法要の為、10月4日から二泊三日で帰省しておりました。
広島の県立歴史博物館は、広島市ではなく、県の東部・福山市にあります。
フォローさせて頂いているブログの情報で知りました。(ありがとうございます)
画像がある通り、ほぼ写真撮影OKです。
襲の色目の再現。
美しい色を生み出す材料たち。
このお衣装に、一目見てビビッときてしまいました。
こちらは、令和の即位礼で皇后様がお召しになったお衣装を再現したものです。
こちらは、20枚も重ねたもの。
光源氏と紫の上。
自分もお香を焚いたりするせいか(たいていスティックタイプですけど)、正倉院展でも思いましたが、香炉が「いいなぁ…」と惹かれてしまいます。
まぁ、お衣装については、小袖と袴も用意されていました。
牛車にも乗りました。
そのついでに、広島県立歴史博物館を訪問。
広島の県立歴史博物館は、広島市ではなく、県の東部・福山市にあります。
福山駅からすぐ、福山城や美術館、文学館などもある文化ゾーンエリアに位置しています。
こちらで、9月27日〜12月1日まで「源氏物語の世界展」が開催中です。
フォローさせて頂いているブログの情報で知りました。(ありがとうございます)
こちらの博物館は、以前も国宝「源氏物語絵巻」の復元模写展も開催してくれたりと、めっちゃ自分のニーズを満たしてくれます。
さて、事前情報によると、お衣装体験や牛車乗車体験もあるとか
体験するなら写真を撮りたいじゃないですか!!
スタッフさんに撮って貰えるかもしれませんが、気兼ねなく頼むなら専属カメラマンが…。
もともと、帰省の為に福山駅まで妹に迎えに来て貰うことになっていたので、声を掛けてみることに。
すると牛車体験に興味を示したので、チケットを奢って、まんまとカメラマンゲットです
…だったのですが、「ごめん〜入館時間に間に合いそうにないわぁ」と連絡。
まぁ、そんな気はしていたんですけどね…
というわけで、博物館へは一人で行くことに。(買ってあった前売り券は、ちゃっかり妹が持って帰りやがりましたが…)
特別展の展示内容は、『源氏物語』の舞台となる寝殿の模型や登場する装束(主に女性)を紹介するもの。
画像がある通り、ほぼ写真撮影OKです。
展示品のほとんどが京都にある風俗博物館からの貸出品です。
なので、自分も過去に見たことがあったり。
平安装束についての関連書籍もいっぱい持っていたりするので、目新しいわけではないですが…。
でも、自分が大好きな世界観ですから、目の前にするとわくわくしちゃいますね
襲の色目の再現。
書籍だと色だけで紹介してあることが多いので、こうやって衣にしてあると、より勉強になります。
美しい色を生み出す材料たち。
花はともかく、木の皮などから色が出ると気づいた先人たちってすごいよなぁと思うのです。
このお衣装に、一目見てビビッときてしまいました。
薬師寺の派手好き天女様のお衣装だ〜
NHKの「びじゅチューン」で取り上げられていたのですよね〜。
こんなところで、世界が繋がってくるとは。
十二単も時代によって変遷が。
こちらは、令和の即位礼で皇后様がお召しになったお衣装を再現したものです。
十二単といっても、衣を実際に12枚も重ねるわけではありません。
それでも、かなりずっしり重いというのに…。
こちらは、20枚も重ねたもの。
妍子様は派手好きで、宴用に女房達にこういうお衣装を仕立てたそうです。
いや、身動きとれんやろ…
模型の裏側は、【玉鬘】で描かれる、お正月用のお衣装配りの場面ですね。
光源氏と紫の上。
ちっちゃいけれど、ちゃんとお衣装も再現されているのですよねぇ。
調度品の展示も。
自分もお香を焚いたりするせいか(たいていスティックタイプですけど)、正倉院展でも思いましたが、香炉が「いいなぁ…」と惹かれてしまいます。
もうちょいミニなサイズだといいと思うのですけどね。
作ろうと思えば、作れるか……(えっ)
1フロアだけの展示ですが、めっちゃ堪能。
お衣装・牛車の体験は、展示室を出て、エントランスで出来ます。(見るだけは誰でもOKですが、体験には要特別展のチケット)
他にお客さんがいなかったので、体験しちゃいます。
お衣装は女性装束と男性装束が一着ずつのようです。
もちろん、自分は女性装束を。
本当は着物で来たかったのですが、最近着てないのと荷物の関係で洋装です。
ただ違和感ないように、V首のブラウスと袴に見えそうなとワイドパンツで、バッチリ準備してきました。
髪型も普段はまとめ上げていますが、ロングヘアが映えるよう下ろして来ましたとも!!(だって、こういう時の為の長髪)
まぁ、お衣装については、小袖と袴も用意されていました。
スタッフさんがお手伝いはして下さいますが、基本的には体験者が自分で着るという感じかも。
簡易装束ですが、これでも羽織るとけっこうズッシリくるのですよねぇ。
牛車にも乗りました。
こちらは初体験かも。
他に人がいなかったこともあり、わりと自由に時間を過ごさせて貰えました。
だから、一人じゃない方が良かったんだよなぁ…
近場で大好きな平安風俗の世界に浸れて、充実の時間でした。