直通特急の臨時停車

模型製作・鉄道写真を主としたブログ

16番 奥出雲おろち号を作る3 DE10を準備する

2025年01月12日 | 16番 奥出雲おろち号を作る

塗装前の作業。最後はDE10です。

用意したのは客車と同じくKATO製。

某オクで見つけたジャンク扱いのDE10で、衣浦臨海鉄道仕様に改造された車両です。

前の作者には申し訳ないですが、生まれ変わってもらいます。

早速バラバラに。改造しやすい様にIPAで塗装を剥離しました。

キャブはこんな感じですが・・

実車では少しすっきりとしていますね。

一度、不要なモールドは削り、プラシートで必要部分を再現。

何かあったけど撤去された感じでしょうね。

前述の衣浦臨海鉄道仕様に改造された種車。

モールドが削られているので、それらしく復元。

タブレットキャッチャーはエンドウの気動車用を使用しました。

ついでに、こちらも実車と見比べてタブレットキャッチャーの場所を正規化。

動力はライト基盤と動力ユニットに分解できます。

DE10が最後部になったときに必要となる尾灯は、チップLEDで再現しようかなと・・

目だないように配線するのが難しいでしょうね汗


16番 奥出雲おろち号を作る2 スハフ12を準備する

2025年01月07日 | 16番 奥出雲おろち号を作る

前回はメイン車輛ともいえるスハフ13を準備しましたが、今回は控車として活躍したスハフ12を触ります。

用意したのはKATOのスハフ12です。

実車と違うところが、よく見るとあるので加工していきます。

実車は大本の種車はスハフ12-40で量産1のグループです。

KATOの製品モデルとなったのは100番台で量産3グループなので、機関吸気口の大きさが違います。

これを再現するべく、元の機関吸気口を埋めた上、音羽工房「12系ルーバーセット」から0番台用を選択し、貼り付け。

また屋根も製品と異なり、屋上配管が前部から妻面に向けて植えられていることと、初期車特有の屋根の補強リブがあるので追加します。

まずは補強リブを0.3㎜線で再現。

リブの両端はクーラーで隠れるので大雑把です汗

ここで屋根をGMねずみ1号で塗装しました。

0.5㎜の真鍮線で配管を再現していきます。

配管止めはマッハ模型「屋上配管止めΦ0.6㎜」を使用しました。

配管を植えると塗装の塗り分けが面倒なので、屋根塗装のちマスキング、配管再現となりました。

スハフ13も屋根を塗装し、マスキング。

マスキングテープを剥がした時に剥がれないかが、少し心配ですね・・

連結器も少しだけ手を加えました。IMONカプラーに置き換えました。

少し実感的になったでしょうか?

 

機関車も触らないとですね。

 

 

 


16番 奥出雲おろち号を作る1 スハフ13を準備する

2024年12月19日 | 16番 奥出雲おろち号を作る

先日、親父の依頼品が完成しましたが、続いても16番模型を作っていきます。

用意したのはKATOのDE10と12系2両

これで「奥出雲おろち号」を作ろうと思います。

ここで少しだけ実車解説

1998年に登場した「奥出雲おろち号」はDE10-1161+スハフ12-801+スハフ13-801の3両で2023年11月まで活躍しました。

機関車はDE15も牽引していましたが、種車の手持ちの関係でDE10を改造し、晩年の姿を再現します。

特筆すべき車両は、やはりスハフ13-801です。

スハフ12-148を改造した運転台付き客車で、遠隔で機関車を制御することができるように特別に改造された客車です。

展望車として活躍した同車は、側面は展望ができるように形状が変わり、前面は運転台設置の他、非貫通構造への改造、ヘッドライト新設など、種車を忘れさせる改造が特徴的ですね。


スハフ13形という形式も、この「奥出雲おろち号」でしか見れないものでしたが、現在は廃車されてしまったのが残念でなりません。

他の車両の加工は追々というところですが、まずは目玉のスハフ13を製作していきます。

用意したのは某オークションで手に入れた3Dプリンター製のスハフ13

まずはサポート材をカットします。

3Dプリンター特有の積層痕をヤスって整形してから、試しに12系の下回りと組み合わせてみました。

スカートの関係で連結器を一時的に外しましたが、特に問題なくはめ込むことができました。

白のサーフェイサーを重ね塗りし、塗装前の準備を行います。

展望車を備える同車。車内の内装もソツなく作れたらなと思います。

次は他の2両を加工します。