ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アルバムの作り方(時間)

2010年02月12日 | 音楽
いきなり本題からズレますが・・・

TOKIOの城島君のギターは上手いのですかね?(質問)
以前、フクヤ◎ニアさんに「芸能人でフクヤ◎君より上手い人居たら、挙げてみてください!!!」と
イジメられた事があるので・・。(っうか、今剛その他、凄腕がRECに参加しているというのに)
(本人のプレイも聞いたけど・・・)
(本人多忙だろうし・・「竜馬伝」楽しみにしてます。キャラもキラいではないのですよ。)

城島君は昔、アンセムの清水昭男にレッスンを受けていたと
知人に聞いた事はあるのですが、ネットで調べると
「イカ天」とかに出てた冗談系バンドより、TOKIOは遥かに上手い、が・・
本職ギタープレーヤー目線で見ると「普通」「よく居る位」とか、
野村のよっちゃんにはまだまだ・・とネットでは出てきます・・。
バラエティーやドラマ等に忙しい芸能人にしては

城島君はかなり奮闘しているニューカマー(?)なのかな?と、思いますが、

他にも上手い(あくまでもミュージシャン目線として)人、居ますかね?
フラメンコかな?で居た感じはしますが
野村のよっちゃんに近い人はまだ現れないかな?
うじきつよしは、元来筋金入りのプロロックギタリストだし・・。
マーティーは言うまでも無く・・・本職の天才ギタリストだし・・。
(フクヤ◎とTOKI◎の荒らしが来ない事を願います)

本題ですが


やはりアナログLP時代の片面23分、両面46分って
ある意味、良く出来ていたと思うんですよねぇ。

私は基本、音楽作品をお気に入りの1曲とかではなく
アルバムトータルで聴いて、自分なりの感想、または評価をするタイプです。
(昔の?洋楽タイプ)

今はLP、CDを通り過ぎて、I-POD等のハードにネットから
ダウンロードし曲を入れて・・・時代になっていますしねぇ。
折角名曲、名作が出来てもダウンロードして、メディアに移さないと
機械が壊れれば、バックアップ取らないと聴かなくなる事多くなりますよねぇ。
再ダウンロードという手もありますが、
音楽家が1曲に賭けて作るという音楽の重みが
組織的に軽くなってくる気がします。
(私も曲作ってますしね・・、古いタイプのレイドバック野郎だし)

私、音楽を小さいオーディプレーヤーに保存しても
コピーもので十分なんでやはり大元は持っていたいですねぇ(CD等ですね)
CDが市場に出た時はコンパクトなディスクになった事で
レコードアルバムのアルバムジャケットの迫力をアートを鑑賞する
楽しみが減り、収録時間数も増えたという事もあり
曲数と聞く時間がハンパなく増えましたね。
1作品(ベスト盤やライブ盤を除く)16曲とか・・・。
勿論、LP時代は2枚組みになったりですがLPの2枚組みだと値段が高いし
CDになって曲作りにおいて曲の長さを
心配しなくて良くはなりましたが、レコードのA/B面をひっくり返すという
インターバルで一呼吸する余裕が無くなるのですよね。

(確かに交換する味わいも良いし、交換しなくて良いラクさ両方の良さがありますが)

ので、1アルバム、73分丸丸秒とかの作品が当たり前になりましたし、
時代はどんどん、どよ~んとしたサウンドが増えて行ったので
1枚聴くのが苦痛なモノが圧倒的に増えました。

人間の音楽を聴く集中力は最大でも40分だ!と発言したのは
メガデスのデイブムステイン。
1枚の作品という事で聴くと、確かに60分を過ぎると
(今では更に短い)完全に聴く事に集中する「集聴力」が散漫になる!
そう言い切っていたムステインもレコード会社の意向には逆らえず?
時間の長い作品が出てきました。

大体のアルバムがそんな感じなんで、1曲における重みが
大分失われた感じが私個人はあります。
やはり自分や仲間と良い曲と思って作った曲は出来れば
作品を大切にして欲しいと思うのはアーティストの性。(音楽にも限らず)

この時代、私は、特にロックCDからはかなり離れましたので
(70年代のJAZZ・フュージョンやFUNK、ボサノヴァとかがメインでした)

詳しくはチェックしていませんが
集中力をまず時間の面で絶やさないようにと製作されていたアーティストは
早弾きメタルのインペリテリ位しか知りません。
(多分、他にもあるとおもいますがね)
コレが90年代に既に陥っていた、私が思うに良くないと思う音楽制作の1つですね。
最近のミュージシャンの作品は時間が大分、簡略化されてきましたけどね。

勿論、これは私の聴き方であって、人によっては
「何だ、このアルバム、10曲で50分しか入っていないの!?」と
思う人もいるはずですしね。
まあ、それが90年代のレコーディングの方針もそうだったと感じますし。

所謂、古いタイプの人間にとって
「名盤」というアルバムが減っ行ったと思ったりしますし

これからは1曲で聴く時代に大戻りするのかな???
(ジュークボックス時代とか)

ちと、ウンチクが長くなりました・・。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OVERKILL | トップ | こんなエフェクターはイヤだ! »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感ですねぇ・・・。 (しま)
2010-02-11 23:50:56
もう、オペレーション・マインドクライムのような作品が売れることって、
しばらくないんじゃないかと思ってます。

再生環境の普及によって、音楽を『聞く』人は確実に増えてますが、
それと反比例して、音楽を『聴く』人は減ってるように思います。
返信する
城島リーダー (ミルクマン)
2010-02-12 00:20:13
二年前かな、偶然立ち読みしたGM誌に長瀬君とセットで機材の特集出てましたね。
その中でリーダーは、長瀬君が音作り等、とにかく凝るタイプなので、必然的に自分はシンプルな音、プレイを選ぶ事になる、と言ってました。
「20へぇ~」でしたね(^0^)
ちなみに私「オペレーション・マインドクライム2」発売日に買って
通して聞いて、それっきりなんですけど・・・
まあ社会に出て忙しくてかもですが・・・
返信する
しまさん (太郎)
2010-02-12 00:34:41
90年前後は素晴らしいコンセプトアルバムが
結構出ていましたよね。
クイーンズライチにWASPやサヴァタージと。
特に日本人は「真面目に音を聴く」でしたしね、
今でもパープルの「ライブインジャパン」は名作と思いますし・・

洋楽好き(特にロック系)はアルバム単体で聴く習性がある感じですが
今は1曲、良い曲があれば・・・的感じで
「イージーリスニング化」しているかも。
その1曲も中々出ない時代ですしね。
返信する
ミルクマンさん (太郎)
2010-02-12 00:39:11
そういえば長瀬君も弾きましたよね。
07年のGM誌に出たそうですね。
城島君はESP系が多く、後はミュージックマンを紅白で弾いてましたな。
ネット系で見ると「高見沢から貰ったギター」とか
ありましたが・・それに付随して付いてきたコメントが
「高見沢よりは上手い・・・」というのを見ました(爆)
(今度はアルフィーファンが怖い(笑))

オペレーションマインドクライム2なんて
発売されてたのですか!(10へぇ~)
返信する
一長一短? (arayan)
2010-02-12 12:24:57
私も太郎さんと同じ事を考えていました。
昔LPの時友人との会話で「A面の~曲目が
良かった」「B面のケツの曲が良かった」とか
会話ができましたが、今は「このCDの8曲目
が良かった(?)」なんて会話をしているので
しょうか。(・・・。)

LPは時間が短いので逆にA面・B面の最初と
ラストの曲は強力ないい曲を持ってきて
いたような気がします。

今CDは一杯ありますが、最初から最後の曲
まで覚えている枚数の少ないこと・・。(苦笑)

最近は確かに覚えるほど繰り返し聴くほど
気に入ったものが少なくなっています。

逆にライブ盤では、「こんだけしか入って
いないの~?」と思う事はしばしばありましたが、CDを後から出し直すたびに曲が増えていくのもなんだかな~。といった感じです。

ライブ盤で「完全盤!」と言われると、「じゃ、前に出したのは”不完全盤か”!」とツッコミを入れたくなる今日この頃です。
返信する
arayanさん (太郎)
2010-02-12 17:40:56
そうですよね、私も同じく
アナログ時代(またはCD→テープにダビング)は
A面の何曲目が~とかいう表現でしたね。

アルバムの1曲目はまず強力なモノを持ってくるのは
やはりそのアルバムの方向性を示しますからね
1曲目しくじると、2曲目以降、失望しないか?
不安になってきますね。

同じく、アルバム丸ごと曲を覚えている作品って
かなり減りました。

完全版・・・
JL&Cの「フリースピリット」や
ZEPの「狂熱のライブ」の完全版、聴いてみたいです。

ただ、LPと違って・・・
ドラム等の迫力が高音に削られてしまってそうで怖いですが。
返信する

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事