•昭和43年(1968)年9月26日、厚生省は、「水俣病は、メチル水銀化合物による中毒性の中枢神経系疾患であり、チッソ水俣工場のアセトアルデヒド製造工程で副生されたメチル水銀化合物が工場排水とともに排出され、環境を汚染し、魚介類にメチル水銀化合物が濃縮蓄積され、これらの魚介類を地域住民が多食することにより生じたものである」と、水俣病に関する公式見解を発表し、水俣病は、公害病と公式に認定されました。
•水俣病が確認された昭和31年(1956)5月から数えて12年目のことでした。同時に新潟水俣病も同じように公害病と認定されました。