正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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中学県体!

2005年07月22日 | 水泳-大分
平成12年の中学県体では、
50m自由形で東麻衣さん(稙田西中・現福岡教育大)が
県新記録・標準突破で優勝し全国切符を手にした。

お話は、男子50m自由形である。

予選は、平見尚大くん(南大分)・日吉重之くん(佐伯城南)と小原拓朗くん(直川)
の3人の混戦でスタート。

三人とも全国中学を目指してのエントリー。

シゲとタクローは小学校5年から同じクラブに所属。
中学2年からは、上級生が高校へ進んだため、二人だけのチームとなり、
県内大会・九州大会も仲良く二人で参加した。

いよいよ決勝。

平見尚大くんが標準突破で優勝!歓声が上がった。
それと同時にどよめきが起こった。2位同着にシゲとタクロー!

観客は2位同着で九州中学の出場権が「くじ引き」になった事に
関心が向いた。

『よりによって二人が・・』と思った。

板井先生がくじを差し出し二人が引いた。

その後、二人とも同じ高校に進み高校3年の九州高校では
二人揃ってインターハイの出場権を獲得!
中学で果たせなかった全国への夢を叶えた。
「二人揃って」が嬉しかった!

中学県体がいよいよ迫った。
九州へ・全国へ夢を叶えてほしい。

※くじ引きは、シゲが九州中学へ行き、記録は全国中学の標準を
上回った。シゲがインターハイ行きを決めたときも3位同着だった。


掲示板に応えて!

2005年07月22日 | 水泳-大分
①【全国大会の優勝?】
全国ジュニアは[年齢区分]・[長・短水路]・[種目数]・[標準突破に挑戦する大会数]
などの選択肢が多くチャンスは「広き門」と言えます。

それに比べて、
「全国中学」は県大会での標準突破。「全国高校」は九州大会での標準突破と
いずれも1大会で標準突破しなければチャンスはない「狭き門」です。

全国ジュニアは優勝者が多いので優勝チャンスは、
全国中学・全国高校が難しいと思います。優勝の重みは年齢によると思います。

②【学校行事?・個人参加?】
経験から云うと
全国ジュニアは個人参加でした。(所属名や手続きが中学・高校でも)
県体から勝ち上がる九州大会・全国大会は学校行事でした。

③【経費】
学校や校区によってずいぶん違います。(問題になるところです。)

同じスイミングクラブに通っていても、所属中学で個人負担の割合が異なっています。
(全校生徒数で個人負担額が当然違います。)

ちなみに、うちの子供の場合、沖縄開催でも、教育委員会が
全て負担してくれました。(一村一校だったので恵まれていましたが、今は合併で負担が
出るようになりました。)

④【選手】
学校がその選手を温かく応援するか否かは、校長先生の度量や担任教師の情熱
選手の成績など、学校の体質や地域柄と本人の努力によるところが大きいようです。

少子化による生徒数の減少⇒部活数が減り⇒教員数が減り⇒部活顧問がいない。

特に、大分県では中学校の体育教師(水泳専科)が少ないように思います。
(板井先生ガンバレ!)

⑤【ブログ的解消案】
優秀な水泳選手がいることを学校が知らない場合があります。

水泳大会で3位入賞すると新聞記事に選手名と所属名が掲載されますが
ここに学校名が無いと云うのも選手アピールの弊害になっているような気がします。

これからは「氏名(○○中学・○○SC)」と学校名を表記すれば、
PTAや学校も少しは選手を認める様になるのではと思ったりしています。
(どうでしょう!)