感情って食べものとおんなじ。
感情が人を作ります。それは、胎児も一緒。経験則でも、そうだと確信します。
妊娠中の胎教、或いは,ストレスケアなど、そういう類の情報は調べれば山のように出てきます。それより一歩踏み込んで。
フツウの人より多い、妊娠体験と自然分娩と帝王切開両方の出産経験、子育て体験がありますが、確信したことのひとつに、妊娠中の感情と子どもの気質の密接な関係性があります。感情の揺れがストレスとして影響するという概念から一歩踏み込んで、妊娠中に感じた感情とその子の気質や潜在的な性格志向みたいなものが関係してるなあと思ったのが、3番目出産後でした。それから回を重ねるごとに、それぞれに経験した出来事と感情を俯瞰してみたところ、どうやら感情がエイヨウとなって子どもに行ってしまっていたらしいことを確信しました。それぞれに強く抱いた感情が、そのまま子の性格の礎をっていうか。ですから、恐れを強く抱いた時の子は怖がりの、否定感を強く持った時の子は自己否定が強く、怒りに満ちた時の子は感情が高揚しやすく、、、のような、そんな相関図みたいなのが、綺麗に出来上がったわけです。
経験としては、おそらく通常の人なら人生で経験しないだろうなってな事が、それなりにある人生ですが、感情さえ動かさなければ、、、つまり、動じないってやつ、、、どかーんと肝が据わった子が誕生しました。起きた出来事は客観的にみると相当に心身に堪えるようなことでしたが、秘技である薫りを酷使して(笑)意識的に感情の揺れを抑えました。すると見事に。
よって、穏やかなハッピーに包まれて過ごせば?となり、最後の妊娠中にはそれに努め、誕生した子はちょっと人間離れした雰囲気の(笑)情緒が落ち着いた子。それなり、いや、かなりキツい出来事があったにも関わらず。そう、妊娠ごとにとんでもないことが起こるのは恒例なのでした。そして忙しいんで、胎教するための時間なんてとれません。にも関わらず、胎教に良いことばかりしたみたいな子です(笑)
まあね、たまたまといえばたまたま。そして、何百、何千と統計をとっていないんで、主観であり非科学的ではありますが,子沢山の母親としては体感という経験でしか得られないモノがあるのですねえ。あれです、母親の勘。これは侮れないやつ(笑)
まあ、エビデンスの取りようがないんでアレですが、実際に妊娠中に感じたストレスなり感情は、ホルモンへと変換されて実際に胎児に影響を及ばし、成長やそういう妊娠経過に関係するという論拠はあるようです。が、単純に考えて、大人だって感情がその人を作るでしょ。心の向きだったり精神状態などのメンタルから、身体的な影響をも及ぼすのは周知の事実。いわゆる、自律神経失調症などは、内外のストレス過多からバランスを崩し、心や体調などに不都合や不調が生じるヤマイ。ヒトには恒常性があり、通常不都合無きよう変化を阻害・一定にする働きをしますが、自律神経が乱れると恒常性も乱れシンドイ症状が現れたりします。そう、バランスを崩す。突発的にそういう状態になること、パニック障害などもそう。ですから、感情を穏やかに、仮に大きなストレス環境やストレッサーがあったとしても、感情を整え、過度に揺れさなければ、心身を健やかに保つことは可能なのです。いわゆる、禅やマインドフルネス、ストレスマネジメントやアンガーマネジメントなどの役割や意義はここのところで、ヨガが心身特にメンタルに良いと言われるのは、深い呼吸による自律神経の調整とリラクゼーション、その思想によるところも大きいのだと思います。
感情って人のエサなんですよね。それは自身を作るエサでもあり、他者との関係性をも作る。良好な関係性は感情の安定は必須で、自分で自分のご機嫌取りのできない人間はサイアクです。そう、人に委ね、自身で責任を負わないこと。
胎教って色々あります。最新の研究,もあるでしょ。音楽や芸術や。でもそれってただの方法であって、最終的には母親の感情ありきなんですよね。それによって母親がどんだけシアワセ感じられるか。ですから、何もしなくってもとびっきりシアワセでいたら、ハッピーな子が!何度も言います。どんな環境にあろうとも、どんなことが起きようとも、心は自分で作る。感情は自分で整える。それが一番です!
シアワセな時間を!