中日ドラゴンズの木下雄介投手が亡くなったと言う衝撃的なニュースが駆け巡った。
まだ27歳の若さ。幼いお子さんを残しての旅立ちはどれほど心残りであったろうか。
独立リーグ時代から支えられていたという奥様のお気持ちを思うと辛い。
かける言葉も見つからず、ただただご冥福を祈るばかりだ。
彼は苦労人だったようだ。
ベイスターズの選手ではないから詳しくは知らなかった。
大学を中退し地元のジムでアルバイトをしていた時に奥様と出会い、その後押しもあって野球を再開したようだ。
独立リーグで野球を続け2016年に中日ドラゴンズの育成一位指名を受ける。
2018年に支配下登録。
同年4月15日に横浜スタジアムの対ベイスターズ戦で初登板を飾った。
その試合、私は観戦していたが残念ながら彼の写真は撮っていなかった
2020年春に足首を脱臼。手術をして離脱。
シーズン終盤に復活を遂げた。
シーズンフルに活躍できなかったことから今年にかける思いは強かっただろう。
実際オープン戦は好調で開幕一軍の座を掴みかけていたらしい。
しかしオープン戦最終戦でまたも悲劇が起こった。
投球後に肩を抱えてうずくまった。
その試合を見ていたわけではないが当時そのニュースを見たのは覚えている。
診断は右肩脱臼。
その手術と併せてトミージョン手術も受けた為、長期の離脱を余儀なくされた。
しかし乗り越えてみせると本人が前向きに語っていたニュースも拝見し密かに応援していた。
そして今回の訃報。
言葉が出ない。
色々と騒がれているけれど真相は知りようもないし知る必要もないと思っている。
勿論今後のことを思えば原因を究明した方がいいだろう。
でもご家族の気持ちを考えると私はそんなことは言えない。
その意見が間違っているとは思わないが私は言いたくない。
過去の写真からナゴヤドームで投げている木下投手の写真を見つけた。
2018年6月24日。
木下投手、お疲れ様でした。ゆっくりとお休みください。
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