インスタグラムでは統一感を重視していますが、
このブログでは私の中のストライクゾーンを目いっぱい
使おうと考えています。だから、内と外のコーナーを比べると
けっこうな温度差があるのかなと思います。それら全体を通して、
「私」が少しでも表現できてたなら、そんな嬉しいことはありません。
さて今回のは、アウトロー(outlow)ぎりぎりに投げ込んだもの。
パートカラー(イエロー)で撮ったものですが、古い建物を守るように
黄色い車止めのようなものがすらりと並んでいます。その様子が
面白くてカメラを向けたのです。ポスターの「まもろう」はファインダーの
中で気付きました。政治的思想的な意図は全くありません。
でも、写真は私の手を離れた瞬間から、一人歩きします。
もう止められません。タイトルなどでリードするのがいいのか
悪いのか、悩むところであります。
これを撮っていると、お店からスタッフの方が出てこられました。
「撮らないで」と注意されるのかなと構えてると、なんとまあ、
「夜もぜひ撮ってください。キレイですよ。」 と笑顔。
とても爽やかな気分になりました。
商業施設では、撮影禁止というところも多く、私たちはその指示に
従わなければなりません。デザインの盗用とか、本当に見てほしい人
の邪魔になるとか、その理由も理解できます。でも、軽くファインダーを
覗いているだけで、過敏な反応をするのは止めてほしいなと思います。
撮り手のマナーの問題もあるのでしょうが、双方がお互いの立場や
気持ちを尊重して、いい関係が築ければいいな、なんて思ったのでした。
【補足】
今回のスタッフの方の対応は、その方個人のお考えか、あるいは、
その支店の店長のお考えなのか、はたまた、全ての店舗共通の方針
なのかは定かではありません。 安易にこのブランドショップはOKだ
なんていう短絡的な話ではありませんので、ご注意を。
これ、フェンスを越えての撮影なのですが、下には多くの人がいます。
万一、カメラが落下したら、とても危険です。当然、重大な過失責任を
問われることになります。自分が危険なのは勝手だけれど、他の人を
危険にさらしてはいけません。ですから、こういった撮影は極力しない方
がいいなと思います。どうしても、撮りたい時はストラップを腕にぐるぐる
巻くとか、レンズの装着は大丈夫かなど、細心の注意を払わなくては
いけません。危ないから撮影は禁止だって施設も当然あると思います。
そういう場所ではルールに従いましょう。
以上、当たり前の話なのですが、ついカメラを持つとアウトローに
なりがちですので、今一度、肝に銘じておきたいものです。
*フェンスを越えてというのはカメラと腕だけですよ、もちろん。