海運大手3社のコンテナ船事業が計画よりも好調に推移している。
先週発表された第一四半期の決算発表でも、業績の回復が鮮明で
対前年同期比では、日本郵船が売上高・営業利益ともに300億円超、
商船三井が売上高は400億円超、営業利益は280億円超の増加と
今期は好調な滑り出しを見せている。
この背景には、リーマンショック以降の欧米での在庫調整が一段落し
新興国からの荷動き活性化を受けて、太平洋・欧州各航路で積高が
前年同四半期を大きく上回り運賃も前期からの顕著な市況回復という
量的・質的な改善がある。
このままの荷動きと運賃水準が維持されれば、通期業績の大幅な
上方修正もありそうだ。
思うに、海運業界は明治時代から日本のグローバル化の最先端に立って
海外同業者との厳しい戦いをくぐり抜けてきたつわものである。
昭和60年(1985年)のプラザ合意以降の円高による大不況を経験
当時の邦船6社が吸収合併により現在の3社に体制になっているが、
余剰船のスクラップによる船体規模の適正化と減速運航による燃料費の
圧縮など、グローバル経済の動きに合わせた適切な戦術が素晴らしい
効果をもたらしたといえる。
先週発表された第一四半期の決算発表でも、業績の回復が鮮明で
対前年同期比では、日本郵船が売上高・営業利益ともに300億円超、
商船三井が売上高は400億円超、営業利益は280億円超の増加と
今期は好調な滑り出しを見せている。
この背景には、リーマンショック以降の欧米での在庫調整が一段落し
新興国からの荷動き活性化を受けて、太平洋・欧州各航路で積高が
前年同四半期を大きく上回り運賃も前期からの顕著な市況回復という
量的・質的な改善がある。
このままの荷動きと運賃水準が維持されれば、通期業績の大幅な
上方修正もありそうだ。
思うに、海運業界は明治時代から日本のグローバル化の最先端に立って
海外同業者との厳しい戦いをくぐり抜けてきたつわものである。
昭和60年(1985年)のプラザ合意以降の円高による大不況を経験
当時の邦船6社が吸収合併により現在の3社に体制になっているが、
余剰船のスクラップによる船体規模の適正化と減速運航による燃料費の
圧縮など、グローバル経済の動きに合わせた適切な戦術が素晴らしい
効果をもたらしたといえる。