おおぎやなぎちか 作品集(単行本、アンソロジー)

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 お知らせ・告知など

2024年、あと2冊刊行予定です。 「家守神」シリーズ(フレーベル館)最終刊。「こんな部活あります」シリーズ、文芸部『そこに言葉も浮かんでた』(新日本出版社)。  既刊ともども、よろしくお願いいたします。

『アゲイン アゲイン』おおぎやなぎちか作・坂口友佳子絵(あかね書房)

2024-11-09 | 自作紹介
           

2024年10月に発売になりました。
中学年向けリアリズムです。
 
劇団に通ってオーディションを受けたりしている元気な子が、親のいいなりになっている自分から脱出、逃げて、自分の矢印を作る物語。
ぜひ、お読みください。

『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな?』

2024-08-26 | 自作紹介
    

 俳句絵本シリーズです。このあと、毎年夏・秋・冬と続き4冊セットになる予定です。
 
 引っ越ししてきたネコのミーニャンが保育園のつもりで行ったところは、「はいくえん」で、動物の子ども達は、何かにつけて俳句を口にします。
 お友達ができるかどうかと不安だったミーニャンが教えてもらったのは、合い言葉「こまったときは、5・7・5」。さあ、どうなるでしょうか。
 俳句のリズムを楽しみながら、ご覧いただきたいと思います。

『ファミリーマップ』おおぎやなぎちか作・川野絵(文研出版)

2023-05-07 | 自作紹介
             

 初のYA(ヤングアダルト)です。というか、初の中学生が主人公の物語。小学校低学年から読めると思います。

 ステップファミリーにLGBTが絡んでいる物語と書くと複雑そうですが、人は愛されて育つべきという気持ちで書きましたので、どろどろはありません。
 ぜひ、お読みください。

『おはようの声』おおぎやなぎちか作・くまおり純絵(新日本出版社)

2023-05-07 | 自作紹介
            

 雪国秋田を舞台とした物語。私の子ども時代を反映しています。

 日常を描くことで、日常に光を与え、これからの人生を生きていく力となる。
 ちょっとせつないラストですが、「戦うプリンセス」という言葉に希望を託しました。
 
 ぜひ、お読みください。

『ヘビくんブランコくん』おおぎやなぎちか作・井上コトリ絵(アリス館)

2022-10-23 | 自作紹介
       2022年10月発売

 幼年童話ですが、大人の方にもぜひ読んでいただきたいです。

 ある春の日、目を覚ましたヘビ。ねぼけまなこのまま歩いていたら、ブランコにからまってしまって…?!ひねくれもののヘビと優しいブランコが友だちになるまでの、心あたたまる物語(出版社さんが書いたくださった紹介文です)。
 『星の王子さま』のような本、という感想を何人の方からいただき、感動しています。

 井上コトリさんのイラストが、とにかくかわいくて、おしゃれな本になりました。

『パステルショートストーリー 友だちの木』おおぎやなぎちか作・ao絵(国土社)

2022-05-06 | 自作紹介
       

 2022年4月25日発売。
 中学年から高学年向け、短編集です。
 これは、パステルシリーズとして、それぞれの作者がテーマの色を決め、6~7編の短編で独自の世界で紡ぐというもの。
 私はイエローグリーンとして、どの作品にも木を登場させたものを書きました。

 登校班。
 友だちの木。
 お守り。
 桜の向こうに行ったなら。
 ちょっといいかも。
 紙飛行機。

 の6編です。
 イラストは大人気のaoさん。温かみと透明感のあるイラストを描いていただきました。
 定価も税抜き1000円とお手頃で、電車の中、学校の休み時間にさくっと読めます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

『君色パレット SNSで繋がるあの人』(岩崎書店)

2022-03-23 | 自作紹介
          

 『君色パレット』というシリーズの一冊。3巻に共通のテーマは「多様性を見つめる」。そして私が書いたのは、この「SNSで繋がるあの人」の中、「BONSAIラブ」です。
 小学生が主人公というご指定だったので、SNSをどう扱うか迷いました。他の3人の作品は、とても「今」の子どもの苦悩を反映しています。その中にあって、私の作品は、SNSの怖さをあまり書かず、SNSで繋がったのは、世界的ダンサーですが、間接的には一番身近にいるあの人との繋がりを深める という内容にしました。これはこれで、よかったと思っています。
 他の2冊も、豪華執筆陣です。
 ぜひお読みください。

『オンチの葉っぱ ららららら』おおぎやなぎちか作・つじむらあゆこ絵(文研出版)

2022-02-03 | 自作紹介
         

 2022年2月2日発売。絵童話です。

 しおりは、運動が苦手、でも歌が得意でした。
 でもあるひ「キツネの木」で出会ったお姉さんに金色に光る葉っぱをもらい、その翌日合唱のとき、声がうらがえったり、はずれてしまいます。
 その葉っぱを手にした子どもたちが、次々といろんなオンチになっていきます。

 苦手なことって、誰でもいろいろある。でも得意なこともあるよね。 という物語です。

『家守神①妖しいやつらがひそむ家』(フレーベル館)

2021-11-05 | 自作紹介
          

 2021年11月5日発売。
 初のエンタメシリーズです。
 母の再婚にともない、拓が引っ越した家は、築100年の古い建物。しかも座敷にいると、妖しい気配が・・。
 幽霊? 妖怪? どうやら、その気配を感じたり、見たりできるのは、拓だけのよう。逃げる? 戦う? どうする? 

 妖しい気配の中に、とぼけたキャラのやつらが次々出てきます。楽しんでいただきたいと思います。

『わくわく子ども俳句スクール』全3巻(国土社)

2021-08-01 | 自作紹介
   

   

   

 1巻 「俳句をつくろう」
 2巻 「俳句を楽しもう」
 3巻 「名句を味わおう」 

 全ページカラーの大型本で、学校図書館、公立図書館にお勧めです。
 葉奈々先生 小学三年生のそらと海斗、それに雀のチュン吉 というキャラが楽しくやりとりしながら、俳句を学んでいきます。
 実際の小学生の楽しい俳句もたくさん。1巻は基礎編、2巻は実践編(句会や俳句の授業など)、3巻は鑑賞編になります。

 俳人の辻桃子、安部元気先生監修(私が30年師事している先生達です)してくださったので、自信を持ってお勧めできます。
 
 各3400円+税。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 

『ぼくらは森で生まれかわった』おおぎやなぎちか作・宮尾和孝絵(あかね書房)

2021-05-21 | 自作紹介
          

 岩手県のある小さな町が舞台の一夏の物語。
 いろいろな民話が伝わる小さな町で生まれ育った真。
 都会で生まれ、でも何か秘密がありそうな順矢。
 二人は、河童森で出会い、ひとときの夏を一緒にすごす。
 しかし、軽い気持ちで真は順矢に嘘をつき、順矢の秘密も明らかになるときがきてしまう。

 二人にとって特別な夏は終わってしまった。しかし、再生の時はくる。

 どうぞよろしくお願いいたします。