京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

豊国神社と方広寺

2010-02-01 14:52:20 | 日記
豊国神社は1598年に63歳で亡くなった秀吉の遺体は、遺命により東山の
阿弥陀ヶ峰の中腹に葬られ、広壮豪華な廟社が造営された。
豊臣氏の滅亡後、その廟社は徳川幕府により廃祀された。
1880年旧方広寺大仏殿跡である現在地に再建された。



唐門(国宝)は伏見城の遺構と伝わっています。
西本願寺の唐門と大徳寺の唐門と共に国宝三唐門の一つです。



社殿



方広寺
奈良の大仏が焼失後、再建されなかったため、秀吉が京都繁栄のため1586年に
大仏殿の建立を始め1595年に完成し亡父母のため1000人の憎を招いて開眼
供養を行った。大仏は火災、地震、等再三災難に会いその都度再建されましたが
1973年焼失後は再建されなく現在は本堂と梵鐘のみ残っています。
当時の広大さが見れる巨大な石を積んだ石塁(国史跡)



本堂



梵鐘(国重文)問題になった梵鐘です。
大きさでは日本三大梵鐘の一つです。



この梵鐘は火災後1614年開眼供養の直前、梵鐘の銘文中の「国家安康君臣豊楽」の
文辞に家康が不満を述べて供養を延期する鐘銘事件が起こり、同年大阪冬の陣が起こり
ました。