正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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金閣寺客殿障壁画完成記念・岩澤重夫展

2010年10月10日 | 日記
今月の7日~12日まで大分市のトキワ会館で
「岩澤重夫展」が開催されています。

金閣寺・銀閣寺の本山が臨済宗大本山相国寺です。
その相国寺の和尚さんから案内状が届いたので
大分市の檀家さんへお知らせしました。

今日の大分合同新聞に「岩澤重夫展」の盛況ぶり
が報道されていました。
その記事に展覧会を見に行った檀家さん
ご夫婦がインタビューされていました。


(大分合同新聞10月10日朝刊より)

岩澤重夫展
文化功労者で日本画家の岩岩澤重夫画伯は昭和2年
大分県日田市生まれ。
京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)在学中の
昭和26年には日展出品作「芥子」が初入選。

堂本印象に師事、初期には抽象作品も手がけますが、
その後雄大な風景画に挑戦、独自の画風を確立させました。

近年は綿密な花などを描き、日本美術界の発展に大きく
寄与しましたが、
遺作となった金閣寺客殿の障壁画を完成した直後の
昨年日月急逝されました。

障壁画は、日田市の旧制中学で後輩にあたり
「その後京都で親交のあった金閣寺住職の有馬頼底師が
平成16年に制作を依頼、5年を費やして完成したものです。
本展覧会では、金閣寺客殿1階の3部屋に描かれた襖絵などの
障壁画61面を初めて一挙公開します。

また「文部大臣賞」や「日本芸術院賞」受賞作などの
日展出品作を中心とした代表作40点もあわせて展観し、
画伯の偉業を振り返ります。没後初の大回顧展。
心ゆくまでお楽しみください。