ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

クリスチャンメタルバンド 「ストライパー」

2007年10月18日 | 音楽
勿論、クリスチャンのメタラーやミュージシャンなんて海外では
大多数がそうかもしれないけど、このストライパーは
「クリスチャンメタルバンド」前面に押し出し、ステージ上から聖書を
オーディエンスに投げ込む、そして、「過った道を僕らの音楽で正しい神の
教えの方向へ導くのが使命だよ」とこちらからしたら、余計なお世話という
考えを純粋に持ち、歌詞もラブソングかと思ったら、
神が優しく守ってくれる的なメッセージで驚きました。
ステージ前は聖書のお勉強、ステージから聖書を客席に投げ入れ、
ツアーバスではグルーピー・・・・・(なんじゃ、そりゃ・・・)
そして、ジーザスを愛しているのに、一番、バンドに不快感を示し
弾圧したのは、実はキリスト教団体と・・・。

私、何故か、「ヘルウィズザデビル」以外はLP、CDを一時解散前の
「無法の掟」迄持っているんです。
そして、ボーカル、ギターのマイケルスイートのその名の通りの
スイーティーなハイトーンボーカル、素晴らしく綺麗なコーラス、
充実した楽曲。オズフォックスとマイケルスイートのたまにカッコいい
ツインリードギター、堅実なリズム隊。
日本来日公演の1曲目「IN GOD WE TRUST」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=RXXddz2Saus

日本公演の時は東京、日本武道館でした。
正直、ストライパークラスで日本武道館はおかしいのではないか?と、
当時、高校生だった私でも思ったモノです。
実際、チケットが売れず、相当、招待券をバラまいたそうな。
そして、気の毒に、中盤迄のあまりに悪いPAバランス。
リードギターであるハズのオズフォックスのギターが小さく、
私のように、全曲ギターを弾く訳では無いマイケルスイートのギターの方が
目立ってしまった事。
メンバーもステージで困惑とイラ立ちの表情とゼスチャーをします。
しかし、ステージは中盤から盛り返し、「トゥヘルウィブデビル」で
きちんとエンディングをシメました。
やはり、このバンドは楽曲の良さと、メロディーの綺麗さ、コーラス。
そして、マイケルスイートの正確無比なハイトーンボーカルでしょうね。
「信頼すべきは神のみ・神を信じるんだ・(神こそ唯一の道)」等、
まあ、クリスチャンでは無い私はチト、十字軍の押し付け弾圧遠征等を
想像していますが、「愛の全てを」では
「僕を信じて、君を最後まで助けてあげよう」とラブソングでは無い
(私はメロディー的にありがちなラブソングかと思ってました)
まあ、背景は「神」だと思いますが、綺麗な曲を作り上げます。

アメリカツアーではストライパーをヘッドライナーにTNTと日本の
ラウドネスを従えてツアーしますが、最初は露骨に「ラウドネスは
ヘビー過ぎる」と嫌悪感を示していたけど、途中から
高崎晃に「ギターを教えてくれ」とフレンドリーになってきたそうな。

しかし、続く、アルバム「無法の掟」では、当時のアメリカンバンドが
ヨーロッパ的テイストや素晴らしいメロディーを捨てたように
モトリクルーの出来損ないの様な作品を出して、リスナーは
ズッコケます。以前書いたスティールハートの2nd、そして
クリムゾングローリーの3rdの様な感じですね。
そして、ボーカルギターのマイケルスイートの脱退、解散・・・。

近年、また、再結成してますね。
メタルというより、ハードロックの位置に居る、POPなメロディーを持った
このバンド、あのバンド名のごとき、黄色と黒のストライプの
衣装や楽器はダサダサでしたが、良いバンドですね。

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2 コメント

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Unknown (770days)
2007-10-18 23:29:47
マイケル・スウィートの声は確かに澄んだハイトーンで魅力的でしたね。
プロモもよく出来てましたし・・・

ただ、優しい感じのクリスチャンメタルとはいえ、ライブで聖書を配ったり、特にギタリスト(名前忘れた^^)などは、本気のキリスト教原理主義者で、当時のBURRN誌のニューヨーク特派員の林某氏などは、「怖い」と書いてました。

でも、曲はポップでほんと爽快でした。
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770daysさん (太郎)
2007-10-18 23:44:30
オズフォックスですね・・・・。
原理主義は・・・・。
私は優しいクリスチャンバンドというイメージは無いんですよね。
ちと、押し付けがましい所はありましたから。
そう、ライブで聖書を投げるという行為は
どんなものかなぁ?と思っていました。
やはり、プライドが高いですからねぇ・・。

曲、ボーカル、コーラスは本当に素晴らしかったですね。
良いバンドです。
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