おおぎやなぎちか 作品集(単行本、アンソロジー)

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 お知らせ・告知など

2024年、あと2冊刊行予定です。 「家守神」シリーズ(フレーベル館)最終刊。「こんな部活あります」シリーズ、文芸部『そこに言葉も浮かんでた』(新日本出版社)。  既刊ともども、よろしくお願いいたします。

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』(フレーベル館)

2021-11-05 | 自作紹介
          

 2021年11月5日発売。
 初のエンタメシリーズです。
 母の再婚にともない、拓が引っ越した家は、築100年の古い建物。しかも座敷にいると、妖しい気配が・・。
 幽霊? 妖怪? どうやら、その気配を感じたり、見たりできるのは、拓だけのよう。逃げる? 戦う? どうする? 

 妖しい気配の中に、とぼけたキャラのやつらが次々出てきます。楽しんでいただきたいと思います。

おおぎやなぎちか著作(フォトチャンネル)

2021-08-01 | 自作紹介
おおぎやなぎちか著作

『わくわく子ども俳句スクール』全3巻(国土社)

2021-08-01 | 自作紹介
   

   

   

 1巻 「俳句をつくろう」
 2巻 「俳句を楽しもう」
 3巻 「名句を味わおう」 

 全ページカラーの大型本で、学校図書館、公立図書館にお勧めです。
 葉奈々先生 小学三年生のそらと海斗、それに雀のチュン吉 というキャラが楽しくやりとりしながら、俳句を学んでいきます。
 実際の小学生の楽しい俳句もたくさん。1巻は基礎編、2巻は実践編(句会や俳句の授業など)、3巻は鑑賞編になります。

 俳人の辻桃子、安部元気先生監修(私が30年師事している先生達です)してくださったので、自信を持ってお勧めできます。
 
 各3400円+税。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 

『ぼくらは森で生まれかわった』おおぎやなぎちか作・宮尾和孝絵(あかね書房)

2021-05-21 | 自作紹介
          

 岩手県のある小さな町が舞台の一夏の物語。
 いろいろな民話が伝わる小さな町で生まれ育った真。
 都会で生まれ、でも何か秘密がありそうな順矢。
 二人は、河童森で出会い、ひとときの夏を一緒にすごす。
 しかし、軽い気持ちで真は順矢に嘘をつき、順矢の秘密も明らかになるときがきてしまう。

 二人にとって特別な夏は終わってしまった。しかし、再生の時はくる。

 どうぞよろしくお願いいたします。

『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』くもん出版

2021-01-11 | 自作紹介
            

 奈良時代から平安時代にかけて、現在の東北はまだ中央政権に属してはいませんでした。そのころのエミシの長の一人がアテルイです。
 記録は朝廷側が書き残したものに、わずかにあるだけ。
 そこから垣間見えるアテルイの魅力に迫りました。
 江頭大樹さんのイラストは、迫力満点。


おおぎやなぎちか著作

2020-11-13 | 自作紹介
おおぎやなぎちか著作

『ジャンプして、雪をつかめ』新日本出版社

2020-10-24 | 自作紹介
      

 イラストは、くまおり純さん,装丁は中嶋香織さんです。

 両親の離婚にともない、母のふるさとである青森で暮らすことになった唯志は、雪国の暮らしの厳しさと直面します。
 私は「季節風」という会に入っていますが、10年ほど前、その「季節風」に投稿した作品を元に一冊の本にしました。この作品があって、今がある。元「季節風」代表の亡き後藤竜二さんが認めてくださった作品です。手渡ししたかった。
 ぜひ、お読みいただきたくお願いいたします。

おおぎやなぎちか著作 フォトチャンネルを新しくしました。

2020-10-07 | 自作紹介
おおぎやなぎちか著作

「みちのく山のゆなな」河北新報木曜夕刊連載中

2020-09-27 | 自作紹介
     
 河北新報、木曜日夕刊に「みちのく山のゆなな」を連載中です。週一回で年内続きます。
夕刊のない地域は、金曜日に載ります。また河北新報は東北地方の新聞。コンビニで購入できますが、東北以外のかたは、こちらからお申し込みができます。毎週木曜日の夕刊だけ送っていただくこともできます。その場合地域にもよりますが、翌日~次週の配達になります。送料込みで一ヶ月500円程度です。ぜひ、読んでいただけたらと思います。

 内容は、地図には載っていないみちのく山が舞台。みちのく山の山神の娘ゆななが7歳になったときからの成長を描いています。元気いっぱいのゆななと動物たちのやりとり、時に東北の民話も折り込みながら展開します。
 そしてイラストは、『しゅるしゅるぱん』でご一緒した仙台在住イラストレーターの古山拓さんです。毎回素晴らしいイラストを描いてくださっていて、今後が楽しみです。
 

 なんと一面を使った贅沢な紙面。イラストも、毎回カラーでたっぷりです。

『俳句ステップ』おおぎやなぎちか作・イシジマアズサ絵(佼成出版)

2020-08-28 | 自作紹介
           3年生~

 俳句と出会う女の子の物語です。
 中には、有名な俳句のほか、登場人物が作った俳句として私が考えたものを出しています。
 
 引っ込み思案の七実は、公園で出会ったおばあさんと俳句を作っていました。そんなある日、担任の先生が、このクラスから市の俳句大会の子ども俳句大賞が出たというニュースを持ってきます。
 黒板にかかれたその俳句は、七実のものでした。ところが作者は優等生の早知恵ということになっています。
 どうして?
 どういうこと?
 接点のなかった二人がこのことをきっかけに、お互いを意識するようになります。
 その後の展開は、どうぞ読んでおたしかめください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

『ぼくたちのだんご山会議』(汐文社)が、長崎県夏の読書感想文コンクール課題図書になりました。

2020-06-04 | 自作紹介
      

  すでに、募集が始まっているようです。
  たくさんの子たちに読んでもらいたいです。
  他県の皆様も、どうぞよろしくお願いいたします。 

『24時間のキョーフ① 真夜中のキョーフ』フレーベル館

2020-04-14 | アンソロジー
         
 
 子ども達が大好きな怖い話です。

 「真夜中のカップラーメン」廣嶋玲子
 「あけてはいけない」いとうみく
 「バラ子」令丈ヒロ子
 「お願いがあるの」おおぎやなぎちか
 「だれかの声が聞こえる」三田誠広
 
 いやいや、こうきたか! という作品ばかり。さすがです。
 だって、タイトル読んだだけで、「どんなんだろう?」ってなるじゃないですか。
「真夜中」「怖い話」ということで、書くのですよ。これだけバラエティに富んでいるとは。そして、とてもバランスがいいです。なんていうかな。SF的なもの、ホラー的なもの、日常の怖さ、正統的なもの。私のは、しっとり系? 
 軽部さんの絵がまた、怖い。大人も楽しめます。
 
 

『きみが、この本、読んだなら ざわめく教室編』さ・え・ら書房

2020-01-30 | アンソロジー
 2冊同時発売。アンソロジーです。

 
 私は、「パワーストーン」という作品を書きました。一冊の本を「これ、読んでみたら?」と作品の中で勧められ(勧め)、物語が進みます。

 他に、戸森しるこさん、赤羽じゅんこさん、池田ゆみるさんがご一緒です。どの作品も、すっごくいいです! 紹介された本、どれも読みたくなります(以前読んでいる本でも)。
 
 「とまどう放課後」編は、

 
 こちらは、森川成美さん、工藤純子さん、高田由紀子さん、松本聡美さん。

 『なみきビブリオバトル・ストーリー』の執筆陣、そして、「季節風」の仲間が多く、みなさんの実力ぶり、かなりなので、楽しみです。

おおぎやなぎちか著作

2019-12-21 | 自作紹介
おおぎやなぎちか著作
画面左したの▷をクリックすると、始まります。


『ぼくたちのだんご山会議』おおぎやなぎちか作・佐藤真紀子絵(汐文社)

2019-12-13 | 自作紹介
            中学年向け

 自分たちの町はずれにある「だんご山」と親しまれている山にテーマパークができるというニュースが飛び込み、子ども達は大喜びしますが、主人公の祖父は大反対。自然を残して欲しいと運動を始めます。山の木の実などでパンを作っている祖母を持つ友人、建設会社社長の息子、猫の避妊手術をし、自然のままにするってどういうことか考える子など、様々な立場で、この問題を考える子ども達を描きました。
 私達は、便利な暮らしを求めて自然を開発しているけれど、自然を残そうという運動もまたあります。自分達がどんなところに住んでいるのか、自然から何をもらっているのか、自然と共存するとはどういうことか、読んだ子達がいろいろと自分の身の回りに置き換えて考えてもらえたらと願っております。