T3研究所

貨物輸送(Transport)、旅客輸送(Travel)、観光(Tourism)の国内外の動向を、独自の視点で発信

国内貨物、荷動きが回復

2010-08-16 08:57:42 | 日記
日通総合研究所の「企業物流短期動向調査」によると、4~6月期は
「荷動き指数」がプラス14と、直前四半期比8ポイント改善した。
指数が2ケタのプラスになるのは2007年1~3月期(プラス10)以来。
7~9月期の見通しもプラス13と前回見通しより13ポイント改善した。
発表記事

国内運輸及び物流各社の4-6月期四半期決算も売上高は伸びている。
しかし、荷量は戻っても単価が下落しており、営業利益が圧迫されて
経営的には苦しい状況が続いているようだ。

単なる「運ぶ」や「保管する」はコモデティ化によって価格競争力を
失いつつあり、生き残るためには運輸・物流にまつわる付加価値を
組合わせた商品メニューやサービスの開発が求めらる。