国内の感染拡大の勢いが衰えない新型コロナウイルスですが、
11日、WHOが世界的流行を意味する「パンデミック」であると、ようやく認めました。
(3月12日11時59分、朝日新聞DIGITAL)
たとえパンデミック認定されたとしても、日本での状況はさほど変わりないと思いますので、
今までどおり、手洗いやうがいなどの予防に努めていきましょう。
下記の表は、2009年に新型インフルエンザがパンデミックになったときの
の資料ですが参考に挙げておきます。
フェーズ5は、1つのWHO地域で少なくとも2つの国でウイルスのヒト-ヒト感染拡大があることである。
多くの国々はこの段階では影響を受けていないだろうが、フェーズ5の宣言は、
パンデミックが目の前に迫ったものであり、緩和対策計画の組織、
情報伝達及び実施を最終的な状態にするまでの時間が短いことを示す強い警告である。
フェーズ6(パンデミックフェーズ)は、フェーズ5に定義された基準に加え、
WHOの異なる地域において少なくとも他の1つの国で市中レベルでのアウトブレイクがあることである。
このフェーズが指定されることは、世界的なパンデミックが進行中であることを示すものとなるだろう。
(出典:感染症情報センター「WHO更新情報」2009より)
このところデマの話題ばかりしていたのですが、その間に
道内の感染者は昨日(11日)7人、今日(12日)10人増え、128人に。
(3月12日、北海道庁HP)
先日の札幌のライブバーでの感染が一気に広まってしまった模様。
14、15日も不要の外出は控えるようにとの鈴木知事からのお達しがありました。
(3月12日20時34分、共同通信社)
国内の感染拡大の原因は「さっぽろ雪まつり」だったなんて、
今更ながらに言われていますが、そりゃ202万人(札幌市の人口より多い)
の人の流れがあれば否応なく広がりますよね;
思いっきり感染源になってしまっている北海道ですが、
本来ならもっと感染者が増えていてもおかしくないのに、
この数で収まっているのはやはり知事の英断のおかげで・・・
後手後手だと思われていた日本の対応も、他国に比べたらまともな方なのでは?
長期化は避けられない見通しですが、
少しでも明るい方向に向かってくれればいいなと願うばかりです。