微差を積み重ねること、始末をきちんとする事を目指します。悩まずに行動に移します。
毎日0.1%でも
知識と概念
おはようございます。
昨日も郵便は届きません。残念ですね。
昨日は「グッドハートの法則」について知りました。これは「測定が目標になると、その測定は適切な目標ではなくなる」という法則で「出版バイアス」について勉強している時に知りました。
例として、「インドでコブラが増えて困ったので、コブラの死骸に報奨金を与えるようにしたら、コブラを養殖する人が出てきてコブラは逆に増えてしまった。」という例が紹介されていました。
医療分野の目標指標として、「子宮腫瘍の術後5日以内の退院」があるとしたら、「復調していなくても、強引に退院させてしまうようなことは患者の健康にとっては望ましくない、が病院経営上は重要な指標だ」といったことを考える必要があります。
私は、知識は大切だと思っておりますが、特に実用上の知識が重要だと思っておりますし、物事は多角的に見ることが重要だと考えております。
言葉を暗記して説明すれば、万事問題なし、といった考え方を好む方もおられますが、私は総合的な視点を重要視します。
玄関とは何か、といった時に、機能としては「家と外界の境界にあって、入口となるもの、日本では靴を脱ぐ場所」といった説明ができます。玄関を建物を設計する立場で考えれば、賃貸マンションでは90cm四方程度の大きさであるが、昔ながらの一軒家では180cmほどの広い玄関も多い、と目的に応じた規模感を知る必要がありますし、建具メーカーのカタログに精通していれば、「あの製品を使うと今回の顧客の好み、経済力、安全性を考慮した玄関になるな」など考えることができますし、家のマネジメントの立場ならば掃除のしやすさや収納力が重要です。
私は統計学や人口学など学問上の言葉による定義を知ることも研修などでは必要だと思っておりますし、受託業務ではお客様が求める仕様にそって判断します。また、数式による定義などは言葉では説明しにくいですが、数式による説明が加えられているとわかりやすいな、あるいは論理が明快で納得できる、ということがあって理解が深まりますし、空間的な事象の把握では、図による説明が一目瞭然です。
知識は、行おうとしている仕事の課題解決に必要なものであり、背景にある概念の理解や多角的な視点からの総合的な判断、様々な立場の方に受容していただく明快さ、簡潔さも重要です。
一つの言葉だけで説明することにはやや興味が薄れます。個人的な興味関心の問題ですが。
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そういえば昨年は洋服や靴を買わずにすんだな、ありがたいなと思いました。
今日もありがとうございます😊
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