正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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カッパと尻ノこ?

2005年07月31日 | 日記
水の神さまと云えば「水神さま」。
子供の頃、川でオシッコをすると『水神さまごめんなさい』
と云っていた。
大切な飲み水を守ってもらうために、
「水神さま」は井戸端にお祭りされている事が多い。

「かっぱ」も水と縁がある。日水連のマスコットも「かっぱ」である。
名前を「ぱちゃぽ」と云う。

昔、川泳ぎに行くとき『御仏飯を食べて行け』と子供は云われた。
「御仏飯」とは仏さまにお供えした「ご飯」の事である。

これを食べて水に入ると「カッパ」から「尻のこ」をとられない。

「尻のこ」とは、命のことである。先人は水難事故を防ぐために
子供に「水への警戒」をうながしていた。

「御仏飯」を食べて泳ぐと「お尻が水の中で光る」。
「カッパ」は光り物に弱く寄って来ないとされた。
それで「尻の琥」と云うらしい。

そんな昔ばなしを思い出すと「世界水泳」で、はしゃぐ「ぱちゃぽ」
が「水泳連盟応援マスコット」から「水難事故防止マスコット」に
見えてきた。

夏休みである。
気が抜けて「川・海・プール」での事故が起こらないことを
願っている。「ぱちゃぽ」を思い出して気をつけてもらいたい。

※「御仏飯」を食べると、水中でお尻が光るのである。
記録が伸びるわけではない。ましてや「ホタル」になるわけでもない。