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【No.805】世界サッカー紀行2002 後藤健生:著

2020-12-02 18:47:03 | サッカー本








1:タイトル 世界サッカー紀行2002
 
2:サブタイトル
 
3:筆者 後藤健生
 
4:発行 文藝春秋
 
5:サイズ 19.0cm
 
6:説明(目次)
まえがき
 
第一章 ヨーローッパ
 崩れる国家の枠組み - どうなるヨーロッパ・サッカーの将来
 ●イングランド
  サッカー史上最大の惨事/伝統が生んだ「フーリガン」と「テラス」/
  イングランド・サッカーのルネサンス
 ●スコットランド
  世界最初の国際試合/民族対立を反映するダービーマッチ/
  一次リーグ敗退を続ける代表チーム
 ●アイルランド
  ケルト人の国、アイルランド/サッカー隆盛は1990年代以降
 ●フランス
  完全に機能しているフランスの育成システム/サッカーを見る冷めた視線/
  スペクタキュラーな勝利は可能か?/八年をかけた熟成したプラティニのチーム/
  人種のるつぼ、フランス代表
 ●ベルギー
  複雑な連邦制/ベルギー、躍進の条件/ヨーローッパ大陸の古豪
 ●オランダ
  若手育成システムの先進国/代表チームの内紛は日常茶飯事/
  夢に終わったクライフの監督就任
 ●ドイツ
  イングランド戦惨敗の衝撃/ゲームではなく勝負/アスリートたちの中で光るテクニシャン/
  PK戦での圧倒的強さ/日本との深い関わり
 ●デンマーク
  華々しいデビュー/1992年のヨーローッパ・チャンピオン
 ●スウェーデン
  名選手の供給国/「スモール・イズ・ビューティフル」!/
  1936年ショックのエピソード
 ●ロシア
  共産主義とサッカーの奇妙な共棲/多民族国家ソ連の解体とロシアのサッカー
 ●ポーランド
  1970年代の輝き/民主化が進んで国際舞台に踊り出る
 ●ハンガリー
  「マジック・マジャール」/28年目のハンガリー/
  凋落、没落のハンガリー・サッカー
 ●ブルガリア
  予想を裏切るベスト4進出/小国ならではのカウンター攻撃/
  精神的に開放されて花開く才能
 ●クロアチア
  幻のワールドカップ優勝候補/卓越したパスの深さ/
  サッカーにかぎらぬ名コーチの供給国
 ●スロベニア
  山間の小国スロベニア/芸術的ですらある組織的守備
 ●トルコ
  中央アジアからの西ヨーローッパまで
 ●イタリア
  イタリアの「レアリモス」/頑張る美学、頑張らない美学/
  「マキナ」と「ファンタジア」/せめぎ合う三つの傾向/イタリアの退潮?
 ●スペイン
  クラブ運営の成功/ワールドカップに勝てないわけ/ナショナリズムの欠如
 ●ポルトガル
  ポルトガルの風土が生む独特のサッカー/ワールドユース世代が担う黄金期
 
第二章 南北アメリカ
多様なサッカー大陸 - 南北アメリカ
 ●アルゼンチン
  嫌われた「消極的で破壊的」なイメージ/軍事政権下の奇妙な同盟/
  アルゼンチン社会におけるサッカーの機能/競争から生まれるタレント群
 ●ウルグアイ
  衰退著しい初代世界チャンピオン/古き良き南米サッカーの香り/
  黒人選手の活躍が刺激
 ●ブラジル
  世界に先駆けた黒人選手の参加/アフリカとヨーロッパの融合文化/
  「ブラジルは攻撃的」という幻想/ブラジルの変質
 ●パラグアイ
  国民の多くを失った三国戦争/強い守りのメンタリティー
 ●チリ
  ロハス事件/サッカーの神様と政治の神様のいたずら/サ・サ・コンビ/
  チリ地震とワールドカップ開催
 ●コロンビア
  ディ・スティファノを擁した幻のスーパーチーム/ポスト・バルデラマ世代はいつ育つ
 ●エクアドル
  キトとアヤキルの二都物語
 ●アメリカ合衆国
  許し難い不条理のスポーツ/ワールドカップ・アメリカ開催の思惑/
  NASLからMLSへ
 ●メキシコ
  不思議な呪文「シキッティブン・・・・・」/インディオの❝けれん❞とアメリカ合衆国の近代性/
  「メヒコ」に込められた歴史的怨念
 ●コスタリカ
  非武装国家コスタリカのディフェンス
 ●トリニダード・トバゴ
  ワールドカップ挑戦の歴史/スチームドラムとジャック・ワーナー
 
第三章 アジア
広大すぎるアジア大陸 - 分割案も浮上する
 ●日本 
  プロリーグ誕生/サッカー的な思考の欠如/語り継がれるべき経験の蓄積
 ●韓国
  選手個人の判断力の的確さ/少数精鋭で強い代表チームを作る/
  日本に勝つことが最大のアイデンティティ
 ●中国
  中央集権的強化体制が妨げに/南方のテクニックと北方のパワー
 ●香港
  東アジアをリードした香港/ここ十年で急速に凋落
 ●イラン
  アジア離れしたプレースタイル/攻守のバランスの悪さが課題
 ●サウジアラビア
  ワールドカップ初出場でいきなり二勝の快挙/インシャッラー(神の思し召しのままに)/
  王族とボランティアが支えるクラブ運営
 
第四章 アフリカ・オセアニア
ブラック・アフリカの強さは本物か?
 ●ナイジェリア
  ブラック・アフリカの新星/多民族国家ナイジェリア統合のために/
  ナイジェリアとブラジルの不思議な関係
 ●カメルーン
  オリンピック初の金メダル/イタリア・ワールドカップでの快進撃/
  部族間のダービーマッチ
 ●セネガル
  西欧のアフリカ分割の根拠
 ●チュニジア
  マグレブ諸国台頭の先駆をつける
 ●南アフリカ
  白人も黒人もそろってプレーするサッカー
 ●オーストラリア
  阻まれ続けるワールドカップへの道/フットボールの博物館/
  「移民のスポーツ」からの脱却
 
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7:価格 定価(本体1667円+税)
 
8:発売日2002(平成14)年2月25日 1刷
 
9:ISBN ISBN4-16-358240-1 c0075 ¥1667E
 
10:ページ 440ページ
 
11:星 ☆☆☆☆