

模型の製作記はこちら


2022年、製作車輛「16番 水島臨海鉄道キハ30+キハ38」

2022年12月25日 | 完成した模型たち

3作目は水島臨海鉄道で活躍するキハ30とキハ38。

キハ38は初の真鍮キットの組み立てとなりました。

 

水島臨海鉄道に見に行く機会があり、是非手元に置きたいと思い、作り始めました。

キハ30はトラムウェイから。

製品の出来がいいので値段が高騰していますが、最近、再販売の発表もされたようですね。

当時は品薄だったので相模色からの塗り替えです。

キハ38は鉄道ホビダス エンドウ製品の単品販売版でした。

編成で買うとお金が足りないので、横浜の模型屋さんから取り寄せてました。

もっとも前述したように初の真鍮キットで、作り始めるのには2年ほど時間を要しました笑

この車両に力を入れたのは前面。

国鉄気動車特有の配管などが、たくさん並んでいるのを再現しました。

キハ38は車体キットなので、前後灯はモデルシーダーから。

やはり光る模型はいいですね。ちょっと自信を持った作品となりました。

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2022年、製作車輛「103系 本モリ31編成」

2022年12月23日 | 完成した模型たち

今年の製作はじめとなったのは春先でした。

GM EVOキットの103系です。仕様は片町線です。

編成に冷房非冷房が混ざる過渡期の編成を再現。

非冷房なのにJRスカートが装着されてるという、独特な編成でした(当時の編成表から参考)

ほぼ素組で、素組すぎたなと反省した行き先表示部分の再現。

非冷房は取り付けされてなかったですねぇ。直すのがめんどうすぎて迷ってるところです。

この作品はRMM326号に掲載していただきました。

なので側面行き先を埋めなければならないなと知ったのも、そこの編集者の方からという恥ずかしい話でした汗

 

ともあれ、雰囲気はあるので余裕ができたときに直そうかなと思っています笑

RMM誌を購入された方は笑っていただき、購入されてない方は一目見ていただけたらと・・

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2022年、製作車輛「16番 阪急電車8000系8020F」

2022年12月22日 | 完成した模型たち

今年もわずかということで、作った模型を振り返り。

去年から長い工期の上に完成した阪急電車8000系です。

今回は代表して8020号を紹介。

須磨浦公園に入線した唯一の8000系で、6両時代をモデルにしています。

前面は別パーツを使ったり、少し印象が違って見えるかなと・・

光関係はホビダス純正を使用しました。

 

屋根は一度、配管関係を削ってから真鍮線を用い、別パーツ化しました。

やはり大きい模型は立体感をできる限りつけたいですね。

 

増結用の8035Fは、気になるところができたので解体して、別モデルにする予定にしています。

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2021年、製作車輛「223系京都鉄道博物館ラッピング」

2021年12月30日 | 完成した模型たち

完成報告をさぼっていたので、今年も年越しギリギリの更新です。
KATOからの加工のラッピング編成です。

米原方 クモハ223 水色の車両

米原方から2つ目の青色の車両

オレンジ

姫路方 グレーの車両です。
8両編成の同車ですが、代表した車両を紹介させていただきました。

製作記はこちら


今年前半は順調に車両製作をしていましたが、16番阪急8000系で度重なる失敗のリカバーで、工作頻度が下がった今年。
残念ながら今年中の阪急8000系の完成報告はあげれません。
一応完成はしてるのですが、詳しいこと言うならば、後程に報告したいというのが本音で、来月には報告できるように、もう少し調整したいところです。

2021年、製作車輛「阪神5500系タイガース号」

2021年11月29日 | 完成した模型たち

タイガース号も追って製作しました。
前回はデカールを自作していましたが、工房モザイク製のデカールを使用することもあって、甲子園号よりキレイ仕上げることができました。

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配管は甲子園号とは反対に植えます。二重配管は、これからの課題になりました。

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基本はオリジナル 黒色の帯はデカールで表現しています。

甲子園号と並べてみました。
顔や塗装が違う4両。前後でタイプが異なる私好みの電車で、実車も大好きです。
GM阪神9000系からの貫通扉はイメージチェンジにはモッテコイでしたね。

前回も掲載してますが、試運転時に見られた4両編成の運転を模型でも再現できました。

短い編成と言える車両が華やかに見えますね。

最後に並べて記念写真

製作記はこちら



2021年、製作車輛「阪神5500系甲子園号」

2021年11月28日 | 完成した模型たち

今年も残すところ、およそ一月。。
恒例の自作車両の振り返りをします。

今年早くに作り出した当作品。
馴染みの電車に一つで、試行錯誤で製作しました。

5914
ほんとはタイガース号を作るのに、甲子園号を作るきっかけになったのが、パンタ配管。
実車も隅々見なければいけないと感じましたね。

ほぼオリジナルを保つ5514
それでも妻面交換など、多少は手が入ってますね。

できたら試運転を兼ねた、お披露目。
やはり走ると気持ちがいいですね。

次回はタイガース号の紹介。

製作記はこちら

2021年、製作車輛「227系サンフレッチェ」

2021年09月07日 | 完成した模型たち

TOMIX製の227系からデカールを貼り付け、サンフレッチェ仕様にしたものです。
実車はA-33編成に貼り付けられていますが、塗りつぶすように、側面にデカールを貼り付けるので、車番変更など、他の加工はしていません。

クモハ226-33

モハ226-33

クモハ227-33

今回、当作品はお嫁(他のコレクターに譲渡)に行ったので、今はいません。
なので転落防止幌を外したままなど、譲渡しやすい状態の記念走行。

個人的にはデカール貼りに自信があったのですが、少し自信がなくなった作品。
自信過剰だったのもあったのだと反省。いいお灸になりました。

とはいえ、譲渡先で元気に走り続けることを、心より願っています。
まさに子供をお嫁に出す気持ちですね。。。